ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【厳選】東京都内で町中華「天津麺」ならここ!そんな10選!!

 「天津飯・天津丼」なら食べたことあっても、「天津麺」は人生で一度も食べたことないって人が多くないですか?。実は私もこれだけラーメンを追い求めていて、数えるほどしか食べていないのです。ある日たまたまとある店のメニューで目にして、久しぶりに食って見たらちょっとハマってしまったので、今回少しまとめてみようと思った次第です。

 

 
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 そもそも、いつも何で「天津麺」をスルーしがちなのでしょうね。
 
 1)天津飯(天津丼)の派生みたいで、だったら飯の方を選ぶ
 2)そもそも高い(千円近い)!だったら五目とかうま煮そばを食う
 3)かに玉だったらそれだけを単品で食いたい
 4)そもそも和製中華料理で本場ものじゃない
 5)読めない(昔の実話)
 6)存在すら知らなかった
 
 
 それぞれで事情はあると思うのですが、今回これらを鑑みて自分なりに2つの基準を設けて回って見ました。
 
 基準1:東京都内であること(そもそも回れないと話にならん)
 基準2:600円台であること(そもそも高いメニューで懐痛しだから)
 
 これらに合致する「天津麺・天津メン・天津めん・かに玉そば」なるをさらっとリサーチしてみましたので、興味があれば参考にしてくださいー。
 
 
 

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 まずは品川区から。JR横須賀線西大井駅」と東急大井町線下神明駅」のちょうど真ん中にあります。このエリアは、かつてはちょっと賑わいがあったんでしょうか、半住宅地・半商店街みたいな雰囲気で、街中華屋がポツポツとあったようです。そんな一軒。入店するのもためらわれる劇シブなレトロ感に包まれますが、この店の大将はとても朗らかな方で、対応と居心地はナイスな感じです。大体、何を食っても安いので、常連さんなどは2品頼むか定食が多いです。
 
 高級なかに玉をイメージしがちですが、こういう庶民的な薄い焦げ目のあるタイプが、いかにも気軽で食えるご馳走ですよ。なーんて侮ってはいけません、600円という価格設定で、ちゃんとカニのほぐしみが少しですが入ってましたから!。そんなプチ贅沢は日頃頑張っているご自身のために、ご褒美としてガッツリと楽しみましょう。他にも、ニラそばとか、トーフそばとか、面白そうで試したい麺類もあります。近くに立ち寄る機会がおありなら、一度飛び込んでみてはいかがでしょうか!。

 

 
 
 

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 JR山手線「恵比寿駅」から少々8分程度歩きますが、十分な駅近なエリア。小洒落たバルとか、今風な飲み屋が軒を連ねる中、突然劇渋い店が現れる・・・それが「前川」さん。この土地柄で激安とも思えるワンコインラーメンを提供。だから、昼飯時に訪れると結構混んでて、地元のサラリーマンならよくよくご存知のお店でしょう。いかにも長年協力体制でやってきたという夫婦舟経営スタイルが、私には眩しく感じます。
 
 こちらの天津メンは、大衆的な懐かしさを感じさせるようなレトロ感溢れるのですが、食って見ると玉子のふわふわ感に泣きそうになります。卵黄のコクとらわれがちですが、白身のフルフルっとした柔ら傘には脱帽。表面の軽い焦げとのコントラストも味わいを高めて、かなりうまい部類です。他にも「サッポロ系」と呼ばれるラーメンも格安でうまそう。ここも大切にしたい店です。
 

 

 

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 実は最近、個人的には一番気になっている店かもしれない・・・それが「タカノ」さん。街中華屋というスタンスを貫きつつ、高品質低価格を実現しているのがすごい!。たまたまネットで見つけて、「うまにそば@500円」に感動して、この調子なら天津メンもうまいはず!と乗り込んでみたら思惑通りでしたよ。ここも何を食ってもハズレがない貴重なお店です。
 
 特に、天津メンの主役「玉子焼」の出来栄えと気の使い方が半端ではありません。スペイン風オムレツをオマージュしたような中華風玉子焼・・・と個人的には捉えているのですが、ややこしすぎて伝わりませんかねー。こちらは、醤油餡掛けスタイルなのもポイントが高いところです。この店は、こういった特集まとめの際には、ちょくちょくと出てくるかもしれません(笑)。

 

 
 
 

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 何回もこの店の前を通ってきたのに、その存在を知りもせず、たまたま小金井公園での散歩帰りに立ち寄ったらうまさ大発見!という流れです。これまで食べてきた天津麺の中で、トップクラスの「シンプルさ」「美しさ」「お安さ」でございますよ。天津麺の特集やってて、この麺顔を収めることができたのがとても嬉しい。
 
 大体このお店は、接客もナイスで地元民がほぼ週末の昼飯として占領している感じです。家族連れも多いし、飲みながら居座る客も気持ちよさそう。営業時間の短さと、最寄駅(東小金井)からちょっと歩くのがネックなのですが、小金井公園に来た際にちょっと家族で寄るというのはいかがでしょう? 小春日和に餃子と瓶ビールで過ごす・・・考えただけでもワクワクしませんか?

 

 
 
 

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 バブルの余韻が残ってた頃、清瀬を通り過ぎて、関越所沢ICからスキー場へよく目指していたもんです。この店の前も相当通り過ぎて、当時は一生来ないだろうと思ってたのに・・・今になって来てみたらいい店だった。壮年世代を超えた、こちらも夫婦舟経営スタイル。全体的に炒め類がお安い傾向で、それをつまみにビールをあおるか、ライスをつけてセット食にするのがお似合いの店かもしれません。
 
 そんな炒め得意な街中華屋の天津メンは、少し焦げ目のカリカリさが生きるところが特徴みたい。均一な表面の焦げ目は偶然ではなく、店主の恣意的なテクニックを感じます。玉子の焼きには、卵黄卵白のまぜこぜが、頂点に達した熱さの油とぶつかった時の衝撃と香ばしさを記憶させているようです。ここも旨い。というか、清瀬駅の周辺は、こういう庶民的な旨い店が実は多いかもしれません。
 

www.ramentabete.com

 

関連ランキング:中華料理 | 清瀬駅

 

 
 
 

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 高円寺も安くて飲み食いできる、ナイスなスポットですね。JR高円寺駅南口にある「PAL商店街」を南へ南へと下ってゆくと「ルック商店街」に変わるのですが、そのポイントから2〜3分程度歩くと、こtら「登龍園」さんがひっそりと営業しておられます。割と見過ごしがちなので、いつ行ってもサクッと座れて、そして安く食えると言うのが気に入っているところです。こちらは、奥さんが日替わりでお通しみたいなのをサービスしてくれるので、料理を待つ間はビールでお通しをつまみながらやり過ごす・・・てのはいかがでしょう。
 
 そんなこちらの「かに玉そば」は、少しワイルドな焦げ目が印象的ですが、香ばし目でサクッといただけるライトな玉焼き感覚です。のっぺらな感じがむしろ街中華のイメージにぴったり。麺は少し柔らかめなのが印象的ですが、まさに昭和の標準的な天津麺が、ここに生き残っている・・・と言う感じかもしれません。

 

 
 
 

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 阿佐ヶ谷は、南側は発展していて、北側は静かな住宅街というイメージです。住むなら北側の穏やかさが素敵なんですが、そんな中、北へと続く割と地味な商店街があります。JR阿佐ヶ谷駅から歩いて10分程度のところに、ひっそりと営業している街中華がありまして、それが「朝陽」さんです。夜だけ営業の店なので、晩酌がてら中華食って飲んで帰る・・・という地元民、それもオヤジ世代に人気なお店です。
 
 こちらの天津麺は、オーソドックスな薬味としいたけ具材の玉子焼きですが、卵焼き本来の香ばしさが実にふくよかで、カリカリ感とふわっと感を両方楽しめる感覚です。個人的には、麺が非常にこの玉子焼きとスープにあっているような気がして、実は他のメニューで麺類を食ってみたいと再訪問を考えている次第。老齢に近い大将がお元気に、そして丁寧に接客してくれるのもいい感じ。地元にこういう気軽で小さめな街中華があれば、自然と立ち寄る事でしょう。
 

 

 
 

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 ついに500円台の天津麺が!しかも東急沿線目黒区というロケーションです。武蔵小山は、割と庶民的とは言え、この低価格は驚愕です。ちなみにラーメンは350円ですから、費用構造を詳しく見てみたいもんです。駅から歩いて5〜6分で、大きめの道路に面している薄っぺらい土地に堂々と営業です。
 
 店も麺顔も、見た目は大衆街中華だなーっと最初は思っていたのですが、なんとこちらの天津メンは、カニ身がちゃんと入っております。卵焼きではありません、「かに玉」と表現すべきですね。こちらも老齢に近いご店主夫婦が、仲良くオペレーションをしておりまして、このご夫婦が甲斐甲斐しいーのが印象的です。個人的には、これから外回りのついでにこの界隈に行ったら、こちらでのランチが定番化しそうです。

 

 
 
 

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 こちらは、錦糸町を中心に支店を展開されているブランドですが、「安い」「24時間営業」ということでかなり重宝しています。特に吉祥寺店は駅からもとても近いので、終電乗り過ごして朝までウダウダと飲み食いしながら待つという使い方もできましょう。どちらかと言うと私のイメージでは午前中から飲み食いしている羨ましいお客の印象が強いのですが。
 
 さてこちらの麺顔の印象は、何といっても玉子のデカさと、カニ身のアピールでしょう。これほど全面にかに玉が覆い尽くされたのは初めてかも。卵を3個は使っているのではと思われます。それにカニ身がしっかりと入っており、ほぐし身のスカスカ感もなくて好印象。これなら飯も酒も進みそうです。他のメニューもお安いので、定食狙いで利用するのもいいですね。
 

 

 
 

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 何となく「東武練馬」周辺のお店を最後にチョイス。近くのイオンの帰りに寄っただけですが、店内外の雰囲気があまりにも、昭和の町中華っていうゲキ渋な印象だったので、こちらへ。鄙びた感があるのだろうと思いきや、週末昼飯の開店と同時に、一気に満席になるという風景です。
 
 こちらは、かに玉風玉子焼きの中でも、玉子の食感と味わいに注力したという感じ。少し強めのカリカリ感と卵のふわふわ感のコントラストを大いに楽しみましょう。周囲の方々はいかにも常連さんという感じで、ラーメン(なんと380円!)と炒め物類を組み合わせて注文するのが多かったです。スープもしっかりしてた中華風だったし、この激安ラーメンも見逃せません。
 
 
 
 以上が、私がお勧めする10店舗でした。ちなみに、天津丼・天津麺に関する餡掛けに関する地域性と種類については、少し面白い考察があります。NEVERさんでまとめておられましたので、参考までに貼っておきます。
 

 

 
 
 それではみなさんも、良い「めんライフ」をお続けくださいー。