ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2625】 二葉 上荻店 (東京・荻窪) 熟成中華そば 大盛り

コスパと割りきりが良い店!>


 何気にこのお店「二葉 上荻店」は、好きで一時期とってもハマったんです。手頃な値段で、そこそこ良いものが、しっかりと頂ける。そんな三拍子が揃った感じもあるし、路地裏の暗がりで哀愁感じる店先も、個人的には好み。今回は飲まなかったけど、ここの生ビールのジョッキの冷え冷えぶりが半端なく、垂れた泡がジョッキの縁で凍りつくほどです。なんだかアレコレと徹底しているのが、気持ち良い店かもです。








 いつも食う「熟成中華そば」は、その昔680円だったはず。少しだけ値上がりしたが、その一極集中にかけるトッピングに割り切りも気持ち良いかな。また、大盛りとくれば半端を嫌うように、しっかりとマシてくれると言う割り切りも好き。今回は、そういう割り切りを楽しむ一杯です。


   











汁:「醤油ダレは塩気ピッチリ過ぎず穏やか! 鶏豚の程よい煮出しの清湯の遥か遠くに柚子の香り」


 配膳の瞬間が、気持ち良い!。700円そこそこの中華そばとは思えぬ「肉盛り」の素晴らしさ!。しかも上質さが伺えますので、この時点である程度、評価のボーダーラインを超えているのです。そういう興奮も冷めやらぬ状態で、まずはレンゲでスープをいただくことに。







 相変わらず穏やかな醤油ブラウンは、磨きをかけたような透明感なのだけど、ガラスのような冷たさがない親しみやすさを滲ませます。じわっと醤油ダレに塩気を感じる一方で、どぎつくない円やかな風味がいいね。魚介の優しさもあるようにも思えますが、ベースはしっかりとした動物系の旨味裏付けを感じます。しかもベタベタしなくてスッキリとした動物系のコク。以前には無かった柚子の皮。ほんの少しの欠片なのだが、後半になるにつれ、香りだけ仄かに感じさせます。しかしそれは柚子嫌いにも分からないかも?なレベルで、実に仄かな風合いが、魅力的です。







 この一杯は、薬味やトッピングがシンプルなのがいいね。味がバラけないというか、麺の方から滲む風合いが素直にスープに映るかも。













麺:「しばらく足が遠のいているうちに、やや素朴な風合いに変化!? 大盛り+50円嬉しいが、ひょっとして2玉に近くない!?」


 こう言う麺だったけ? 微妙に蕎麦らしい褐色めいていないか?。こちらは自家製麺なので、工夫はいろいろできそうですが、モチモチさをキープ。密度感ゆるやか目に、スパスパっと食えるようなライトな感覚がいい感じです。以前より素朴感がアップしていいね。







 キレイに、どんぶりの中で折りたたまれた麺は、多少窮屈にも見えます。食っても食っても、あまり減るような感じもしない。大盛りが50円だったので、中盛り程度だろうと舐めていたら、しっかりとした大盛りでありました。しかも、倍近くないかな、このボリューム感は!







 これは、汁を吸い込んでからが性能発揮と言う感覚です。醤油スープのあっさり動物系コク味が、しんなりと浸透しているのがわかる一方、麺風味をスープに吐き出しているのがよくわかるようー。ズボボボボボボボーーーーって、啜るのも楽しい一方、奥歯ですり潰すのも快感を与えます。







具:「デフォルトでこの肉ボリューム!しかも美しい二種盛り!レアチャーシュー加わったのも時代変化だね!?」


 以前はバラチャーシューのロールスライスが、これでもかと麺顔を埋め尽くしていた一杯。今では、ロース肉のレアチャーシューなんぞに変わっていて、時代の流れもしっかりとキャッチしています。バラチャーシューは、濃すぎない醤油ダレで、脂の甘みを十分に感じるタイプ。またレアチャーシューは、最高に酒のアテになりそう。このお店は、チャーシュー作りに自信があるのかもしれません。そういえば、昔「美味しんぼ」にラーメン三銃士ってのが、山岡が紹介してたね。麺とスープと、チャーシューの達人。この三銃士ってのは、三人揃わないと何も出来ない気がしたものだー。しかし、ここの店主は違うのである!。








 ナルト、メンマ、海苔・・・・・こう言ういつもの三兄弟は不在なのも、印象的です。チャーシューに全てをかけたのかも。「ナルトもメンマもないけれど」、美味いものは美味い。






 総じまして、「満足感嬉しい肉と麺大盛りのサービス精神!」と言うそのまま何のひねりもない感想でごめんちゃい!。今回は、変わらぬ心情と、時の流れに変化して行くところが、はっきりと分かって、これもまた良かった。これからも、このメニューしか食わんかもしれませんが、今年はちょくちょくと訪問機会を増やそうと考えております。まだまだ冬の冷たさが厳しいですが、鼻は季節を先取りしつつあります。もっと暖かくなったら、生中だな、今度こそ!と言うことで、花粉症を引きずりながら、詠います!



   風寒し
   埃と花粉
   舞う路地に



   しっかり根付く
   大盛り美学



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




微妙にセリフが違うかも・・・・

https://www.youtube.com/watch?v=1SY3aRTaA_s




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