ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2358】 麺処 元気屋 本店 (埼玉・若葉) 和風らーめん


<フラれついでに爪あと残そうと・・・>


 川越街道は、趣があってクルマで流すと楽しいのですが、細いし混むしいい記憶があまりない。その一方、少し東側にやや並行している国道254号線は、気持ちよく流れる。最近そこばかりクルマで流しているのですが、新たに走りやすい道を見つけてしまいました。それは、県道126号線。所沢自動車検査登録事務所の付近から、狭山方向へ抜ける道です。国道16号線を突き抜ければ、ゴルフ場や、狭山市の緑豊かな施設があります。天気の良い涼しい午前中に、クルマの窓全開で流せば気持ち良いです。最近のストレス発散は、ラーメンではなく週末のロングドライブになりつつありますな・・・・。そんなこんなで、北埼玉をウロチョロしてたら、「サイボクハム」の「ミートパーク」に出くわしたので、話のネタと休憩を兼ねてピットイン。自分一人ストレス発散というのも家族に悪い気がして、お土産をここで少しゲット。通常ならハムでビールで一休み!といきたいところだが、クルマの運転があるのでね・・・・。半分計算していた通りに、やっぱりラー活に切り替えることとしました。どこを狙おうか!と探していたら「頓知房」が近いかも!きっと行列だろうが行ってみようと突撃敢行!


 ・・・ところが、お休みだとのこと。あえなく撃沈です。このまま帰るか?と思えど、ちょっと悔しいので、付近を探しますが、休みが多い。なんとか見つけ出したのが、こちら「元気屋」さん。あんまり濃厚気分でもなかったんだけど、坂戸まで行くのも辛いものがありましてね。せっかくこんなに遠くまで来たのだから、何か爪あと残したくて、食った一杯だったかも。













【あっさり豚骨出汁にラード香味広がる!円やか醤油のマイルド和風!】


 入店時は、ちょうど正午になったばかり。先客は3名ということで少し寂しかったけど、後から来るは来るはで、ほぼ満席に近い状態に。クルマが置けるのがありがたいのでしょう。場合によっては、お客さんが協力しあい縦に2台という置き方もあるみたい。すげー。今回は、「和風らーめん」とさせてもらいました。680円という安寧を覚えるプライスにすごく心が動かされた次第。仮に趣向に合わなかったとしても、納得できるかなと、この時点では思っていたかも。券売機は、メニュー表が示す数字を入力するという仕組みなので、少し戸惑うかもしれません。


   






 「お熱いのでお気をつけください」・・・・配膳の際、この言葉を何千回聞いたことだろう。しかし今回はマジだった。端っこの席だったので、空中で受け取ったけど、死ぬかと思った(うそです、大げさです)。昔、大阪の玉造駅の近くに「東成きんせい」という店があって、ここの丼はマジで火傷しそうなほど熱かったっけ・・・店員は涼しげな顔で素手で持ってくるんだけど。ラヲタに成り立てで、今よりずっとイキってた頃の話。







 さてそんなドギマギした登場の一杯ですが、麺顔はいかにもオーディナリーな醤油そば。こちらのお店の中では、抜きん出てマイルドな仕立てのようですが、エキスの濃ゆさがビンビンに伝わってきますし、まとまり方もなんとなく予想できそうな感じ。まずはスープから頂きますが、【あっさり】と【じっとり】がすごくバランスよく入り混じります。








 まずはその【あっさり】ですが、豚骨の煮出しが実にライトでエグミが一切感じず。また鶏のニュアンスまでは不明なのだけど、動物系主体でありつつも、落ち着き感がそこはかとあり、魚介の出汁も隠し味的に存在するのか?という感じ。しかも醤油ダレがマイルドで、塩気で主張するタイプではない。香りで下支えという感じで、スープカラーのイメージとは少し違うのも印象的です。







 次の【じっとり】ですが、これが意外に香味油が効いている感じ。ラード系のコクが濃ゆいですが、透明な感じで重いという感じまではしません。また、麺からじわじわと滲み出るような風合いが、後半に濁りとなって主張するようでして・・・これがまた旨味を高めるような感じ。じっとりとしたイメージに貢献します。デンプン質の甘みがスープに溶け込むがごとし。







【しっかりと粉の風味と味わいを感じさせる、細ストレート自家製麺!】


 ここは自家製麺? 壁のポップに何かしらそんな文字が。はっきり言って麺が美味かった! 丸い形状をした、ストレート細麺で、色合いも自然な発色をした漆喰に近い白い色。それが醤油ダレに染まってやや淡い褐色に見えるところが、実に美味そうです。潰しこみはそれほど高くないイメージで、加水は中程度。モチモチという弾力よりは、スパスパと歯切れの良い感じが印象的です。







 前歯で切れ込むたびに、麺の風合いを感じるみたい。奥歯で潰す際にも同様ですが、より濃ゆく鼻腔をくすぐる感覚がいいね。また、麺をすする際は、ツルツルと滑るのだけど、観念的には微妙なザラつきを感じてしまうのは、錯覚でしょうかね。つまり粉の風合いがすごく芳醇に感じる。淡麗なスープの中にあるから、余計にそう思うのかもしれませんが・・・・。メニューにはないけど、これなら和え玉なんていう工夫も美味いかもよ。













【王道の豚バラ肉チャーシュー!ネギも多めでナイス!】


 なんとなくホッとするようなチャーシュー。豚バラ肉のチャーシューで、醤油系のつけダレが染み込んだ部位が、脂の甘さと混じり合って香ばしくて美味いです。どちらかというと、酒よりも、白飯に合うようなタイプのチャーシュー。







 他には、ネギと一枚海苔が印象的だったんだけど、ネギはやはり白髪風に切ってあって、麺と絡む時にはよく合うと思いました。分量もやや多めだったし、印象的には良かったかな。







 総じまして、「あっさり過ぎず・・・いい塩梅の和風醤油!」と言うそのままの感覚なんですが、麺が気に入ったかも。次回は、鶏系のつけそばをいただきたい所存。冒頭、フラれついでと申しましたが、それは失礼な部分があるなと反省もします。この麺なら、いろいろなバージョンを食ってみたいし!今は、台湾まぜそばが一押しのようですが、普通のラーメンもなかなか良さげだったので、引き続き頑張ってもらいたいと思います。ということで・・・なので詠います!



   夏の空
   入道雲
   立ち昇る



   湯気も昇った
   激熱汁そば



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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