ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2626】 らぁめん山と樹 (東京・高円寺) 味玉塩らぁめん 大盛り


<麺も汁も旨味でグイグイ食わせる〜大盛りで腹パン!>


 私事ですが、1月はあっという間に終わった・・・・。KVCグループ「一番館」で相当に100円ハイボールを飲み干した月でありましたが、それだけ悶々とストレスを感じておった次第。来月からは、もう少し普通の生活に戻しましょう。だから、1月最後のこの夜だけは、特別なものを食いたかった。








 そういえば「1月中にもう一度食いたいー!」ということを思い出しました。次回は塩でなんてね!。と考えていたら、本当に再訪問をしてしまいました。いや〜・・人間というものは、未練とかイメージとか出来ることは、結局実行してしまうのでしょうね〜。でも今回の訪問で違うことは、「サービス券」を前もってもらっていると言うこと。トッピングが一品無料サービスだってさ。ならば王道の「味玉」で決まり!なのですが、麺の大盛りも気になるー。トッピングと同じ料金なので、交渉すれば麺大盛りへのサービス券対応も可能かもしれませんが、迷うくらいなら両方手に入れよう。味玉はサービス券で、大盛りは自腹で、今回は、「味玉塩らぁめん 大盛り」とさせていただきました。












汁:「じわっと来る塩気と乾物系の旨味に、仄かに香る生姜のエッジング!」


 先客2名さんと、カウンターに離れて座る。たまたま同タイミングで入店したから、生産ロットが揃ったわけです。同時な配膳の瞬間は、私のオーダーした丼が異様に存在感を表します。なんたって大盛り2玉ですから、レギュラー丼では役不足。ふた回り程度大きめの丼が、悠々と配膳される様は、実に気持ちが良いものです。そして、やっちまった感も同時に少しもたげる瞬間ですね・・・。







 全部平らげて腹膨れてしんどい思いをするなら、いっそスープ残そうかなと思っていた矢先、実に美味そうなスープ感覚で、これは実に皮肉ですよ。清湯系ですが軽い霞を湛えている感じ。実際にレンゲでスープをもたげてみると、淡い琥珀色のようです。流行る気持ちを抑えてまずは一口。うお・・・懐かしさ感じるようで、新しいようで、それでもしかしノスタルジー感じる不思議な感覚ですよ。これは口へと運ぶレンゲが止まらん系だわ・・・・。







 鶏ガラか?そして豚骨というより「豚肉」と呼びたいエキス感。そんな動物系のあっさり目で丁寧な煮出しが実に良いです。その上に、昆布など乾物系の味わいがジーーンと滲みますし、ひょっとしたら節系や小魚系の味もうっすらと沁みているかもしれない仕上がり。うまし・・・と思っていたところに、味わいの中盤から後半に「生姜系」のさっぱり感がふわっと広がる。この瞬間が、私を魅惑の底へと突き落とすのだな・・・。








 しかし、実のところを言うと、しっかりとした塩味が痛快だったかもです。それでいてパンチは一切なく、トンガリも、妙な後味エッジも一切ない。塩気が濃ゆいほどでもないけど、決して淡白な塩気でもないところが「絶妙」と言わしめます。いやー、醤油ダレはわかりやすい美味だったけど、これも少しだけ複雑系なぶんだけ、うまいかもね。

 





麺:「手揉み感が素朴で美味いボコボコ平麺!大盛り二玉の幸福感!!」


 スープを先に感動してしまったけど、実はこの麺を腹いっぱいに堪能したかったから、今回は来たのだ。手揉み麺とくれば、中央線なら「くじら食堂@東小金井」なのだけど、それよりここは新宿に近いだけ、スタイリッシュかも。全粒粉か麩を少し配合させつつ打ち込まれた多加水麺がうまし。茹でる前の、腰を入れた手もみが、口当たりから喉越しに至るまで、ニュルニュル・・・ゴツゴツっと口の中を通り過ぎます。JR湘南新宿ラインが、大崎駅付近でポイントをガタガタっと超える揺れとタイミングに、なんだか近いものを覚えるかも(この部分、アメトーーク鉄道芸人に影響されとります)。







 それにしても、2玉は300g少し超えるのでは?。汁系でこのボリュームで、こう言う淡麗系でたくさん食わしてくれるのは、実に嬉しい。嬉しいけど、私のようなラヲタ以外には、1.5玉で+50円と言う設定があったほうが良いかと思います。しかしね・・・実は好きな麺をたらふく食って、本当に幸せ感がありました。二郎とも違う、腹膨れて幸せな感覚。わからんと思うけど・・・・。













具:「自重で解けるチャーシュー健在!味玉少し緩みて卵黄旨し!」


 チャーシューは、昨今は「レアチャーシュー」がメジャーになりつつある中、この手の基本に忠実なチャーシューを出してくるのが、たまらなく嬉しいです。どこか「満来」「ほりうち」に通じる部分もあるような、ロース肉が嬉しいです。チャーシュー丼って、バラ肉を使うようなのだけど、使い分けているのか?






 
 味玉がまたうまかった!サービス券でタダだと思うからか余計にか?。しかし、緩めの卵黄とスープの塩気の相性が最高。スープを濁らせないように気を使ったものの、そこはあえてスープに卵黄を溶かしながら食うしかなかった。













 総じまして、「丁寧さと素朴さ溢れる、気持ち良き満腹幸福感なる塩麺!」と言うそのまま何のひねりもない感想でごめんちゃい。だって本当に美味いもんで胃袋が満たされると幸せなんだもん。ごちそうさまー、と告げて立ち去ろうとしたら、ご店主が出口前で待っててくれました。あ、ワシの面が割れたかと思いましたが、また新しいサービス券を手渡してくれた次第。こうなれば、サービス券もらい続けるうちは、無限ループで食うしかないわな^_^。もちろん、受けて立ちますよ(о´∀`о)。 このスープと素朴な麺に惚れてますから。そんな幸福感に包まれて、夜空の冷たい月を見上げつつ、帰宅の途へ着きましたー。そんなハートフルな夜に、詠います!



   慌たゞし
   あっと過ぎ行く
   睦月哉



   食って腹パン
   ヤなこと忘れる



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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