ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2584】 煮干乱舞 (埼玉・武里) かけそば・塩&あぶらそば・塩 〜とても全体が引き締まったダブルヘッダー

<2016年は「埼玉ラーメン」を攻めた年(のつもり)>


 私・・・割と「こだわる派」なのです。変態的に固執して、例えばこれまで「汁なし」「塩わんたん」「台湾まぜ」「麻婆麺」等、1ケ月前後食い続けることもありました。しかし、そんなのも疲れて来たー。なので今年、個人的には「埼玉ラーメン」に拘ってみたつもりです。埼玉は、勤務地でも住まいでもないエリアなので、週末に限った活動にはなりましたが、やはり今年締めくくるには埼玉にすべき!と考えました。そこで選ばせてもらったのは、「煮干乱舞」さん。実はオランダ留学しようと思ったけれど、この日は休校だったというのもあります。その鬱憤を晴らすべく、今回は「かけそば&あぶらそば」という「店内連食ありきのセットメニュー」を選ばせていただきました。一つのセットメニューとは言え、立派にガチな二杯分。店内連食初体験だったりします。


   







 訪問時、ほぼランチタイム前のピーク時間。店前には4名程度の並びが発生しておりまして、寒さに震えながら待ちますが、回転が早くていいねー。ご店主に促され入店。券売機がタッチ式で上述メニューをチョイス。食券を渡すと「1分で茹であがりますから少しだけお待ちください」とご丁寧な対応が良いねー。こりゃ回転が早いはずだわ。本当に一息ついて少し経てば、あっという間に配膳が完了いたします。まずは「かけそば」から。醤油と塩から選べますが、移転前は醤油食った記憶なので、今回は「塩」です。


   








【かけそば・塩】


汁:「濃厚なれど暴性なく、ビターな香ばしさと嫌味のない煮干コクがナイス!!ニボさにキレを感じる」


 配膳時、見事な濃厚煮干しの色合いと濁りに、興奮を覚えます。泡立ちと表層うごめくニボのエキス感が、私の中の煮干しボルテージをさらにヒートアップ。レンゲですくい取ると、「セメント系濃厚ニボ」とはまた違ったすっきり感が印象的です。味わうと煮干しのストレートな苦味、香ばしさ、塩気がズドンと伝わる。やはり、いい煮干しは「塩」で食うと素性がダイレクトに伝わって良いね。醤油とは違いダイレクトに伝わるニボ風味が、醤油以上に「キレ」と感じられるのが、さらに美味いと思わせます。








 アニマルオフでしたっけ???。煮干しに気をとられてスープバディーをそれ以外気にしなかったんだけど・・・。感覚的には軽やかな鶏ガラが引かれていて、それが煮干しが濃厚でも不自然に感じさせず、まとまりを促していると思うのだけど。









麺:「パツパツさが気持ちよい低加水ストレート細麺(菅野製麺)、濃厚煮干しに負けずにバランスする粉風味抜群!」


 厨房に麺箱(菅野製麺)が重ね置かれてました。パツパツっとしたストレート細麺でして、いかにも乾いたグルテンの風味を味わうといったタイプで、これ大好きな感じ。冒頭は汁を吸わせると言うより、「濃厚煮干しの出汁に濡らす」程度の感覚で食い続ける。煮干しのエキスと、グルテンの風合いが融合する美味さは少し遅れてやってくる感じですが、まだ融合する手前の味わいも割と好きかも。奥歯でプレスし、ヌツヌツとした低反発を楽しんだ後は、じわじわと汁が滲んだ美味さがやってくる。








 多少腰つきがハードでも、ズボボボボーーーっと勢いよく啜る。漆喰のようにきめ細かい地肌は多少の抵抗感あろうとも、それがまた舌や内頬の刺激をして、麺類好きな人間の衝動を呼び覚ましてしまう。いつものように一気喰いして最後はさみしい思いをするのだが、今回は違うのだ。まだ後から「あぶらそば」が来るのだ。そう思えば食うスピードを落とす必要はなし。









他:「玉ねぎ微塵がなんと濃厚煮干しに合うことか!甘みとフレッシュさで汁が崇高に旨くなる!」


 語り尽くした感あるけど、濃厚煮干しになぜこんなに「玉ねぎみじん切り」が合うのだろう!。こればかりは、九条ネギや、深谷ねぎなどにはなし得ない何かを感じます。シャリシャリした歯ごたえ、そこから滲み出るフレッシュな汁、それはビリビリしそうでナチュラルな甘みもあり、スープに溶けてさらに昇華するといった感じです。









【あぶらそば・塩】


タレ:「チャーシューのたれに交わる塩ダレのきっぱりさ!サラサラに見えるけど目に見えない粘りがあるような?」


 原価率はいい感じみたいで定価は400円。しかしこの味わいは400円の代物ではありません。すごい。すでに一杯完食しているのに、別腹のように吸い込まれていく。美味い!美味すぎる!。塩ダレとさせてもらいましたが、タレのベースにチャーシューのタレが入っているような味わいが含まれ、そこに塩だれが絡むというような味の構図です。とってもシンプルな味風景のはずなのに、とても複雑さを思い起こさせる何かを感じます。










 通常、武蔵野系油そばのようにサラサラとしていそうなものなんだが、妙に粘りを感じるような透明のタレ。この粘りは麺表層の「ぬめり」と寄り添うので、少し滑りが重くなるような印象。それでも絡めていくと薄い褐色に麺を染め上げ、採取的には褐色?飴色?に見えて美味そうに仕上がります。さらっとしていそうで、コクがしっかりとしている。チャーシューの味に負けないタレのバックアップが、麺を助けます。









具:「醤油香ばしく飯でも酒でも合う濃い味わいの肉!切り落としも加わって・・・これで400円は安い!」


 汁そばに似合いそうなロースっぽい肉。醤油系のタレが周囲に濃ゆい目に浸透しているので、塩気と香ばしさが楽しい。塩だれあぶらそばによく合う味わい。玉ねぎ微塵が乗っていて、それと一緒に食するとさっぱりしてさらに美味い。のみならず、チャーシューの切れ端までゴロゴロと気前よく投入されているので、見た目シンプルなれど残念感が全くなし。









他:「甲乙つけがたいが、麺の素性を味わうには、こっちが上手かもね!」


 やはり麺自体の美味さや風味を味わうには、あぶらそばかもなーと思います。汁の吸い込みがないので、伸びる心配なくゆっくりと食せるし酒にもあう。またグルテンの風味も持続しますし、お食事とした小麦感を楽しめますしー。もし家の近くにあれば、毎日通ってこいつと缶ビールという生活に溺れていたかもしれません。















 総じまして、「とても全体が引き締まったダブルヘッダーという感覚で、これで英世一枚なら破格と言った感動を呼びます。遠路はるばる来てよかったっすよ!。今年のよい〆になった一杯、いや二杯か。まだまだ、埼玉エリアのラーメン開拓は宿題だらけですが、徐々に今後も攻めてみたいと思っています。来年は、Jインスパイア系にも手を出してみたいかと。ともあれ、今年は色々なラーメン屋さんにお世話になりました。色々ぼやいては来ましたが、どれも個性が豊かで飽きない店ばかりだと思います。来年もよろしくです。ということで、今年最後に詠います!。



   年の瀬に
   質実美味さ
   ありがたき



   出会った麺顔
   全てに感謝



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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