ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2258】 富士らーめん (東京・浅草) つけ麺+日本酒(一の蔵無鑑査本醸)

 大型連休が終わって、重い体をひきづって出勤・・・、今日は適当に流したいと考えながら、職場へ直行することなくまずは喫煙コーナーへ。顔見知りと一通り談話して、大型連休でバカンス満喫という方々は少なく、やはり
近場でレジャーで済ませたという方が多かったです。そんな私は、観光らしきことといえば、浅草寺に行ったくらいでしょうか。あちこち外国人の方が多かったと話したら、スーパー銭湯に行っても最近はたまに外国の方を見かけるとのことです。中には、ファッション性が高くとも刺青ご法度なので、湯に入らずにマッサージチェアとか、その場の雰囲気だけ楽しむグループもあったとか。外国人の方の好奇心もすごいです。それにしても、最近の喫煙コーナーでは一気に「IQOS」が増えたかな・・・・。オレもまねしようかしらん。


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<長閑で変形カウンターのお店>


 ・・・・などと考えながら、連休の浅草観光ついでに腹が減ったので、またらーめんです。もうかなり気温も上がってきたこの頃、もうそろそろつけ麺気分も高まります。さて「富士らーめん」さん・・・よろゐ屋の関係者のようですね。よろゐ屋が好印象でしたので、青森煮干しの名店とすごく迷ったのですが、決め手は「日本酒」がいいのがありそうなので。本当はビールをキューっとやりたいところですが、胃腸が逆流性なんとかっぽいので、泡の出る系はしばらくお休みと言うことになりました。







 この季節は一年でも一番好き。扉解放で風が店内を渡り、そこそこ余裕がある客入りでも出入りも適当にあって寂しくもない。それでいて和やか。小さい音のBGMが風に揺らぐようで心地よいっす。つけ麺が来るまで、「一の蔵」をチビチビとやりながら、ゆったりとした店の空気感も味わうと言った感じ。ああ・・・このゴージャスな庶民感覚はたまらんね。


   











【シャバい豚魚のようで味が濃ゆい!しかも塩気抑えめで芳醇な豚甘さがナイス!】

 食前酒がてらの「一の蔵無鑑査本醸」を半分程度あけたところで、ちょうど配膳が完了。久しぶりの豚骨魚介のつけ麺ですが、妙に「またおま系」のオーラ感を受けません。それは、微妙に淡いような「またおま」風貌であり、また麺の太さがとってオーディナリーでありましたからから?。個人的には、青ネギのぱらつきが食指を刺激してナイスです(ネギ星人青ネギ派ですから)。







 それにしても泡立ちもなかなかですが、濃厚でもなさそう。それでいてシャバ系でもない不思議なスタンスの豚骨魚介です。しずしずと味わうと、これがまた「緩い濃厚感」というべきか。松戸の濃厚名店の濃ゆい目のスープ割りと同等レベル?? なーんて妄想しています。個人的には、趣向のポイントがナイスです。味わいは、なかなかの豚骨コラーゲンですがとってもサラリとしている感じで、泡立ちも軽めなのがわかります。魚介の甘さもしつこくなく、カエシのエッジングも醤油ダレの余韻を感じるほどにまろやか。







 バランスとしては、「動物系≧魚介」という感覚。野菜のエキスがあるのかと思うほどに胃袋に負担を感じないまったりした感覚です。具材の豚肉の脂がいい感じに焦げがあり、その香りと甘みが滲んでいるような演出が心憎い演出です。動物感が、「煮出しの出汁加減」と「チャーシューの香ばしい甘さ」とが、魚介系の味の上でハーモナイズされているような感覚。それらが全体として甘く芳醇と感じさせますかな。いや〜これはナイスです。 







【ひとこと・・・旨い麺!何も付けなくとも日本酒のツマミになる程!】


 本当に何気ないストレート麺なんだけど・・・こいつが個人的にはうまくてたまらない。やはり日本酒を事前に染み込ませると感が冴えるのかな・・・。何も付けずに3〜4本たぐって啜ると粉の風味がナチュラルに広がってとっても悪くない旨さ。そこで一の蔵を少しグビッと味わい舌を洗うと、実に美味い。蕎麦屋じゃあるまいしと思うのだけど、これ本音。








 きめ細かい地肌であるけど、妙に抵抗感を感じる滑り加減。貼り着きは少なくて適度に舌の上を引っかかるのが、また旨さを感じさせます。つけダレの甘さが加わると、一気にお食事的な腹の落ち着きを覚えますし、なかなか飽きない。







 歯ごたえは、最初はもちもちっとしたのを覚えて、プツプツっと前歯で千切る感覚。それでいて芯がないけど、全体的にどこかバーチャルに芯を感じて小さくヌチリとした潰れがあります。奥歯へ運びこんでプレスをすると、細い麺の集まりが太く集まってヌツヌツとややハードな潰れ込みを感じます。こういうところに適度な密度感を感じてしまい、魅了させますな! うう・・・また「一の蔵」を欲してしまう。







【細切れチャーシューの脂は実に甘く香ばしい存在感!メンマもすがすがしい!】


 具材は、必要最小限といか、いやいや最大公約数というべきか迷う。細かいブロックというようなチャーシュー。既述の通り、脂身が多めでおそらくバラのブロックの細切れかと勝手に妄想しています。炙りの焦げが実に香ばしく、一切れで白飯がバクバクと食えそうな馬力を覚える豚肉パワー。脂は天才です。それでいて肉質はやわらかくて、一枚肉だったらどえらい感動に襲われると、ここでまた妄想してしまいそうです。チャーシュー追加が280円だったので躊躇してしまった・・・・。このピヨピヨ野郎が!と己のケツの小ささを呪いそうです(治療中・・・)。また、メンマは薄い味付けで好み。このつけダレには合っていると思う。取り立てるほどでもないけど、全体的にはいいまとまり感を与えるメンマ。













【おとなしくエンディングを堪能するスープ割】


 ブーメラン方式で器を返してリターン。こちらは、シンプルに味がスマートになるタイプで、汁系の他のメニューとはおそらく別のニュアンスだと思われます。ネギが足されて多少フレッシュアップ。苦もなく平らげることができるタイプ。最後にスープ割で撃沈ってのも格好悪いが、そういう心配は無用です。












【日本酒:一の蔵無鑑査本醸】


 さて・・・今回のスーパーサブと言っても良いかもしれない日本酒「一の蔵」。なかなかキリリとしながらも、水のように呑めてしまうから、宴会では危険な酒ですな^ - ^。それでも呑むほどに発散する香りと甘みがあって飽きさせない。胃痛でも染み入るように呑めてしまいそう〜〜。また淡麗系のつけ麺にはもってこいの相性かも。透明感と味わい深さとコスパではいい感じです。












 総じまして「濃ゆさとアッサリさのバランス感が好み!何気に自家製麺を楽しもう!」という感じでオススメのお店です。中央線沿線にあったらどエラく通うかも〜〜。いやこれ本当! 胃袋の調子が戻ったら、ハイボールをキュキューっとあおりながら、またつけ麺を食べたい気分。汁系もすごく興味があるのだけど、麺のうまさとタレとのマッチングは、個人的にはツボにハマった!次回は大盛り必須であります。それにしても、休日の浅草は本当に外国人の方が多いね。2020になったらもっとどエライことになるのでありましょうか。そのうち、富士らーめんにも外国人が押し寄せるのかも。ということで・・・なので詠います!



   ぶらぶらと
   陽気に誘われ
   浅草寺



   行き交う人は
   インターナショナル 



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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