人事ローテーションを考えねばなりません。仮に現状でうまく回っていても、異動をかけて色々な経験をさせないと、人材も組織も固着されてしまい、柔軟性を失うからです。私は個人的に、事業の再編やら、自ら異動希望をするなど、割と変化があった方なので、比較的異動の抵抗性はないんです。転勤そこそこあったしね。しかし、自分と他人は違う。それに、なんでもかんでも異動させてシャッフルさせれば良いというものでもなく、「なぜそのポジションなのか」をよく考え、組織と個人にも納得させ、立ち上がりをスムースに運ぶことも考慮に入れねばならない。これ大変に難しいことだし責任重いと思うんですよね・・・。ちょっと決断をせねばならず、週明けにでも内示を出すつもり。血も涙もない人のように思われがちだけど、頭では汗をかいているし、涙は見たくないと本当に思っている・・・。晴れた空を見上げてしみじみそう思う。
上司は部下より先にパンツを脱げ! リクルートで学び、ベンチャーで試し、社長となって確立した99の仕事術
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- 出版社/メーカー: 徳間書店
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・・・などと考えながら都内で休日午前中に早々に私用を終え、久しぶりに目白へ。どうも、前夜に飲みすぎて少々二日酔い状態でして、こってり系や煮干し系など、ちょっと受け付けない状況でした。なのでアッサリとした醤油系でも食おうという算段で、訪問ハードルが高そうな「丸長 目白店」へと伺います。しかし、予習不足と申しましょうか・・・店の前に着くと大行列状態です。折り返して歩道の道路側へと伸びた最後方に接続。地元民と思われる方々と思われる方ばかりで、その中には付近の名物爺さんらしき方もおられます。そのお方、通称「目白のへーちゃん」。そう呼んでた?? 競馬新聞片手に、生き生きとお店の方と話されてます。いい引退生活されてて実に羨ましい・・・。きっと地主だね(笑)。
さて店内はコの字カウンターで、厨房とフロア係でいい家族連携をされているというオペレーション。クラシカルな一杯は、こういう家族的な雰囲気で提供されるとたまりません!店の雰囲気も味わいということで、これは食う前から期待が高まります。行列並んだお陰で体調が復活。当初、アッサリと汁系でラーメンでも食おうと思ってたけど、両脇の方のつけそば大盛りぶりに刺激されてしまったではないか。意志の弱い私は「つけそば」に方針変更。しかしこれがまた良かった良かった〜。
【ライト系と思いきや・・・旨味と甘さ、辛さと酸味がなかなか濃ゆい味わいでナイス!】
配膳される時間は意外と早い!ちょっとお手洗いに行って戻ってくるともう配膳ドンピシャなタイミングです。しかし、丸長系はそこそこ食ってきてるつもりでおりましたが、意外につけダレが豪華。具が浮いていると思ってたら、ぎっしりと詰まっている感じでして、800円は少し高いかなと思ってたけど、リーズナブルなプライスです。
この具の影響もあったのか・・・味わいが濃ゆいめです。さっぱり醤油の甘酸っぱい辛さを予測してたのとは、少し方向性が違うかも。肉汁感が少し前面に出ます。タレ自身も豚の煮出しが豊潤で、脂の甘さがじんわりと広がる感覚。その動物系に甘みが加わり、意外とご飯に合う傾向にあるかもしれません。すき焼きと卵の相性が良いように、この味わいなら卵も合うかも。
しかし甘みにイメージが占められることはなく、後から来るのはカエシと一味のエッジングです。いわゆる甘辛い味わいがここで脳裏にハッキリとイメージされます。そうなるとサラサラ、あっさりといった当初にイメージはすっかりどこかへ霧散して、どこかしらジットリと感じられたりする。そしてどんどんと食い続けると、「ああ酸味もあったんだ」と気がつく。ずっと寄り添っていたんだけど、今気がついたという酸味の感じ方。この酸味が後になって際立つことに・・・。
【プリップリな多加水麺!気持ち良いほどにシメられた引き締まり感もグッド!】
想像通りのクラシカルな太麺。多加水のモチモチ系のタイプで、透明を感じる地肌がキラキラとしています。軽いウェーブがまた美味そうで、水切りもしっかり。そういう基本的なところがちゃんとしているのが良いね。一本ひきづり出して風味を味わいますが、粉と言うよりグルテン風合いとかデンプンの甘みなど、馴染んだ味わいがとてもいい。クラシカルな美味さ。一周回ってこういうのが新鮮に感じます。
前歯をさし当てるとモッツリとした千切れ感。麺の密度感はないのだけど、後で冷水で締められたキュッとした感覚がいい感じです。奥歯でプレスするとヌチヌチっとした高反発がある。力を入れなくてもヌチリと潰れるのだけど、明るく感じる反発なので、モチリと表現したほうが合っているのかも。東京生活が人生の中で大半を占めるようになってきて、こういう麺も幾度となく食ってるけど、やはりつけ麺だとこういうのが落ち着くねー。
【具だくさん!細切れチャーシューがザックザク!スープ割りは後でほんのり酸味がたつか・・・】
とにかく具だくさんだから、訪問して満足感覚があります。チャーシューと言うより細切れ肉というような刻みチャーシューがこれでもかというほど入っているので、チャーシューつけそばだと、どれほどのお祭り状態になるのか見てみたいかも。つけダレに負けない濃ゆい味わい。メンマもそれに呼応したような味わいで濃ゆい。しかし辛くない。甘辛いので食がどんどんと進んでしまう。こんなことなら、+50円で中盛りにでもすれば良かったと後悔したりする。
またスープ割がいいね。高台にあげるとあっという間に柄杓が伸び出てきて、チャッと注いでくれます。その淡い動物系の割り出汁は、少し薄まった程度だけど、後から酸味がブワッと引き出されて少し違った味わいになる。加えて一味の風味が増す感じ。甘さが薄まって、酸味と辛味が補強され、締めとしては丁度良い味わいに変化します。
総じまして、「クラシカルな味わい!意外にじっとりした丸長系、甘辛王道のつけそば!」というそのままの感想で今回もごめんちゃい。やはり、年を取るとこういう系統がだんだん好きになってゆくような気がしてなりません。実に心からほっとする味わい。そして食べ応えも十分に感じさせる内容。こりゃ老若男女分け隔てなく引き込まれるね・・・。行列が絶えないわけだわ。流行りのラーメンもいいけど、追い求めるの疲れるのでこういうのがやっぱり楽だし。ほのぼの天気に気も緩んだ休日正午の過ごし方でした。なので詠います!
休日に
穏やか日差し
冬晴れで
行列待つも
ほのぼの気分
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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