ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2293】 くり山 (横浜・白楽) つけめん

<人気衰えず〜〜休憩時間が丸潰れ>


 神奈川大学の近くなのか、学生さんたちが並ぶ昼休みです。何かのサークルかゼミの仲間か、ええ感じの女子大生も集団で多く並ぶので、ちょっといつもと違う華やかさがいいねー。学生さんは贅沢に時間が過ごせればいいな〜〜ととっても羨ましく感じてしまいます。そんな私は、昼休みに束の間の開放気分に浸ろうと思っていた行列連結ですが、お構いなく仕事のメールがバンバンと入ってくる・・・・。仕方が無いので、それをやっつけながら、順番が来るのを待つしかないです。この差はなんなんだ〜〜と思ってもしゃーないねー。今のうちに青春を謳歌するのも大切な人生の仕事。一方私は、今のうちにメールを片付けるのも現実なんです。

   











【またおま旨さを再認識!緩めの濃ゆさで塩気と甘みバランスがいい塩梅!】


 こちらは麺の茹で時間がかかることと、行列を上手く回転させたいのとあって、行列中に店員さんが予め注文を伺いに来るシステムです。気を許してぼけーーっとしていたから、いきなり伺いに来たので、一番オーソドックスな「つけめん」とさせていただきました。それでも300gあるというから満足レベル。マイベストなボリュームです。店内はカウンターがL字になっていて8席程度か。あとはテーブル席が1つあるので、家族連れもいい感じで受け入れ可能です。厨房2名?ホールと会計1名、奥の製麺室に1名という合計4名体制で、なかなか人員をかけていますね。







 配膳は、男の店員さんがわざわざ厨房から出てきて、つけだれと麺丼を持ってきてくれます。この瞬間、「またおま!」って心の中で叫んでしまうような、オーソドックスな豚骨魚介のつけダレに和みを覚えます。どこか深みのある豚骨の煮出し。レンゲで透かしてみれば、ドロドロというより、トロトロと言った感じの中濃のニュアンスが伝わります。一時期ヘビーとも思える濃厚が流行ったけど、これくらいが一番常識的でよいね! 味わうと予想通りの味わいで、魚介の甘さが優しく響き渡りますが、甘ったるいということもなく、豚骨の出汁が意外にもオイリーと思える存在感で、それらをしっかりと受け止めてくれます。うん!豚エキスの甘さもしっかりと魚介に融合という感じ。魚粉のコペコペ感覚が好きなかたには、テーブルセットにある魚粉を追加投入すればよです。








 意外と醤油の輪郭もその豚エキスととてもシンクロしているようにも思え、どこかマイルドな塩気に昇華しているのもよいね。濃ゆさ、甘み、塩気がよくバランスとれている上に、醤油系の香りもどこかに滲んでいるような余裕も感じます。また一味が微妙に投入されているところも、どこか凛と感じさせるポイントかも。徐々に太麺をつけだれに絡ませていきますが、その粉の風合いも移していくようにも思え、香ばしさと甘さがとても後半に生き生きとして来ます。












【全体的な引き締まりある加水低めの極太麺!風味も味もしっかり感あり旨し!】


 ハッキリ言って・・・麺も旨い!褐色めいた太麺で表面はとてもきめ細かいものの、全体的には引き締まり感があってツルツルと感じさせます。なので太麺の割には口当たりもよく、ずるずる・・・・ズボボボボボボーーーっという感じにすすり上げがとても気持ちよく行えます。特に、芯がないのに引き締まりがあるので、全体的なクッシリ感がたまりません。前歯ではクシリというしっかりとした低反発感があり、奥歯へ運びこんでプレスするときの、グルテンの風合いがたまりません。褐色めいて全粒は細かく挽かれ完璧なる一体感ある表情。そのため、咀嚼のたびにグルテンの風合いとっか、澱粉の甘さとかがナチュラルに響くという感じ。300gという多めの麺量が少ないと感じてしまうほどに、いくらでも食えそうに思えてきます。








 また当たり前のようなことなんだけど、水切りが完璧なのが気持ちよいです。丼が小さく見えるかもですが、これにギッチリと密度よく盛られており、乾きすぎることなく、水が溜まることなく、瑞々しい状態をキープ。一本手繰ってそのまま何も付けづに食いますが、麺自体の味が良いという感じで、プレーンで食う旨さを感じます。














【短冊切りのチャーシュー柔らかで麺とサイズもマッチング!】


 ロースのなかなか柔らかい肉です。当初、レンゲでリフトすると、ゴロゴロっとしたのが浮かんで来まして一定の肉の安堵感を得ますが、よくよく食い進んで行くと、短冊状になった肉もつけだれの底に沈んでおり、見栄え以上に肉感覚が楽しめます。薄味のタイプでして、太麺とからむ短冊状のチャーシュー肉は、とても食べやすいです。麺よりも、やや柔らかい肉というちょっと面白いような矛盾?がいい感じ。またメンマは一定の安心感で、やや淡くゴリゴリと歯で潰しながら食うと旨いタイプです。肉まし、メンマましを他客はされておられましたが・・・流石に旨そうに見えた。羨ましい・・・。











【スープ割:ブーメラン形式】


 丁寧に、割り用のスープを一旦味見してチェックしてから、注がれるという気の配りようがナイスです。また、柚子の好き嫌いをちゃんといちいち確認してくれるのもいいね。柚子は投入でお願いしましたが、気にするどこか金属的な柚子ジリジリ感は一切なくて、とても柔らかい柚子風味。また淡い魚介出汁で割ると、スパイス感がまた改まるので、ゆったりした味わいの中に、じんわりと響くものあり。量も丁度飲み干して快感ってな少なめ三分の一程度。この一杯で「足るを知る」といったところか。











 総じまして、「やはり王道の安定感!またおま・・・・と言うより、またうま!?」と言う印象でして、また今回も、豚骨魚介の旨さを再認識してしまいました。なんだか「またおま」という先入観で避け気味であった豚魚を、これまで機会損失していたかも。これからは定期的に豚魚つけ麺を食おうと誓う次第です。さて、そろそろこの界隈の家木のアジサイも青く色つき始めること。ジメジメと蒸し暑い季節がまた来ますが、こういう行列店は今のうちに回っておいたほうがよいかななんて。ということで・・・・・なので詠います!



   行列も
   薫風そよぎ
   心地良し



   気長に待つも
   仕事のメール



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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