ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2342】 らあめん広 (東京・秋葉原) 汁なしタンタン麺・温玉&ライス付き


<この夏「広島ブランド」の勢いを借りよう>


 暑さがたまりません。急激に体力が落ちているように感じてしまいますが、もっと野菜など健康的なものを摂らなければなりません。野菜タンメンを食おうか・・・。そんな秋葉原界隈でしたが、日高屋は混んでるのです。そんなに人気あったっけ?? そんなので嫌気をさされた思い。場所を変えようかと思いもしましたが、近くの「らあめん広」が思いつきました。広島つけ麺のお店。今年のカープはめちゃ強いし、マツダロードスターカー・オブ・ザ・イヤー獲得したりと、広島は勢いがありそうだから、ちょっと夏ばてに便乗してもいいかなーーーなんて軽い気持ちで訪問。








 辛いの食べてまた熱くなってもいかんので、普通のラーメンにしとこうかと思いましたが、こうも熱いと行く道中で干物になりそう。店内に滑り込んみ、少しでも早くエアコンの風を受けんと欲して券売機の前へ。そしたら「汁なしタンタン麺」のポップと写真があったものでして、一目ぼれってやつ。久しぶりに汁なしタンタンを食いました。












【ノド乾っから!アジ辛っから!舌ビリビリが痛快】


 店箱はカウンターだけの形式で、手前2席だけL字の底辺、あとは奥にずらーと並ぶタイプ。昼のピークアウトだというのに、先客4名がおられて、後客もちらほらと来店。地道に根付いている感じでして、近くの問屋の勤め人らしき方がいい感じですすっておられます。さて汁なしタンタンとくれば少しこだわりがあって、相当食い続けたからね・・・得意分野なのよ。ワクワクしながら配膳をまったけど、それは中々の山椒とスパイス感に溢れた粉粉ーっとした見映え。青ネギの山が粉で化粧されております。








 えいや!と混ぜるまえにタレを視認すると真っ赤か!いえいえ上層のラー油だけでして、その下はじっとりとした豚骨醤油っぽいタレが滲んでいます。かなり尖った辛さかといつも思うのですが、今回のそれは意外にベースのタレがマイルド。いや、甘さすら覚える感じでして、その上から冷や水を浴びせかけるかのような、スパッとしたラー油の辛さがやってくると言う感覚です。







 でもそれだけではなくて、ラー油の嵐が吹きすぎてゆくと、その直後から山椒のビリビリとした電撃攻撃が始まるといった始末。そこに薬味ネギを初めとしたトッピングの味わいで、円やかになったり、刺激的になったりと、交互に強弱がおとづれて痛快です。広島系は今回が初めてでもないので、レベル間が分かっていたのですが、今回チョイスの「中辛」は、辛さと痺れがそれなりに楽しめますが、ベースの甘みも失うことなく食べれるのでお勧めかと!チップスや、温泉玉子のコク甘い味わいも損なうことないので、いい感じ!













【極細でボソボソ気味の加水の低さ!具材の絡みがやみつき!】


 汁なし系では一番か二番と思えるほど細い麺。しかも加水が低めなので、粉っぽくてただでさえボソボソと感じるのに、より一層ボソボソっとした噛み心地になります。そこに挽肉が絡んで少しやわらぐのですが、しつこいほどに回せ回せ回せ回せ回せと言われ続ける広島系。ですからそんなことを繰り返していくうちに、結構麺が汁になじんで、汁を吸いにかかろうとします。







 前歯を差込み力をいれると、プチプチプチプチっと千切れてゆく。奥歯へ運び込んでプレスすると、麺のちぎれより絡んだ具財の食感のインパクトが大きくてクニクニっとした歯応え。それでもズボボボボボボーっと吸い込みやすい汁なしというのも貴重でして、160g程度あった細麵が一気になくなってゆきます。しかし、なくなっても残念感がないのが・・・・この系統の汁なしでして、気分はすでにご飯で割ることにシフト。













【挽肉とチップスの甘さがむしろ好バランス感覚】


 わざと挽肉を残すように食ったのもあるけど、結構たくさん残る。この挽肉、実はあまり辛くない。むしろ甘みを覚える味わい。それとチップスが少し甘い感じがしてサクサクとした食感が心地よい。そんな感じで、挽肉のぺたっとしたようなハグハグっとした感触の中に、クランキーな歯応えが加わる。それが麺と絡むと麺の潰れ感と入り混じって、カオスな食感が楽しめます。今回の発見・・・・トッピングに甘い味はアリなんですね。












【温玉とライス付き!追い飯最高】


 800円のこのメニュー。最初は少し高いと思ったけど逆。お得です。700円のデフォルトラーメンに味玉入れても800円。このメニューには、温泉玉子とご飯がサービスでついてきます。ご飯も半分だけといった寂しさはなく、お茶碗しっかり1杯分。麺丼ぶりにそのまま放り込む!








 あとは、レンゲの底を下に押し付けるようにしつつも、攪拌をくりかえしてゆき、第二の混ぜ混ぜタイムが進行。出来上がりはぐっちゃぐちゃだけど・・・・味わいとしてなナイス!これくって本当に元気を取り戻したと言う感じ。












 総じまして、「夏の体調減退期における食欲起爆剤的ヤミツキ麺」と言ったところでしょうか?一時期とても拡大した広島系ですが、このところ落ち着きを取り戻し、いざこれから根付くかといったところ。今回食した汁なしもいい感じだったし、普通のラーメンも何かとてもいい麺顔してたし旨そう。これからも安定的に営業を続けて欲しいものです。汁なしタンタンの痺れも久しぶりに痛快だったし、こちらは夜に、汁なしをつまんで酒をくらうという使いかたもいいかも。秋葉原は千べろが楽しいエリアでもあるし、やはり夜が楽しそう。ということで・・・なので詠います!




   外周り
   陽炎揺れる
   アスファルト



   東京砂漠と
   広島拉麺



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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