ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2243】 麺丼 Dining 夢者 (東京・新秋津) 汁なし醤油・中


 家電が一気に故障しそうで支障をきたしています。結婚や転勤、はたまた出産等でひとまとめに揃えましたので、壊れるとこは同じタイミングと成りまして、誠に手痛い出費です。洗濯機、液晶テレビ、ブルーレイ、冷蔵庫・・・・。どれも10年前後は使っておりますが、特にヘビーに使いたおした洗濯機は、さすがにガタがきております。本日、ちょっと大型電気店へ出かけてちょっと試算しましたが・・・・・一家が海外旅行に行けるほどの金額になってしまいました。


 この春にそろそろ、iPad Proへの更新を図ろうと思っていたのですが、無理そう・・・。


家電批評 2016年 05 月号 [雑誌]

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家電批評 2016年 04 月号 [雑誌]

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<隠れすぎ隠れ家的麺ダイニング!>


 ・・・・などとアホなことを考えながら、クルマにガソリンを入れにスタンドへ。休日ののんびりした空間を味わうと言うか、そのまま窓を全開にして、しばらくクルマを流します。道が空いているところばかり選んでいたら清瀬界隈まで来てしまった・・・。昼飯は食って帰ると連絡入れて、そのまま秋津方面まで。ちょうどいいから、宿題ブックマーク店をさらえておきましょうと、「麺丼Dining 夢者」さんへ行って「汁なし醤油」を食べてまいりました。








 それにしても分かりにくいロケーション。駅前の人通りの多いところにあるんですが、地元飲み屋ビルの2階の一番奥の突き当たりという・・・・どうにもサディステックな箱位置。この分かりにくさに匹敵するのは、「彩香@保谷」か「たんめん本舗ミヤビ@大泉学園」くらいでしょうか・・・。しかしこういう場所でもやっていける客寄引力があるということで、旨い店の証かもしれません。期待が高まります。


   











【魚介の粉な甘さに溶け込むジットリ醤油ダレ】


 飲み屋ビルの一角といえども、いかにも質素な手作り感満載の店箱。入るかどうしようかと躊躇していると、人の気配で「いらっしゃいませ!」と大きな声で背中を押されたように入店です。閑古鳥だろうなと思いきや、そこそこの客入りで先客4名。カウンターの好きな場所に座って、不安定なプラスチック座席に座って食券を渡します。厨房の回転が早くてあっという間に配膳されますが、その丼は結構大きめ。奥にスポッと麺がはまり込むような麺顔でして、どうも少なめに見えてしまうという、ちょっと見栄えで損するような感覚です。しかし、アップにするとそれなりの迫力。クルマで来ていなかったら、ビールとやりたいという衝動にかられます。








 広い意味で武蔵野エリアととらえた秋津界隈ですが、一口味わうと武蔵野系油そばとは明らかに一線を画します。醤油ダレのスパッとしたキレと香り、そしてコクは想像の範囲。ですが、意外に魚粉が主張をしておりまして、塩気と張り合うかのような香ばしい甘さが広がる感覚。しかも液体と溶け込む粒状ということで、混ぜるほどに「ジットリ」としたものに変わります。そこにフライドオニオンの食欲そそる香ばしさが溶け込むので、いくらでも食えそうな馬力を感じます。







 しかし全体的には上品な味わい。明らかに醤油ダレですが豚魚の風味と錯覚を覚えます。辣油と酢を入れて庶民的に食うのも好きなんですが、この甘みには酢を入れると金属的な味わいがツノを出しそうな感覚。そのまま、ブラックペッパーも入れず、デフォルトのままでいただいた方が旨いと思います。薬味ネギも白いネギと青い万能ネギのフレッシュ感がタレに混じるので、さっぱりさもほのかにあったりなんかして・・・。ああ、汁なしならビールが欲しくなる。












【ヌチヌチっぷりが楽しいアルデンテ中太麺!】


 一方の麺は、中太の多加水麺。ストレートのようで微妙に捩れ部分があり、単なるストレート麺よりはずっとエアリーなフォルムと感じます。捩れもあり。これがタレを絡ませるポイントで、タレの巻き込み度合いが素晴らしい。魚粉も貼り着き見栄えも旨そう。







 一見ぷよぷよしたように見えますが、実は密度感があります。微妙な芯を残しており、グルテンの風味を存分に感じます。そこにタレが混じるから咀嚼が楽しくなる一方。前歯ではプッツリとした食感なんですが、奥歯でプレスするとヌチヌチとしたハードで明るい反発があるのが印象的です。昼間の部はつけめんも提供可能とのことですが、それならそっちも期待ができそう。また、並・中・大と同一料金(だよね?)というのも印象がいい。








 すすり上げの抵抗感は重いけど、それは汁なしの故致し方なし。しかし麺の風合いをしっかりと感じつつ、ハグハグといった感じ、すするというより運び込むようにして食うのが、これまた醍醐味というやつでしょう。いい感じです。


   











カリカリさが楽しいチャーシューとサービス味玉ハーフ】


 チャーシューがまた個性的。表面カリカリタイプでして、レアチャーシューが昨今はやる前には、あちこちでよ凄くよく見らえたバーナー炙りのようなクランキーかつ香ばしい味わいが嬉しいです。味わいは醤油ダレの浸透もそこそこで、肉の味わいがよくわかるタイプ。明らかに汁系より汁なしの方が似合う味わい。スカッとした肉質部位が脂っ気ないけど、ビールのおつまみに通じるような食べだすと止まらない感が良いですね。








 またデフォルト650円の範囲内で、ちゃんとした味玉が付いてくるのが好印象。やはり味玉があると嬉しい! オレンジ色で中心部だけトロついているのが味わい深いです。最後にメンマですが、これは特筆するところはないけれど、麺を天地返ししたところで、麺と混じって歯ごたえ・食感が旨さを感じさせます。くたっとしたメンマで歯切れも良く、そして大衆的。







 総じまして、「ハードなようで優しき汁なし醤油!」と言うそのまんまの感想でごめんちゃい! 秋津界隈は本当に縁がなく、次回はいつこれるか不明。ですが、貴重な汁なし専門店ですから、今後の人気評価ぶりとか気になります。限定で面白いものが出てくるようなら、またブックマークをし直すか・・・・。食後、明るく愛想良く店を出るのを見送られて、悪くない店だなという肌感覚です。のどかな駅前にあり、立ち寄りたくなるような不思議さもあり。サディステックなロケーションを故に逆に印象付けられました。ということで・・・・なので詠います!



   静けさに
   ゴーゴー唸る
   武蔵野線



   花粉運ぶか
   がら空き列車

 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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