ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3024】 千成亭 (東京・清瀬) 天津メン 〜ハード&ソフト変幻自在な玉子テクニシャン!

【東京都内の格安天津麺シリーズ その5】

<なぜか異様に「オムライス」が美味そうな街中華!ならば天津メンも美味いに決まってる!>
 
 
 近頃、「街中華」「町中華」なる店を集中的に訪問して気になるのが「オムライス」。洋食メニューと捉えているのですが、なぜかこれをメニューに加える店がとても多いのが不思議です。考えてみれば、チャーハンのテクニック、そして天津丼等卵炒めテクニックを駆使すれば容易に対応できますし、まず失敗のないメニューですからね。またケチャップも調味料として扱う中華メニューもあるわけですし、メニュー化も必然なのかもしれません。
 

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外観
 
 
 
 
 私の中の法則として、「オムライスある中華屋の天津麺(飯)は旨し!」と言うのがあるんです。玉子扱うのが好き(上手)な店の証みたいなもんで、何となく理解できませんか?。そんな感じで「ここのオムライスめちゃ美味そうやん!」とかねてから注目していたのが、「千成亭@清瀬」さんです。まあ、食べログ等のオムライスの画像を見てくださいな。卵焼きの表面が細かい気泡となっているところがたまらん・・・・。

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内観

 
 
 
 
 
 本当は素直に「オムライス」を食いたかったのです。しかし、妙な意地を張っているものですからラヲタとしてやはり今回も「天津メン」をチョイスする次第です。正直言ってちょっと後ろ髪引かれた状態ではある。

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メニュー
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<「カリカリ」と「フワフワ」の調和感!玉子の扱いとポリシーを感じる中華玉子!>
 
 
 入店時、開店直後だったからなので先客ゼロ。カウンターが奥へと流れるように伸びていて、小上がり席もしっかりとあり、いかにも地元客の昼飯晩飯で盛り上がりそうな店構えです。店の大将と奥さんがまだ仕込みの準備を続けている最中で、ここでも夫婦舟スタイルが見て取れて羨ましくなります。大将には速攻で「天津メン」とオーダーを告げましたが、そこからは流れるように調理に入ります。

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麺顔全景
 

 
 
 
 
 
 調理動作の後ろ姿だけ見てても手馴れてる・・・・って言うか美味そうに思えてきますよ。玉子を扱う動きに淀みがない上に、並行して、スープと麺の準備を進めおられ、それこそ玉子が焼きあがった数十秒後に一気に完成、そして配膳と相成ります。それがこの麺顔です。

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麺顔アップ

 
 
 
 
 
 こちらの天津メンは「餡なし系カニ玉風」と言う感じで、特徴としては、わざとカリカリ部分を作るように、満遍なく焦げ目を軽く付けていると言うところです。その均一性から焦げには「技」を感じますし、中華鍋の底の丸みを考えると最後はコテで鍋肌に押し当てて、仕上げにかかったのかもしれない・・・。そんな邪推が頭をよぎりますが、この時点ではハード系カニ玉風?だと思って箸を進めました。

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さらにアップ
 

 
 
 
 しかし食ってみると表面の軽いカリカリ感を通り越せば、そこは玉子のフワフワ感が詰まっていたと言うエッグコントラストな味風景ですよ。オムレツとは逆で卵黄と卵白を完全に混ぜ込めない焼き具合が見事。白身のふわっとした感覚に、ややトロッとした卵黄の感覚が入り混じり、全体混じり合ってフワフワとまとて感じさせるんです。具材は、椎茸が印象的で、そのクニャリとした歯ごたえと出汁を吐き出すところが、実にうまい。ところどころ薬味のネギも顔を出し、食欲をそそります。また・・・人参?と思いきや、何んとカニ身?と思える部分も実はあって、続いて掘り起こそうと探して見たが、見つからず。微妙ーーーーにカニ身が入っていたかもしれませんが、確信が持てませんでして、ごめんちゃい。
 

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割ってみた
 

 
 
 
 
 崩してスープに落としても、砕け散ることはなし。レンゲで欠けらをすくい上げ、麺を少し入れてミニラーメン状にして一気に啜り食うのが良い食べ方かもしれません。歯ごたえと感触が複雑なほど、うまく感じると思えますから。
 
 
 
 
 
 
 
<ストレートが気持ちよい中華麺!密度感じるクツクツさにスープの浸透が旨し!>
 
 
 麺はよくお目にかかる大衆的な中華麺。特記するところは少ないですが、むしろ不満がないところが素晴らしいー。ねり水の影響か全体的に密度感があるタイプで加水は高め。細麺だけどハードなもっちりさがあり、微妙に汁を吸い込んでいるところから、噛み締めるとグルテンの甘みと汁の塩気含む旨味が、混じり合います。玉子のフワフワ部分を乗っけて一緒に口の中に運んで、ワシワシと食べるのも一興ですが、ズボボボボーーーと啜り食うのも得意なイメージ。表面の光沢からして口当たりもライトで、啜りゲル抵抗感が低いです。

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麺アップ
 

 
 
 やはり街中華屋の麺は、一般的には汁を吸わせてから食った方がうまいみたいと、何となく人に教わったものを自論のように語ってしまうのは、私の悪い癖ですが・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
<実にキリリとした醤油感がナイス!玉子に染みて逆にまろやかさも受け止める!>
 
 
 醤油の輪郭が割とはっきりめに出ているスープ。塩気が薄くて玉子の風味でぼやけることを知りません。醤油のカエシだけではなく、何かしら香味の深い部分も見受けられ、ネギなどの香味系?はたまた生姜系のエッジング??も何となく感じはしますが、玉子の風味にちょっとマスキングされて、明確な判別はつきかねてしまいます。むしろそれがいい塩梅と言うべきか、適度な塩気と清涼感が、天津メンと言うイメージから少し違って見えて斬新と映ります。

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スープアップ
 

 
 
 
 
 
 玉子のまろやかさ風味を頭に入れてちょっとしっかりめの味わいに仕上げているのでしょうかね。だとしたらその計算がナイス!まろやかさをスープで受け止めた感覚が心地よく、結局最後までスープを飲み干してしまったではないか・・・。医者からはヤメとけと言われているのに、また怒られてしまうー。
 
 
 
 
 
 
 
 総じまして、「ハード&ソフト変幻自在な玉子テクニシャン!」と言うような感じで、毎度捻りが効かないまとめ方でごめんちゃい。ここはとても使い勝手が良いと改めて感じました。「オムライス」以外にもラーメンがワンコイン以下の440円ですし、炒め類うま煮類も500円前後がラインナップ。休日昼間にうだうだと、瓶ビールあおりながら過ごすにはもってこいの街中華ですし、家族連れには嬉しい店構えだしね。清瀬市ってイメージあまりなかったけど、楽しめる店が多いー。ちょっとこのエリア今後訪問頻度を上げて見たいと思います。そんな感じで今回も満足至極。浮かれた気分を忘れないうちに、最後のまとめとして詠って締めますー!。
 
 
 
   長閑なる
   リア充気取り
   麺探訪
 
 
 
   玉子の真似し
   フワフワ気分
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 
 

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味の素 KKふんわりかに玉の素 103.9g×4個

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オムライス・ヘイ!

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