ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2221】 らーめん・定食 わか (東京・洗足) 東京らーめん

 いや〜、最近飲み会が続きます。いわゆる送別会というやつですが、歓迎会よりも送別会の方が後腐れないというのか、本当に名残惜しいというのか、ディープにはまってしまうんだよね・・・・。先日のカラオケにしたってそうだし、大抵2次会くらいには参加して、飲みすぎてタクシー自腹で帰るはめになることも。別れ酒の方が、これまでのことを振り返ってみたりできるし、改めて感謝を感じたりするし、うまい酒なのかもしれないなと思います。それにしても、ちょっと飲みすぎて夜は何もしたくないような気分・・・・。


終電ちゃん(1) (モーニング KC)

終電ちゃん(1) (モーニング KC)











<気さくで使い勝手の良い定食屋スタイル>


 ・・・・などと考えつつ、この日は朝からの雨が全く衰えを見せず、私は少々恨めしく雨雲を見上げます。お昼時の東急沿線とくれば何を食おうかと考えると気もそぞろなんだけど、打ち合わせが終わってつまらない買い物を東急ストアで済ませ、一番近場のラーメン屋兼定食屋っぽいお見せに入ることとしました。環八沿いにあってわりと入りやすそうだったし・・・。入店するとその思わせ通りでありほっとし、すごく凸凹したカウンターの一番角の席に座って、とりあえず「東京らーめん」という思わせぶりなメニューを通します。他客を眺めていると、定食の人気度が高そう。そしてラーメン+セットの展開もあり、カレーライスとラーメンで900円というそそるものもある。お酒もありそうでこの辺りに住んでたら、ちょい飲みにも使えそう。店主も奥さんも気さくだし、嗚呼ここはいい店だなとすぐに腑に落ちる安堵感です。お隣のオジサンは、酒と塩らーめんをやっているし、実にほっこりする空間でした。


   











【レトロなの東京ブラック!コクの甘さとまろやかさのエキストリーム!】



 定食屋とは言ってもちゃんとカウンターにはお盆がそなわってて割り箸がキチンと置かれています。そこに割り込むように高台にらーめんが運ばれて来る。他客に邪魔にならないように受け取るのがコツがいるが、変なバランス姿勢であったから腰が少し痛んだりしました。さてその麺顔、なかなかブラックラーメンしてます。東京らーめんと来るとしとやかな淡いブラウンを連想しがちですが、キッパリとした濃い口醤油が寧ろ潔くて気持ちいいくらい。色合いからして塩気のパンチを想像しながらレンゲを進めます。







 しかしそれがいい感じで裏切られます。色合いにだまされたと思うほどに、エキスとリームなまろやかさ!しかも、コクが甘い。次から次と味わってみても、コクのまろやかさが濃ゆいと思えるほどに芳醇な甘さ。しかも色合いと味わいに透明感すら覚えます。このコクは醤油ダレからきたものと思われますが、本当にそれだけなのだろうかと不思議。







 醤油の醸造感みたいな甘みもありますが、遠くに淡い酸味も認めます。おそらく鶏がら主体の動物系スープですが、鶏コクもその甘さに響くと言う感覚。魚介は不明。というか認めることができなかった。若干の節系くらいは溶け込んでいるかもですが、所謂魚介の片鱗は認めずというった醤油感覚です。味醂でも溶けているのかと思うくらい。この点で賛否が分かれるかもしれませんが、甘いの嫌い方でもまあそう言わんと食ってみなはれと思うのだけど・・・。












【褐色に染まるハードなモチモチ反発!熱ダレ少ない多加水麺!】


 まあスープが漆黒の感じだから麺も染まるというものです。褐色にそまった見栄えがテッパンと思うほどに安定した旨さを感じます。基本的に多加水。つややかがスベリの良さを発揮し、口当たりもライトで一気にズボボボボボボーーーと啜り切れます。歯応えは多少モチモチしているという感覚で、思ったよりも麺の密度もあって、食べ応えもあるよう。前歯でもプツプツプチプチっと小気味良く切れ、また奥歯でな大きな束になるとヌツヌツと低反発してクチリと最後には潰れるといった感覚。







 そして意外に汁を吸い込まないようで、食い終わりまで熱ダレなどを一切覚えず。どこの製麺屋か箱が見当たらず不明ですが、名の知れた店なのでしょうか。量もそこそこで問題点も見つからずです。












【レトロが極まるような熟成効いてチャーシュー】

 一点だけケチをつけるなら、ワカメかな・・・この場合は入れなくても良かったかも。またナルトは醤油スープに染まった感じがあって後半には薄く褐色がかかっていた。固ゆで卵半分はご愛嬌ということで、これも最近では珍しくなってしまいまいましたね。メンマは、割と繊維が粗めであるものの、柔らかく好印象で、スープに使った同じタレで仕上げられたのがすぐに分かります。

 さてチャーシューですが、定番中の定番と思えるほどのロース肉。少しこぶりなのがレトロっぽい。しっかりとタレに漬け込まれた熟成タイプのような風合いが印象的で、繊維方向に容易く崩れるほどに柔らか。酒より白飯のほうが合いそう。食むとほわっとタレの効いて熟成されたような風味もあり、適度な仕上がり。分厚さはそこそこと言ったところか・・・。










 総じまして、「レトロと醤油の濃ゆさが素敵な和みの一杯!」と言う感覚でしょうか。これならふらっと寄りたくなるし、近くで下宿してたら毎日通いそうなフィト感です。それにしても、となりのオジサンがいい感じ・・・昼間から酒のんで塩らーめん・・・・そんな身分になりたいものですな。次回は塩らーめんにするか。酒はどうするか?昼間から飲めないにきまってる。それでも少し肌寒かったからか、酒のほうも羨ましさが高まるばかり。そうこう言っていると、あっと言う間にツツジが咲く季節になるんだよね。雨の冷たさの中にも春本番のにおいありか。ということで・・・・なので詠います!


   春雨か

   暖を求めて

   定食屋


   立つ湯気白し

   飲む汁黒し


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!