先日、ちっぽけなプロジェクトでありましたが、自らの判断で閉めてしまいました。そう決断するのは自分の中では早かったのですが、どうしても過去の経緯とか、一旦引き受けたからにはという責任がありましたので、躊躇していたんです。このまま、言われた通りに推進して、私自身のポイント稼ぎはできたかもしれませんが(いや、絶対にないな・・・)、私自身が腹落ちしない内容だったのと、それに周囲を巻き込むことに、とても心が痛んだ・・・というのが、今回思い切ったポイントであります。任せたのにNG答案したのですから、来週から針の筵になるのかどうなることやら・・・不安でなりません。今週は、熟睡できず、よく深夜に目が覚めてしまった。しかし、楽しくないというより、辛いのがたまらなかったので、正直に具申申し上げて、幕を引くことになりました。
さてこれからどうするか。図々しいのも極まれりだけど、実は、なんと、プロジェクトの再構築チームに自ら加わっていこうと思う次第。だったら、閉じるなよ!辞めるなよ!ってね。言われるだろうな・・・思われるだろうな・・・・。確かに反対勢力である私が、改革のプロジェクトに加わるというのは、確かにあちこちから刺されると思います。入れてもらえないかも。でも、もう一度仕切り直してやり直したい。馬鹿みたいだけど。
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<西台フラれて、蓮根で救われる〜落ち着く淡麗な塩ダレ>
・・・・などと考えながら、一週間のたまったストレスを解放せんと、頭は二郎を求めております。しかも、未体験の二郎を。久しぶりに朝から自由時間をいただきました週末なので、東京のブックマーク店の中から二郎を検索いたします。すると「西台店」がピックアップ。確かに随分と放置していたわけだ、通勤経路からも、外出エリアからも利用路線からも外れまくってて、しかも遠い。今行かないと、もう絶対に食えんだろうと、雨の降る中をわざわざ電車賃を払って突撃です。しかし・・・・撃沈。休みでありまして・・・・空けた胃袋に、思いっきりためたストレスを、打ち込もうと思っていた計画が水の泡。膝落ちとはこのことです。「赤羽店」へ行く力も残っておりませんでした。もうこの近辺で適当に食って帰ろう。そう思って、iPhoneのとあるラーメンアプリを開くと、そこには燦然と近隣蓮根で「らあめん元」が示されておりではありませぬか!
と思ったら一駅だったので、あまり考えもせず蓮根駅で降りてしまった。駅からすごく近いというのも訪問理由の一つだったと思う。店の前まで行くと、ちょうど満席に成るかならないかの埋まり具合。ここまできたら入るしかないでしょう! がっつり食うつもりだったけど、淡麗な塩で有名な「らあめん元」さんで、定番の「塩らあめん」をいただくこととします。
【輝く透明感とキレある塩味!鶏コクの芳醇さがナイス!】
とまあ・・・意図せずたどり着いた店とその麺顔ですが、実はモヤモヤ気分を吹き飛ばすには十分であります。見た目から入るところが私はありまして、そのバランス感あるまとまり具合、スープの透明感から、「これ旨し!に決まってるやん!」と決め込んでしまいました。そしてまあ・・・その直感ぶりはハズレはしない。
一口目は、何が主張してくるか楽しみ。動物系か、魚介系か、それとも何?と期待して味わいますと、「キッパリとしたキレのある塩ダレ」がズドンと来ます。塩っぱいというのではなく、旨味と結びついた肉厚な塩ウマ味という感覚。旨味の味が濃ゆくなって塩気が立つように思えるという凝縮を妄想してしまいそう。しかし、全体的には淡麗な仕上がりであるのが、どこかニヒルな感じがいたします。
その塩気に慣れてくると、まったりと広がるのは、鶏の旨味か?神奈川系とはまた違った鶏油のスッキリしたまろ味が舌に絡むという感想。これは癖になるな・・・。薄い黄金色のような香味油がかなり全体に広がっていて、かなり味の広がりというか肉厚感がボリューミー。動物系100%?なのかは知らぬが、そうでもなさそうと思える節の余韻もうまく一体化させてまとめているようです。ともかく、キレと芳醇な感覚が全体的にバランスとれてて素晴らしい! 直前に二郎にフラれて食えなかったショックは、一気に消え失せてしまったかも。
【上品な多加水ストレート細麺!スベりはシルキー!】
麺がまたお上品なのであります。多加水の極細麺ですごく綺麗なストレートさがとても印象的。角麺を意識させるようなエッジングが舌触りでもはっきりと感じられる上に、表層のスベスベ感がたまりません。毛細管現象も手伝ってか、すごく麺どうしのまとまりが良いし、箸でリフトしても、駒が揃うようにピッタリと整列されるという潔さ。前歯を押し当てると、プツプツプツプツ・・・・とお行儀よく集団組体操のように美しく切れ込みます。奥歯へ束になったそれを舌で送り出してプレスを始めると、クチクチクチクチ・・・とタップを踏んだような小気味良い潰れる感覚がたまりません。
またすすり上げがとてもよろしい! とってもスベスベでまとまりが良いため、全体的にはシルキーとすら感じる高機能! 万能ネギの超小口切りが多少貼りつこうとも、難なくスベスベスルスルツルツルーーーーっと内頬を軽くタッチして駆け抜けてゆくようです。また、写真には撮れなかったけれども、麺をリフトすると、小口ネギがそれにつれて張り付き、まるで枯山水に落ち散る紅葉のように美しいではありませんか・・・・などと、また妄想を重ねてしまう。うまさは人を狂わせる。
【外の香ばしさが嬉しいチャーシュー!内のコリ歯応えナイスなつくね!】
全体的に淡麗系というより、芳醇系と呼ばせていただきたいような味わいの濃ゆさ。それに負けないようにか、薄いバラ肉も適度に主張をいたします。バラ肉の味わいは上品この上ないのだけど、周囲の醤油ダレが沁みたような部分が、軽く焦げっぽくて、これまた香ばしくてうまい。塩気の中でも味のクリッピングポイントとなっていて、いい箸休めに成っとります。また、シンボルマークの穂先メンマも柔らかい中にコリコリ感があり、これまた嬉しい!
個人的に嬉しかったのは、つくね。軟骨が粗く練られているので、食感がコリコリっとしている部分を残します。そして生姜?のような風味もあって、白飯でも相性が良さそう。また酒にも合う。もっとくれもっとくれと、脳が要求しますが、一個だけ。次回は、「つみれ丼」なるものをサイドメニューで楽しみたい。そして脳を落ち着かせたい。
総じまして、「もはや定番と思える安定のキレ!」と思えた質実度はさすがです。当初残念気分で乗り込んだのですが、むしろ救われたどころではなく、ありがたさと申し訳なさを感じつつ、退店した次第です。食い終わった後、店を出ると、おおおお行列が一気に発生しておるではありませんか。雨の中を・・・・。この界隈の名店って感じで根付いているのですね。ちょっと遠くて今度はいつこれるかわかりませんが、ここはまた食いたいな! 隣客の醤油もなかなかの美しさだったし、つけ麺もどんな感じだろう・・・。などと考えつつ、都営三田線に揺られて帰途へつきました。スタートが悪かったが、結局はいい一日の始まり。・・・なので詠います!
春雨の
暖かき哉
休日も
何を食うに
なすがままなり
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!休日も本当にごちそうさまでした!!!
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