ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2488】 麺屋 樹真 (埼玉・和光) 淡麗しおそば+味玉

<地元民憩いの麺場と言う感じの和光のお店>


 最近、和光市を通り過ぎることが多くて、いつもとあるラーメン屋に発生している行列が気になっていた・・・・。この日は特に狙う店もなくうだうだしてたので、いっちょ気持ちの中で引っかかっている店に訪問して食ってみるか。そんなことで、「麺屋 樹真」さんに突撃してみました。埼玉のラーメン本では、よく紹介されているので存在は頭の隅にあったのですが、いざ行ってみと・・・少しばかりの行列が発生しております。ランチタイムピークでもないというのに、これは店側としてありがたいことですねー。







 カウンターだけの店かと思いきや、一番奥にテーブル席も一つだけ備わってます。ご店主とスタフさんは若めでして、決してチャラい店ではなかったので意外でした。客層はいかにも地元民という方々でして、子育てピーク終えた夫婦とか、家族連れとか、学生さんなど・・いかにも常連という雰囲気プンプンです。券売機の前では何を食おうかと迷うことなく、「いつものこれ!」という感じで潔くボタンを押されるのが、妙に気持ち良いです。今回は、行列中、店の宣伝などをチェックしてみて、イチオシと思われる「淡麗しおそば」をチョイスしてみました。シンプルゆに、腕前が試されるテーマ・・・。


   



   










【仄かな塩気がじわじわレベルアップ!と鶏の澄んだエキスに魚介が磨きをかける淡麗さ!!】


 この数年、ちらほらと和食からの転身という店舗が増え、淡麗をイメージしやすい和風ラーメンの店が増えて来た感じ。だけど、歳をとったせいか、流行に流されているせいか、淡麗系が好きな私としては、非常に好ましい傾向です。こちら「樹真」さんもそんな感じがして、コテコテ脂ギッシュに疲れた時には、優しい味わいを求めたい・・・。この麺顔を見た時は、すでにしみじみとした優しさに包まれるような心境です。







 清湯のようで全体的に霞がかかっているような風貌。明るいスープ感と色合いの儚さから、いかにも春のような雰囲気を醸し出します。スープを啜ってみると、これが実にイメージ通りに「優しい」味わい。塩気の輪郭もほのかなれど、薄さというものではなく、エキスの沁み入りを感じます。淡麗というシャープさは控えめなれど、ソフトフォーカスのピントがあったようなほのぼのとした喜び。胃弱の身でも引っ掛かりをまるで感じません。実はこの塩気、最初は柔らかいけれど、食いだすと徐々に味に慣れてくるのか、塩気の旨味をじわじわと拡大するように思えます。塩気が拡大するというより、旨味に段々と敏感になっていくような錯覚。ちょっとした魔力を感じます。







 鶏の出汁が洗練されてます。丸鶏のいところだけをストレスなく抽出したような、軽やかで芳醇な動物感がナイス。比内地鶏とかブランド鶏のどうかなどは皆目不明ですが、淡麗系なれど食べ応えを感じさせるエキスがたまりません。また魚介出汁のセンスもいいね!。節のような、昆布のような、ニボった苦味を排除しているところが逆に深みを感じるところでして、味わいは塩ダレはカラフルではないけれど、モノトーンのような落ち着いたフィーリングを感じさせます。しかも明るめの・・・。食い進めるほどに、麺の糖分が滲み出すし、薬味の三つ葉も存在を感じさせるし、海苔の香りも和む。冒頭と最後ではスープのイメージが変わるかも。そんなストーリーを感じる塩スープでした。







 とゞめは「柚子胡椒」。後半を少し過ぎた頃に投入して、味のフィミッシュを楽しみましょう。淡麗塩には、「柚子胡椒」がテッパン級の硬い安定度を示す食べ方。茶人が茶をたてる気分で、柚子胡椒を丼に投入して、軽く箸でかき回します・・・・。嗚呼、一服して「うまし・・・」と感じるの瞬間の訪れですな・・・・。鼻腔の感覚が少し驚くように機能しだします。











ナチュラルな引き締まりと弾力感じる多加水麺!緩い縮れと微かな全粒でスープとマッチする風味!】


 麺もうまい。塩そば系だと、加水低めの細麺でツーっとすすり食うのも一興何ですが、こちらは多加水系です。しかし、モチモチはしていてもどこか全体的な締まりを感じるものでして、グルテンから発する風味みたいなもんを、じわっと感じます。しかし芯のあるような茹で方はしておらず、不思議にうまいと思います。







 細麺なのにどこかしら肉厚さを感じるボディー。よくよく見ないとわかりませんが・・・ぽつ・・・ぽつぽつっと小さい斑点があり、全粒の残存かと思えます。前歯のあたりはヌツっとした感覚で、後半にはプツプツと多少軽やかになるリズム感。奥歯に誘いこんでプレスするとヌチヌチっとした細麺なりの肉厚な弾力を感じます。







 滑りもなかなか良いです。もともと光沢感ある地肌なので、滑りそうに見えるのですが、やや軽くボコボコっとした形状が啜り上げる楽しさを演出してくれてます。ズボボボボボーーーーっと啜り上げると、口当たりから内頬の駆け抜けるタッチが楽しい。大盛りは+100円。これはつけ麺でも通用するんじゃないの??







【味玉がうす塩で甘し!蒸し鶏と豚バラチャーシューが薄味ナイス! 筍と三つ葉の相性も良し!!】


 700円の質感としては、非常にレベル高いと思えるのですが(ランチタイムサービスの味玉を含んでの感想ですが)。まずチャーシュー系が、鶏と豚の二種。鶏はモモっぽい感じがしたけど、蒸し鶏でやや薄めなスライスをしてあります。一方、豚はバラ肉でスープ生成にも貢献したような「余分な脂抜けた」感覚がありつつ、薄めのスライス。どちらも薄味で、それがまたスープのバランスを崩さずいい影響を与えていました。鶏はそのままダイレクトで頂いて、スープとの相性の良さで一気に食べます。豚も薄味を利用して、麺を巻くように包んで、食ったりします。肉質と炭水化物の咀嚼による結合は、うまいに決まっています。至福の瞬間かも・・・。







 また忘れてはいけないのが、筍のトッピング。しかも先端部分。全体的に薄味仕上げですが、スープの塩気が効いてとてもうまいし、歯ごたえがサクサクっとしてとてもは食べやすい。一部炙ってあるような香ばしさすら感じます。この筍だけでも、日本酒がどんどんと進んでいきそう!・・。そこに三つ葉のフレッシュが刺激も加われば、もうたまりません・・・・。







 味玉は、ランチタイムサービスです。炊き込みご飯とどちらかを選べます。このスープ感なら、炊き込みご飯にスープを少しだけかけて食いたい気分かも。お好み次第です。味玉自体は塩ダレ主体の味わい。ほのかな塩気が深く染み入っているのか・・・・黄身を食べた時は、塩気が甘みと感じるほどに旨味を感じました。L玉のサイズ感も納得だし、また熱の通りがよかった!。中だけが冷たいちう残念感はなしなので、ご安心んを。












 総じまして、「深い作り込みを感じる和風淡麗塩中華そば!」と言う感覚で、これはなかなか、淡麗好きとしては、ツボを押されたような感覚でした。侮れません!スープも、麺も、トッピングも、抜かりなし!しかもバランスよし!。淡麗系でこの作り込みの高さなら、濃厚系も計算高いと思われます!。事実、隣客の濃厚しおそばも美味そうだったし、特選のトッピングの華麗さにもすごく惹かれる私。ここ最近の新店舗開拓に疲れたら・・・ちょっと入り浸りたくなるような雰囲気でした。ここは、和光の名店として続いて欲しいな・・・。コンセプトはしっかりとしていると思えるので、ここはまた来ます。ということで・・・なので詠います!。



   風そよぎ
   乾く秋空
   サラサラと



   塩と魚介の
   香りを乗せて



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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