ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2578】 自家製麺 啜乱会 (東京・新小岩) らーめん醤油 清

<朝食代わりに白いバリウムを、昼食リベンジに醤油色の拉麺を!>


 昨年よりも、今年の方が忘年会に参加する機会が多くなりました。それだけ人的ネットワークが広がったという一年だったんだなーっていうのが、今年一年の成果なのか。それでも宴会によっては、あまり気が乗ったり、乗らなかったりします。これは、人の好き嫌いで言っているのではなく、その都度の集まりで振り返ると、「貢献できたりできなかったりがあるから」、乗りきれない場面があるのでしょう。また一方で、腹を十分に分かち合っている仲間の中の宴会でも、あまり乗り切れないことがある。それは、毎度毎年同じメンバーだから?ではなく、今年も去年とまったく同じで「成長してない自分」を感じるからなんでしょうか・・・。ともあれ、年忘れの忘年会とは、今年一年を忘れきれない飲み会であるのです。








 ・・・そんなことを考えながら、久しぶりにアルコールを一日絶ちまして、健康診断です。採血より苦手なバリウム(汗)。発泡剤も苦手で、失敗を重ね2回も飲んでしまって、午前中から胃袋が膨満感状態です。それでもなんとかこなして解放されたが、もう朝飯食う気力もありません。予定では、そこから優雅な朝食を過ごして昼から出社だったのですが、現実はカフェで溜まったメールをチェックしさらにその内容でうんざり。、もうその鬱憤は優雅な昼飯へと期待をつなげましょう。その優雅な昼食とは「らーめん啜乱会」。一区切りつけて、脱兎の如くカフェを出て、少しばか総武線にのって新小岩へGO!!!!!












汁:「ウホホッ!ライトな口当たりの中に明るさ深み、そしてキレのある醤油感覚! 和出汁フィーリングが良いね!」


 勢いが余ったというか、開店時間を読み間違えて、11時15分に店前に着いて開店待ちの一番乗りになってしまいました。ついた途端雨が降ってきて最悪だったんですが、スタフさんが気を利かせてくれて、店前の可動式軒屋根を広げてくれてラッキー。しばし待ち続けていく内に行列が発生して、定刻通りにオープン。今回は胃もたれが残っているので「らーめん醤油 清」という、いかにもあっさり醤油な一品です。さすが有名店系列とあって、スタフさんたちの対応もキビキビとしているし、厨房も凛とした空気感がカウンターに座っていても伝わります。ジャスミンとウーロンの二つのお冷ポットがすでに置かれており、何気な気配りの高さおナイスです。


   







 さて配膳が早かった約五分後に対麺です。その麺顔は、「定番」と「遊び心」が交錯するという感じ。醤油スープはいかにも崇高な感じがする深い透明感あるもの。しかし、トッピングに個性があり、白菜の千切りとか、砂肝アクセント、ピンクペッパーなど、色合いが豊富です。さすがにデフォルト850円という演出力を感じます。そしてそのスープですが、第一印象としては、当たり前だが「醤油!醤油!!醤油!!!」という鮮烈さでして、こう述べるとパンチ系で押し切るタイプかと思われがちですが、その真逆です。スッキリ味?キレ??がどんどんと押し寄せるような感覚で、醤油がまさにキレッキレであります。食い続けていく内に、「和出汁」「蕎麦出汁」のような錯覚さえ覚えますが、それは言い過ぎか?。酔った状態でアニマルオフだと囁かれると信じてしまうほどです。それほど、鶏がら系のエキスが品良く染みこんでいるということかと・・・。香味油などは何を施しているのかも不思議。








 個人的には、昆布とか乾物系の旨みがしっかり出ているのだろうと、妄想しております。それにトッピングの白菜が目に入ったから擦りこがれたかもしれないが、野菜の甘さもじわじわと効いているはず。それらが普段食っているスープよりも、素直に表れたとい感覚で食い進めた後半でした。飾りと思ってたピンクペッパーも奥歯に当たって砕けると、面白い風合いを与えるし、ゆっくりと味わうと非常に趣が深い味わい。たしかに、全般的には清らか。名前偽りなしのスープ感覚です。














麺:「なんとも滑らかでしなやかなことか! 多加水ストレート細麺の美しさ!」


 「啜乱会(すすらんかい!)」と、啜り上げる行為自体にこだわりと主張を感じる屋号ですが、その名の通りに非常に啜り上げやすい麺です。加水は多め。ストレート細麺で、冒頭からしなやかな腰つきでして、麺同志が貼りつきやすいイメージです。スープの持ち上げはよさそうだし、光沢もあって表面の抵抗感も低そう。口当たりからのど越しにかけて、まさにズボボボボぼぼぼぼーーーーっと一気に啜り上げられま。なので私などは噛むより飲み込んでしまう部分が多くて、一気に食い尽くしてしまう。







 時折、前歯で切るけど、プツプツとした淡い歯ごたえも心地よし。奥歯ではクチリと一気に潰れてしまうかも。そしてスープを含んだグルテンの風合いと味わいを知る。またその合間に、キクラゲ?を極細に切ったようなものがあって、それが麺に絡みつくこともある。それが淡いようなコリコリ感があって、淡泊な麺の歯ごたえに少しアクセントを加えてくれて面白いかも。麺の大盛りは+100円とリーズナブルなので、次回は大盛りで行きたい!学生さんは、大盛り+0円だってよ!。













具:「肉が最高!柔らかく分厚い歯応えと、肉味感が素晴らしき!」


 肉は非の打ちどころがありません。肉厚ぶり、大きさ、柔らかさ、味わい・・・どれをとっても満足。ボーダーを超えております。飯よりも酒に合う、薄味タイプだけど肉味がしっかりとしているタイプです。チャーシューまし200円ですからリーズナブルかも。そして、冒頭にも少しふれた、砂肝?が面白いですね。無くても成立するようでも、あればそこには必然をも感じてしまいます。これもやっぱり、酒に合うねー。酒のラインナップとしては、プレモルと、角ハイボールがすでに準備されております。欲を言えば、冷酒か焼酎もたしてほしいー。














 総じまして、「和蕎麦ライクでラーメンのようなー、キレキレ醤油麺!」と言う感想でしょうか。先日、同系列の「ロ麺ズ」に行って醤油らーめん食って感動したんですが、それとはまた違った取組で、実に面白いかと。これは再訪問は決定ですねー。次回は、汁なし系を食って酒とあわせてみるつもりです。ともあれ、新小岩は、おいそれとはいけない。健康診断でまた引っかかって、二次検査があるようだったら、絶対にそれにかこつけて突撃してやろうと考えております。もう今年一杯、あまり考えたくないー・・・。これも老化か。ということを考えつつ、そして詠います!



   ダラダラと
   とにかく今年
   やり過ごす



   今年の区ギレに
   キレッキレ拉麺



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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