ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2294】 つけ麺 たけもと (東京・雪が谷大塚) 鶏と魚介のつけ麺・大盛り

<だんだん並ぶのがキツくなり出す季節>


 蒲田に最近なにかと仕事の機会がありまして、実はちょっぴり嬉しかったりします。いいところいい店多いもんねー。しかし、行列は避けたいため、ちょっと気になる雪が谷大塚へ移動。あの有名店の限定を狙いたかったのですが、ピーク時間だったかでちょっと午後のスケジュールが心配。そこで次に気になる「つけ麺 たけもと」さんへと踵を返して突撃です。しかし・・・少し迷った分だけ、店前行列が発生して痛いねー。また元の店に戻ると完璧に時間が足らないので、行列に連結することに。地元のオジサン、外回り営業マン、肉体派の労働者なかなかいろんな客層です。ここは「軍鶏そば」が気になってブックマークをつけていたんですが、妙に最近「つけ麺」モードなもんでね・・・・まよった挙句、先客のつけ麺が旨そうだったのと、大盛り無料サービスというところが心に響いて、「鶏と魚介のつけ麺大盛り」とさせていただきました。サラリーマンにとっての貴重な昼休み/ランチタイムの使い方は、仕事以上に慎重かつ綿密に、企画・調査・判断・実行されるのです。


   



   



   









【中濃な鶏コラーゲンの甘さ、魚介の香ばしさに、醤油カエシがしっとり決まる甘辛さがナイス!】


 中は白木のカウンターが整然としていて、椅子は少し小さいものの両サイドには余裕あるため、居心地よし。また店主と助手そしてホールさんの制服も今っぽいながらも、落ち着いた雰囲気あっていい店です。受け答え等対応がしっかりしていて明るいし、そしてちゃんと黒いお盆にのって恭しく配されるのが、ちょっといい気分にさせる。それだけで印象が随分ちがうと思いますよね。そんな感じで「鶏と魚介のつけ麺」はやってまいりました。







 これは見た瞬間から「いいつけ麺!」と予感させるに十二分です。麺丼の整い、トッピングチャーシューの質感の高さ、つけダレの深さと色めきで、これ旨いに決まってるやん!という感覚。850円のデフォルト設定が当初は多少引っかかったものの、これなら気持ちよく払えると思います。そして実際に、つけだれを味わうだけで、軽い稲妻が脳裏に走りますな・・・・。







 鶏コラーゲンの「まったり濃厚感」「程よい甘さと重さ」、そして魚介の「香ばしさと甘さ」。この組み合わせだけで、豚骨魚介とはちょっと別物と感じさせます。ずっしりとパンチ聞かせるのではなく、しっかりとしたシルキー感覚というか、そんな動物エキス感が、豚と鶏とではちょっとだけ鶏に上品さを感じます。しかも、これでもか!とモミジをぶち込むこともないと思われ、クチの周りにコペコペっと張り付かせるような過度なコラーゲンの乾きはありません。オイリーさを程よく保つ動物感が、ほどよい甘さとなって行き渡る感覚。そこに、魚介の落ちついた出汁がじんわりと優しく溶け込むか・・・・・。







 鶏と魚介の深みのある甘さもいいけど、塩気も見逃せません。微妙に響く一味とスパイス感もあるけど、醤油ダレのカエシもいい塩梅。醤油の香ばしさと塩気が、魚介よりも、鶏エキスにハマッたような感じで、甘辛いニュアンスへと一体化しておるような感じ。この結びつきは美味いねー。特に、鶏皮のカリカリ揚げされた薬味を入れると、個人的にはより香ばしさが加わって、この甘辛ニュアンスが深まると言った感覚。感じ方は人それぞれだけど、これは行列が出来る店になるのも分かるきがするわー。












【身の詰まった感じがする中太麺!グルテンの香り、でんぷんの甘みもあり旨し!】

 つけだれだけではなく、麺もまた私を魅了させると言って差し支えありません。ここは、麺が美味い! サイズ的には中太麺で、加水は低め。綺麗に手くしで整えられた麺の流れは、まるで枯山水の庭園を彷彿とさせます。茹で上げのタイミングも〆も絶妙と思われ、芯を感じさせないのに全体的なクッシリしたフィーリング。前歯のクシリとした切れ味は、歯の裏側に麺の断面の接着を気づかせるかも。また奥歯では、束になるとしっかりとしたクッシリ感覚を醸し出し、その瞬間にグルテンの風合いの豊かさを感じ、嚥下の寸前までの咀嚼では、でんぷんの甘みをふんわりと感じさせます。







 また水切が完璧!瑞々しくもあって余計な水の溜まりが一滴も麺丼の底にたまらない。表面はツルツルしているけれど、つけだれのほうが貼りつく性質があって、麺の表層にペタリと貼りつくイメージ。滑らかにぬめるというより、意外にするっと啜りあがります。長さも短すぎず、長すぎず。村上朝日製麺。大盛り無料サービスで300gで丁度いい塩梅ですが、この麺なら400gは余裕で食えるかも。
















【そのまま何も付けずにダイレクトで頂く・・・本質的な味わいにブレなしな二種チャーシュー】



 最近の流行といいましゅおか、豚のレアチャーシューと、鶏肉のコンフィ?みたいな肉です。ご店主も相当のこだわりの低温仕立てなので、できえればそのまま、何もつけずにダイレクトにとあるので、素直にそれに従うことに。確かに・・・・ナチュラルな肉の味わい!つけだれが濃いので、確かにつけると染まってしまいそうです。







 豚肉は、赤身の柔らかくかみ締めた後のエキス感に、軽い塩気があって美味い。その上に、脂身が舌の熱でちょいと甘く感じてそれとの融合がとても上品で、ワインか焼酎でも欲しくなる品質がいいね。また鶏肉は、味がなさそうで、化粧パフのような肉を噛むと、しっかりと淡白なれど甘さがあるという肉。これは軽く胡椒を振っても美味いが、塩でもかけると更に美味し!なんなら山葵でも合うかもね・・・・テーブルセットにはないので空想の話。







【スープ割り:器を返すブーメラン方式】



 目の前の台につけだれの器を置いてコール。これは、濃厚だった味わいを一気にさらりと舌を洗うような・・・さらっとした薄味が印象的。典型的な煮干出汁で淡く割るタイプで、これはこれで本当にほっとさせるね・・・・。













 総じまして、「ちょっぴりリッチ&スマートな中濃鶏魚介つけ麺!」という感じでしょうか? 場所柄、強力な有名店が近くとも、多少いりくんだ分かり難いロケーションでも、この客を集める吸引力は本物!と確信をいたします。そして何より、軍鶏そばというもう一つの強力な看板メニューもありますし、これは近くに縁のあるかたなら、定期的に訪問したくもなりましょう! いや〜これはまた直ぐにでも際訪問したくなった・・・・。出来れば梅雨の始まる前にしたいのだが検討中。ということで・・・・なので詠います!



   梅雨前に
   蒼さ突き抜け
   陽も強く


   
   行列伸びて
   辛さも増して



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!   



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