ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2203】 大勝軒 まるいち 渋谷店 (東京・渋谷) つけ麺


 今、職場ではお互いの仕事を紹介しあうとか、少しでも改善したことを皆と共有しようという動きをし始めている。初めは、どこか少し恥ずかしいというか、学校じゃないんだからとか、乗り気じゃなかったんだけど、他社事例とか実績の紹介を見せつけられると、ちょっと重い腰も軽くなるというもの。


 例えば、ある事例では、月に一度、お互いに褒めあうセッションというのを業務が終わった後にするそうだ。それは、トップがそう決めたから。必ず褒めるところを見つけて、それを本人に伝えるのがルール。発表形式でもいいし、フリーセッションでもいいし、なんでもいい。ポイントは、継続して続けることだそうだ。


 最初の1回は、それなりに褒めるところもあるし、気乗りしなくてもそこそここういうものかと理解する程度。二回目は、段々とすぐに褒められるところも見つけにくいから、探すのに少し苦労する。それを本人に伝えると、これまで自分でも気づかないことだったりするから、マジで嬉しくなるらしい。そして三回目以降が、苦しくなる。褒めるところがなくなってくる、見つけにくくなる・・・。だから、何か回りの人が褒めるところがないか、観察したりするようになる・・・。そして、それが習慣化してゆき、「仲間のいいところを見るようになる」職場風土が出来上がり、固まってゆくというシナリオ。


 基本的に、悪い雰囲気でない職場でいい仕事やアウトプットは出てこない。アイデア勝負な職業だとそれはなおさら。遠くの目標とのギャップの大きさに疲れて進まないより、今出来ているところを自分もチームも褒めあうことで確認できたら、そこからあと少し何ができるのか?あと少し何が改善できるのか?というスタンスで、しっかりと改善改革の進捗を進める。なるほどなと思った・・・。


 しかし、羽目を外しすぎて褒めすぎて、厳しさがなくなるのも問題だからそこは調整しよう。この夜はそんな羽目外しで飲んでしまった・・・・。












<飲みのシメで食う!遭難しそうでなんとかなるもんだ>


 ・・・・などと考えながら、爽やかにこれからの改善活動のことを話し合おうと飲んでいたら、やっぱりこの季節、どこ会社でも春の人事や新体制が気になるもの・・・そういう方向で後半はずれてしまった。渋谷で同僚と飲み、ああでもないこうでもないと、邪推と泥酔を重ね、別れた夜でした。結構飲み食いしたんだけど、ツマミのようなものばかりで、なんだかしっくりと来ない私の胃袋。近くで一杯食うことにいたしましょう。センター街方向は苦手なので、駅から対極にあるエリアへ。煮干の名店を狙ったんだけど、途中で「大勝軒」のどデカく赤い提灯が目につき、こんなとこに大勝軒あったんや〜、と吸い込まれるようにそこで食うことにしました。券売機を見てつけ麺しかないのかと勘違いして、この日はつけ麺に。よく見たら汁系もあるやん。相当酔っていたのかも。







 明るい店内でお姉さんの対応が明るくて優しい。気持ち良き一番奥の一番居心地が良さそうな席に案内されます。あつもりと、ひやもりが両方出来るのだけど、あつもりは個人的に少し喉がつっかえる思いがするので、定番通りのひやもりで。
 

   
 








【ライト豚魚に貼りつく動物エキス!ニボニボしくない甘さが強め】


 ちょうど隣の客のオーダーの製造ラインに乗っかったようで、思いの外早めに配膳が完了。その瞬間は、やはり東池袋系!という満足感が支配します。クレヨンか絵の具の黄土色に近い、非常に見慣れたライト豚魚のつけダレ感覚。ところどころネギが浮き、ナルトがアピールし、短冊メンマが覗かせます。見飽きたはずが、なんとも親しげに思えてなりません。レンゲでまずはひとすすり………。その第一印象は、甘さが強めと感じた。







 カエシの効き目が薄いのかと思えるほどの甘みで、私的には甘すぎの一歩手前というレベル感。魚粉のコペコペした甘みとも違い、じっとりとした様な風にも思える。煮干の甘さもありましょうが、糖分の補助を得たのかと邪推をしてしまいます。しかしそこは大勝軒なりの仕上げ方でして、豚骨の出汁で上手く丸め込まれた様な落ち着きを覚えます。口の周りに微かに張り付く様な、動物エキスもありますし、シャバシャバした薄さを感じさせません。







 しかし、やはり後半になり薬味を効かせて味変化とさせともらいました。一味を多めに投入した後、ブラックペッパーを少々。そして酢を少々ひと回し。これで少しだけエッジが立つ様な味わいに変化して後は、グイグイと一気に食い進めることができました。












【デフォルトがボリューミィ!しかしモチプリ!たれない多加水密度感!】


 麺のボリューム感がいいね。デフォルトで十分な多さで、底上げなどしていません。770円として気持ちよく払える満足感。茹で上げ300g程度かな。しかも水切りが完璧! これでかなり印象が上向く。隣の若い男女カップル客の男性の方が、大盛りを注文して、「ヤッベー、この量!マジでヤベ!!」と甲高いガラっぽい声で叫びます。その後、ヤベー、マジヤベー!と何度も繰り返しながら食っておられますが、やはりここは渋谷だな〜などと意味もなく思えてきます。そんなのを尻目に猛スピードで飲み込み様に一気食い。昭和生まれのオヤジパワーを見せつけてやります(うそ、もっと謙虚に)。







 量が多そうに見えるけど、密度感はほどほどだし、ライトな太麺。かなり見栄えよりかなり楽に食いきれます。表面はもっちり貼りつくようでありながら、ツヤツヤと光る。何もつけずに二、三本タグってすすり食うと口当たりもよく滑りも良い。前歯を押し当てるとプツリと容易に切れて、後はスパスパと楽にリズミカルで食える。奥歯でプレスすると明るい弾力感が印象的。まさに多加水麺のモチモチプリプリという歯ごたえがたまらんです。太麺でも丸い形状なので、絡みつきも少ないみたい。最初に綺麗に折りたたまれた姿のように、美しい滑り感覚であっという間に完食です。












【短冊に揃えられた柔らかロース肉】


 具材は少し寂しい気がする。けれどもその短冊に切り揃えられたチャーシューは、とても柔らかいロース肉で質感は高いもの。酒でもライスでも両方合うかも。大勝軒といえば、やや脂の抜けてスカスカっとしたのがイメージなんだが、ややジューシーにも感じて、これならチャーシューメンは美味かろうと予測できます。メンマは、やや細めでコリコリと楽しめるタイプ。酒のアテか、汁系でメンマラーメンに実に期待が持てそう。












【スープ割はブーメラン方式】


 お姉さんを呼んで器を返します。再度サーブされて、あとは淡い出汁を楽しみましょう。味の方向性がクリップカーブされることもなく、ストレートで、オーディナリーな豚魚を楽しめます。












 総じまして、「味重ねと麺ボリュームが楽しみ!オーディナリーな安心感!」と言う感じでしょうか。特筆する味わいの新体験はないけれど、大勝軒は確からしさがあるから好き。今回もそれを再認識させていただきました。こちらは、どうも今回私が食べたデフォルトつけめんに、トッピングや辛味など、味変化を楽しむのを押しているみたい。それなら、冒頭感じたやや甘さものニュアンスも理解できます。次回は、塩つけ麺を頂くつもり。酔った勢いでも、まだまだ食えるもんだなと・・・・酒と麺は別腹だと思った夜でした。ということで・・・なので詠います!



   疲れては
   仕事と飲みの
   年度末



   人事の話で
   ワイガヤ夜宴



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!! 今日も本当にごちそうさまでした!!!


関連ランキング:ラーメン | 渋谷