ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン3053】 栄屋ミルクホール (東京・神田) カレーラーメン ~王道にして枯れないカレーラーメン!

【東京都内で町中華カレーラーメン」ならここ!シリーズ その4】
<相変わらず町中華の代表作のような佇まい!外も内もラーメンも!>

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 困ったことやトラブル、大切な仕事は朝一番で対応するのが仕事の流儀。そもそも後回しにても心が落ち着かないだけだからね・・・。若い時は早合点と取られて失敗したこともあったけど、何度も続けていると、分かった分かったもういい、伝わったから・・・と相手も態度が軟化してゆくもんです。これオレなりの必勝法って言えば大げさだけど、ま、そういうもんです。ただ・・・終わったあと、暇すぎて昼飯タイムまで時間が余ってしまう。仕方なく、コーヒーショップでしばらくモバイルワークで過ごすこととし、ゆるゆると早い営業開始の町中華屋へと移動することとしました。今回のターゲットは、神田にある「栄屋ミルクホール」さん。お気に入りの店です。
 

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明日へと駆け出してゆこう

明日へと駆け出してゆこう

 

 

 そういえば、町中華が数年前から少しブームみたいに盛り上がっているように感じます。町の書店のグルメ本コーナーには、必ずと言っていいほど最新ラーメン本が売っており、その近辺には、ムック系の町中華紹介本などがあったりする。いろいろ名店を参考にさせてもらってますが、私の中ではやはり「栄屋ミルクホール」が真っ先に頭に浮かびます。
 神田というロケーションもさることながら、その店の風貌と店内の雰囲気、そしてメニューラインナップもゲキ渋だし、なんてたって屋号がノスタルジー。「ミルクホールって何ぞ!」と最初は驚いてしまいましたが、とある方から昔は甘味処でもラーメンをよく提供していたとのことで、きっとその名残なのでありましょう。店先は銅板がふいてあり、それが錆びて緑青がいい感じ・・・なんだか見ていて仏像を眺めるがごとしの気分ですよ。落ち着く・・・。
 

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 レトロでも埃っぽくないのが大切。店内はとってもアッサリした昭和の世界観なのですが、どこかピカピカに輝いているような雰囲気。厨房とホールは大将ご夫婦と従妹?か姉妹の三人態勢。ホール担当の奥さま(としておこう)は、定食屋の草臥れ感がなく、どこかシャキッとしていて雰囲気的にはマダムいたい。きっと若いときは粋なお姉さんだったんでしょう。とてもハキハキと明るく対応されて、こっちも勢いにのまれてテンションが上がりそうです。多少大き目でハッキリとした声で「カレーラーメンお願い!」とコールさせてもらいました。
 
 
 
<食堂的に馴染み過ぎるカレールー!細かいブロックとホロホロ煮崩れのチャーシュー!>
 
 それにしてもこの店は、何時来ても先客がいるイメージ。昭和生まれのサラリーマンには引き寄せるオーラが伝わるのでしょう。と思ってたら、最近は若いお客もおられたりして世代を越えた人気が広がり始めている。若いお兄さんの逞しいタンメンの食いっぷりに惚れ惚れしていると、丁度タイミングよく私の一杯が運ばれてきます。それがこの麺顔。
 

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    ううー・・・こうも毎回、町中華カレーラーメンを食い続けると、とてもお馴染み。どれも同じように思えて来る(笑)。王道のカレールーを垂らしただけのような仕上がり感です。ベーススープの上に雲のように漂うカレールー。見た目は食堂系っぽいカレーですが、ジャガイモは入らないタイプ。ほかに人参も入っていないので、家庭系とは区別して食堂系とここでは伝えた次第です。
 

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    特徴としては、ラーメンの矜持と言う感じで青菜が整然とトッピングされているところ。小松菜ではなくほうれん草でした。素朴で苦甘い青菜の味が、カレーの味の中では清涼感を与えて、良い箸休めの役割をしてくれます。玉ねぎも入っておりますが、歯応えを感じさせて蕩ける前の雰囲気。野菜の味で優しくまとめると言うより、塩気主体のスパイス感がジワーっと広がるタイプのカレーでしょうか。
 

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    また印象的だったのは、チャーシュー。食べやすいように、やや細かめなブロック状に刻まれております。脂身もしっかりと残っており、旨味を適当に吐き出した感じで、あっさりとした脂甘みを感じます。また赤身の部分は、繊維が蕩けてほぐれておりますが、これはひょっとしたらカレーの具だったか?。しかし別の赤身パーツは、醤油ダレに浸かった端っこの部位が確認できて、歯応えと醤油ダレの香ばしさをしっかりと感じました。

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<ベースはサラサラ系で脂っぽくない醤油清湯!>
 
    配膳の状態で、ベースの醤油スープだけがレンゲですくわれてた!。珍しい展開ですので、せっかくですからベースをそのまま味見いたしました。ま・・・、想定内のあっさり鶏ガラ醤油清湯ですが、見た目以上に醤油のカエシを感じさせずスッキリした後味。また鶏ガラ豚骨の油分も表に存在としてアピール低く、この点もスッキリと感じさせる味構成となっております。そういえば、この店では一番のデフォルト、普通のラーメンを食って久しい・・・そろそろ食わねば忘れてしまいそう。
 

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<微妙にクシクシ感が残る、中加水ストレート細麺がナイス!>
 
 レトロ系の町中華では、麺が柔らかめの方が多いような記憶ですが、こちらはその中でも微妙にクッシリさをキープさせているようで、個人的には好印象です。芯を感じるほどでは決してありませんが、前歯を当てて力を入れるとプツプツと淡い抵抗感があるようで、そこが何となくすき。しかし時間が経つとそれもなくなり、ナチュラルに腰付きが柔らかくなり、中加水から多加水へと変化してゆくようなイメージに変化してゆきます。奥歯でプレスするとクチリと短く潰れる感じがあり、吸い込んだ汁を吐き出す。そんなそぶりをしながら、炭水化物が甘味えと変わってゆくような気がしてます・・・。
 

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 汁を吸い込むし、またカレーとも絡むので、味わいとしてはとてもしっかりと具材を絡め取ってくれます。その上基本的にはつるつるな地肌をしているから、啜りがとても軽やか。またしなやかゆえに、ハネを巻きちらすような暴れっぷりもないので、そこそこ安心してスーツ姿でも啜り食えるという大人しさがナイスです。
 
 
 
 総じまして、「王道にして枯れないカレーラーメン!」と言う気がいたしまして、レトロな雰囲気の中に、時代を生き抜いて行く王道を感じてしまいました。流行や変化に敏感に対応するのはビジネスでは基本ですが、頑固に変えず守り抜くというのも大切なんだな。なんだか食ったあとしみじみと感じ入ってしまいまいました。できることを精いっぱいはればいい・・・そのうちなんとかなるものかもしれん・・・と考えると、先日息子を叱ったオレの態度や理屈とは相反するような気がして反省。そのうちまた仕事でも家庭でもオヤジの悩みが大きくなったらまた来ます。そんな感じで自省を忘れないうちに、最後にサクッと詠って締めることといたします。
 
 
 
   スパイスと
   ノスタルジーを
   漂わせ
 
 
   王道カレー
   枯れず生き抜く
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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