ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2263】 宝華らぁめん 国分寺店 (東京・国分寺) 油そば+日本酒(谷川岳)

 中央線の再開発が止まりませんね。どんどんと駅前が綺麗になって行き、あちこちに住みよい街になって行きそうです。これらは、皆以前は「開かずの踏切」だったエリアばかり。線路を高架化するに伴い、駅ビルの新調と駅前の整理が一気に進むと言うシナリオです。なので、昔はイマイチだった駅が一気に人気が高まるなどしております。その反動で、昔は割と進んでいたと思われる、三鷹ちか荻窪は取り残されてる感じがしてきましたね・・・・・。これらは、昔っから中央線の下をくぐるトンネルが作られたため、駅の南北の行き来が便利だったので昔は栄えたらしい。そして昔なりに開発され尽くしてしまったので、そのままの状態が続いているらしい。










<武蔵野エリアに宝華あり!安定の流れをくむ安定の味わい>


 ・・・・などと考えながら、最近「日本酒」と合わせて食うラーメンに焦がれている私。そろそろ我が街の名物「武蔵野系油そば」の出番かなと思い、国分寺駅へ。本当は、武蔵境の「珍々亭」か、東小金井の「宝華」が定番なんでしょうが、と押し営業で確実に日本酒がある店となると、ここに落ち着いた次第。店箱の雰囲気とキャパからしてゆっくり飲めそうだったしね。大型連休とは言え、大規模再開発の真っ只中の「国分寺駅北口」のすぐ駅近にあるのが「宝華らぁめん」さん。東小金井の本店から暖簾分けの三号店??だったっけな(記憶が曖昧)。こちらは、5〜6名のグループでも、一人客でも、いつの時間帯でも、スルスルと飲み込んでしまう絶妙な店箱ですので、名店立ち並ぶ国分寺(ムタヒロ王国)で行列に疲れそうだったら、こちらがおすすめです。














【さらさらオイルとアミノ酸の結合が間違いのない旨さ!醤油ダレの勝利を一口目から感じる!】


 待つ間に日本酒をチビチビやるのは最高ですね。すっかり癖になりました。味覚に敏感になりますし、また良いが緊張をよりほぐしてくれますし、もはや快楽です。さて配膳された一杯ですが、東小金井のそれと瓜二つながらも、気だるさと気楽さが交錯するイメージです。悪くありません。







 武蔵野エリアは、つけうどんも実は有名。麺を汁に浸して食うよりつけて食うのが郷土文化なのでしょうか。珍々亭が油そばの王道のような気がするけど、最近が◎◎学会とか出てきたり、クリアな醤油ダレに酢と辣油で仕上げる味わいがメジャーです。しかし、個人的には双璧と思える「宝華」の系譜。それは、どちらかと言うと醤油ベースではあるけど、塩ダレに近いニュアンスか?。サラダオイル級のサラサラオイルに調味料の味を滲ませた味わいかな・・・・そこがまたいいんです。全然醤油に支配されない感じが、宝華系と言って差し支えありません。なので大根おろしで和えたり、キムチ味で仕上げたりなど、バリエーションは豊富。酒と一緒に食うなら最高のコンビネーションです。









 これにはスープが付きます。味は節系主体の味わい。そして・・・油そばのベースタレとよく似た味わい。調味料と表現したが実は節系の味わいが濃ゆく滲む感覚かと、スープで舌を湿らせて記憶をリセットしたかも。単調と言うよりシンプルな味わいのスープ。それをやや凝集したのがこのタレの本質かもしれません。

(とは言いつつ・・・・後半は、酢と辣油を軽くかけて爆食してフィニッシュしましたが)















【多加水っぽ見栄えと裏腹にどこか粉の素性を感じさせるように風合いが濃ゆい麺!】


 何の変哲も無い多加水麺に見えるのですが、いえいえどうしてどうして。見栄え以上にうまい!茹で加減が軽いアルデンテを表現していて、そこから香る麺の風合いがタレに絡んでうまいし、またタレのエキスを麺が吸い込むのと引き換えに、麺の風合いをタレに滲ませるような交錯があります。淡いアルデンテの中にタレの味わいの融合を感じて・・・・しみじみうまし!前歯で小気味よくぷつりぷつりとちぎるとうまいですし、奥歯でプレスしてみると淡白に潰れて旨味を一網打尽に吐き出します。







 すすりは言わずもがな・・・・油そばで細麺だから、滑るの何のって! スモジ(相模大野二郎)の床と同程度かと思うほどに、スルスルと滑ります。












【あっさり塩豚チャーシューとまさに万能なカイワレ葱の勝利!】


 油そばと言ってもあっさりとした一品。そこに多めのカイワレ菜が投入されますので、とても食べやすいしもたれません。カイワレを噛んだときのフレッシュさが加わって、味わいまた昇華するかとおもうほどに。







 その一方で、チャーシューは程よい塩豚加減でナイスなのです。柔らかさは今でもなく、筋肉質より脂身が多めで甘さを感じるところ。そこを醤油ダレではなく、、塩ダレであっさりと仕上げているところが、ナイスなのです。これなら、どんな酒でも合うだろう。お土産にでも喜ばれそうだ。







【日本酒:谷川岳


 いわゆる普通酒というやつで、醸造を意識した大量生産的アルコールが添加されたタイプですが、日頃馴染みがあるといえば確かにあり、飲みやすいいつもの味わい。旅先で料理屋なんかでこういうのがあるとついつい嬉しくて注文してしまうあの感じです。個人的にはコクよりも「キレ重視」と思うタイプで、無難にどんな料理でも合うと言う味わいです。特に今回は、冷えた温度感がよくて、キリリという感覚にぴったり!汗が引くね・・・・・。日本のジメッとした暑さの中、日本家屋の縁側で、井戸や岩清水で冷やされた生一本をキューっとやるという、憧れを彷彿とさせてくれるけど、どこか大衆の味わい。大衆と言い切ってしまったけど、西新宿のそれではありません。


   











 総じまして、「別腹で食える旨し油そば!」という感覚で、〆の一杯でも良いし、食傷気味な体調でもばくばくと食える不思議な油そばです。夏バテ気味な時には、これがおすすめ。冷えないし、また残ったタレで白飯を食うことも可能だし、こういうことは冷やし中華ではできないよね。東京都全体ではどうもマイナーな名物油そばですが、食事にもおやつにもなるラーメンとして、もう少しプレゼンスが上がればと日頃思う次第。まあ、少しマイナーな今の立ち位置が愛おしいのもありますが。ということで・・・なので詠います!



   蒼空に
   初夏を感じる
   日差し浴び



   冷房恋しく
   冷酒が沁みる



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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