ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2622】 中華そば みたか (東京・三鷹)油そば+キリンがラガー中瓶

<わたくし本来的、休日昼間の過ごし方>


 実に久しぶりの「中華そば みたか」です。昨年の夏以来か・・・。ちょうど一年前あたりから、代替わりか?と思わせる若手クンの台頭ぶりが元気良かったっけ。ですが、今回は従来通りの恰幅の良い若い大将が、麺釜を仕切っておいででした。休日昼間は、開店と同時に行列が絶えないお店でして、今回は終了前のラスト5人に滑り込むことができました。


 「中瓶と油ね!」


 こう軽く告げるとスラスラスラ〜っと、奥からお姉さんが愛想よくキリンラガーを運んでくれます。「アサヒですか?キリンですか?」と聞かれるかと思ったけど、どちらかと言うとキリン派だから、聞かれなくともちょうどええか・・・・(ちなみに本当はサッポロが好き)。新宿・吉祥寺と本屋を巡り疲れて、丁度アルコールが欲しかったのです。実は吉祥寺で、壱番館のハイボールってのもいいな考えたんだけど、平日通いすぎて、休日昼間かよ!と店員に思われたらちょっと恥ずかしかったので、こちらへ逃げ込みました。












タレ:「汁なしなのか・・・汁少なめすぎるのか・・・」


 「みたか」の油そばは、デフォルトのラーメンを凝縮したような味わい。だから好きなんです。通常の油そばに見られる、ラーメンや中華そばとは「別物」っていう疎外感がなく、この店の一連の味わいの延長に、この汁無し系油そばが存在するという立ち位置。だから、汁無しというより、本当は「すごく汁が少なめ」というラーメンに近いかも。汁無し系としては、汁が多い部類に入ります。








 タレは、醤油誰と調味料の輪郭がキリリとしています。そこに刻みネギの苦味甘味が入り混じり、クタクタもやしの汁気がさっぱりと全体を仕上げるという感覚です。もやしはかなりクタクタなのですが、何とも憎めない味わい。一方の刻みネギは、二段階の刻みとなっておりまして、「粗微塵」と「極細微塵」の構成です。油そばには「極細微塵」ネギがふんだんに振りかけられ、実に醤油ダレに絡みます。











麺:「蕎麦のように、酒にアテるようにして食う」


 麺はいつもの通りの蕎麦ライクな褐色なストレート麺。密度感よりも素朴さがウリという麺で、この店でしか味わい得ないユニークさが堪りません。汁なしですから、汁を吸い込み過ぎてダレることなく、しっかりとした歯ごたえと喉越しシルエットが印象的です。薄力粉を少なめにして、強力粉に入れ替えたか?一般的な玉子麺とも真逆な立ち位置なのが、実に痛快で素朴に思えるポイントと感じてます。もやしとネギとも絡みが抜群だし、ご飯というより、酒のアテになる麺料理。もしもここに辣油があったとしらならば・・・かなり飲みアテ方向に傾くはずです。












具:「どうしてスカスカな肉がこんなにも恋しいのか」


 具は、いつものラーメンの通り。名物で脂の抜け切ったようなチャーシューは、醤油ダレに出会うといきなり吸い込んで、じわじわと肉本来のプレゼンスの高さを取り戻します。しかし、量が少ないのあ微妙でして、なおかつワンコイン近辺で頑張っている店としては、悪くないと納得します。メンマも大衆系なのですが、実にきめ細かくて優しい歯ごたえだから、好き。







 総じまして、「私にとってはもはや心情的な一杯」かも。もはや、ラーメン食いに「みたか」へ行くのではなく、「みたか」で過ごす為に、みたかへ行くという感覚でしょうか。この店は、行くと妙な達成感というか、充足感というか、あとで満たされるのです。だから私は、別に腹が減ってなくとも、ここに来るのでしょう。私の中ではそれは宗教なのか?休日に教会へ行くような気分に近いかもしれませんな・・・・。だから呟く、アーメン、ラーメン、油そば。・・・・なので詠います!。



   休日に
   心休める
   麺の園



   罪を知るなり
   麺と汁なし



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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