ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3017】中國飯店 福龍門 (東京・高円寺) ラーメン+アサヒスーパードライ 〜高円寺酔いどれオヤジ惹きつけるお値打ち本格中華

【高円寺ワンコインラーメンシリーズ その10】

<ラーメンのみならず大活用すべき駅前中華料理店!生ビール250円!^_^>
 
 
 今回のシリーズ企画最後は、こちら「福龍門」さんへ。懇意にしていただいているレビュアーさんのオススメというか、高円寺の活動拠点というかそんな感じで、最後までとっておきました。ここは何がすごいって、ワンコインのラーメンより、『250円の生ビール』がすごいですよ。平日昼間のファミレスも真っ青なこの価格設定がすげー。しかも少し前までは200円だったからって言うから恐ろしい・・・。この日訪問したタイミングは昼間だったんですが、すでに酔いどれオヤジが店内に点在しておりました。完璧に呂律が回らない状態ーーー。それでもちゃんとオーダー聞き取る店員さんもナイスです。
 
 

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外観 店先で弁当も売っている〜
 
 
 
 
 
 
 
 メニュー開けると、もう酒のつまみ前提のラインナップ!。500円もあれば立派な炒め物が提供される上に、定食セットもなかなかのボリュームみたい。酔いどれ客の他には学生さんもおられてガッツリと食ってましたわーーー。で、最初に生ビールだけを速攻で注文ですよ。うまいっす!。他客にならってタバコをふかしながら、ゆっくりとメニュー選ぶふりしてまったり過ごすのも気持ちよい。一番離れた席で周りに客が居ない前提で一服失礼させてもらってしまいました。
 
 
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 そうしてビールが半分空いたところでおもむろに・・・ラーメン@480円を注文。他の追加オーダーを待ってた店員さんに「今日はそれだけで」と告げて引き上げてもらいましょう。一番安いの2品だけ飲み食いする客って珍しいのでしょう・・・・。許せ、オレは夏にラーメンに金使いすぎて、今反省中だから。
 
 

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<定番の醤油風味は深く、八角の香りがにじむ個性的スープ!>
 
 
 後客の炒め物がバシバシと配膳される中、ちょっと内心焦り出したところで、うやうやしく配膳が完了。それがこの麺顔です。配膳されてから、レンゲをそーっと店員さんが差し入れてくれます。
 
 
 

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 本当に普遍的というか汎用的というか、これまでなんども繰り返して見てきたデジャブと思える風貌です。それだけ味の予想ができそうなイメージがありましたが、しいて言えば海苔がひらがなの濁点を連想さえて面白い。とりあえずレンゲで汁をすすってみるが・・・これがまた意外なフレーバーが立ち込める味わいでした。
 
 

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 さすが本格的中国料理店。これはハッカクでしょうか!中国風スパイスの力を感じる清涼感が立ちこめます。いかにも日式な麺顔とスープ感で、このフレーバーはさすがに予想できませんでした。しかしスープをもう少し飲むとスープからはそれほど強い香りがあるわけではない。なんとハッカクはメンマから強く感じられており、スープにそれが溶け込んだと言う味の構成。不思議な味展開です。
 
 

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 ではベースのスープはと言うと、これが醤油感と動物感が滲んだ感覚が深い。醤油の塩気と酸味がぴっちりと感じられる一方で、調味料感のある塩気で味を整えてます。また豚肉と鶏ガラの煮出しも感じられ非魚介なイメージ。個人的には鶏ガラが少し豚より前に出た感覚で、色気のあるコクが広がります。時間がたつほどに、メンマと海苔の風味が映るので、前半早々に海苔は食べきり、メンマは半分程度胃袋に収めました。
 
 
 

 

 
 
 
 
<馴染み深い大衆的モチモチ多加水麺! 滑らかさも嬉しい、スリムな平打ち風がグッド!>
 
 
 一方の麺は、モチモチ感アピールが高いです。多加水系の見栄えで汁を吸い込みがちなのが伺えます。少しばかり平打ちっぽいフォルム。一般的な平打ち麺よりはスリム。ほぼストレートな形状ですが、所々ボコボコとしたよじれがあります。色合いは玉子麺をイメージさせる淡い黄色で、ラーメン専門店でよく見かける印象でした。
 
 

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 表面がツルツルしており、口当たりがとてもソフトでライトです。ズボボッと啜り上げると滑らかなタッチがうち頬と舌触りに伺えますし、前歯でちぎるとプッツリとした淡い弾力で切断される。奥歯へはこんでプレスすると、明るい弾力感があって印象的には良い。そして汁を吸った麺がクチクチっとすり潰されて汁と炭水化物の混じり合いが旨く感じる。芯を感じさセル麺ではなし得ない楽しさが、中太柔らか麺にはありますねー。
 
 

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<メンマの存在感! 風味を全体に移す影響力!ツマミに最適!>
 
 
 この一杯の具材では主役は明らかにメンマです。とは言っても、これは完全に「酒のアテ」に合うように味付けされていると思えてなりません。ビールにも合いますが、特に紹興酒と合わせるととても旨いのではなかろうかと。見た目は東京でよく見かける深い味付けと、柔らかい繊維質。メンマラーメンだと少し重くなる味わいだろうねー。
 
 

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 その一方で、肩ロースのチャーシューは定番のうまさ。肉の脂の甘みとつけだれのあっさり塩味がよく似合うし、歯ごたえも柔らかいです。二枚入っているのも好印象で、どちらかと言うとこの肉でビールの最後を空けました。
 
 

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 総じまして、「高円寺酔いどれオヤジ惹きつける爆安本格中華」と言う何だか毎度毎度何の捻りない素直な感想でごめんちゃい!。ラーメンと言うより、正直生ビールの印象が強くなってしまいましたが、それだけに利用価値を強く認めます。再訪問は確実でございましょう。これからはよろしくです。
 
 さて、これで一旦【高円寺ワンコインラーメンシリーズ】は、終わりとさせていただきます。ざっと10店舗連続で回ったと言うことになりますね。実はこの他に、チェーン店なら「一番館」「ぎょうざの満州」がありますので、ワンコイン以下でラーメンが食えます。また「せい家」もあるのですが、つい先日から外税方式になってしまったので、実質540円に値上がり。今回のシリーズ企画からは対象外とさせてもらいました。さらにワンコインという情報で狙ってみたら値上げしてた・・・ってのもありまして、それは「番外編」で少しだけ報告させていただきましょう。まわってみて・・・高円寺はやはり独特なムードがありました。これからどのお店も頑張って営業を続けて欲しいと思います。と言うことで、今回お世話になったお店への感謝を忘れないように最後に詠って締めます!。
 
 
 
   暇人と
   酔いどれ客の
   たまり場に
 
 
 
   堕ちた気分で
   我も同調
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

福龍門
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-8-12
1,000円(平均)600円(ランチ平均)

 
 

 

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