ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2149】煮干し中華そば 麺屋 銀星 (東京・高円寺) 煮干し中華そば

昨年の今頃は、西荻窪の「麺尊RAGE」がオープンした頃だっけ。それから物凄く通った思いがいたしますが、今年もひっそりと、中央線沿線の高円寺で煮干しの店がオープンです。数日ほど見逃しておりましたので早速、仕事帰りに突撃してみました。狭い店箱に強引にカウンターとテーブル席をレイアウトした様な造り。なんだけど券売機みると酒の種類もほどほどあって、少数ならのみにも使えそう。さてどんな一杯かと、今回は定番っぽい「煮干し中華そば」で様子見とさせていただきました。







   






【煮干しの濃ゆい柔らかさに、醤油ダレの円やかさ響く】


それにしても配膳の瞬間は、見慣れた煮干そば感がありありです。残念感はなくて、教科書通りにしっかり作り込まれた感がある、誠実なる麺顔と言う印象。まあ、これだけ毎日ラーメン食ってて見慣れたと言うのも妙なのですが、とにかく「キッチリ」感は十分に伝わるプレゼンスは感じます。







煮干しとしては、とても食べやすく、苦味というより甘みの豊潤さを楽しむ系統ですねー。いやいや好きですよ。カウンターのテーブルセットには、これでもかと言うくらい、ニボニボ強化対策の薬味が展開されてますからご自由に。魚粉は定番なれど、自家製煮干し油などや、辛味などが興味をそそります。今回は結局デフォルトで満足してしまったので未使用なんですが、次回以降つけ麺でトライしてみたいです。







さて煮干しを謳う割には、鶏だと思うが豊潤でゆるりとした動物感覚が実にイイ感じです。煮干しを邪魔しない程度のおとなしき脂の甘み。そこに醤油ダレのカエシがまろやかでして、嫌味のない煮干し感覚に拍車をかけます。薬味の玉ねぎ微塵もフレッシュな甘みのを演出。そしてその奥にほわ〜んと煮干しの風味が広がる。苦味よりも甘みの綺麗さが印象的です。







この上品な仕上がりは、昆布や様々な節系のエキスが活躍しているのではないでしょうか?様々な出汁の煮出しを感じますし、あっさり系統ながらも渾然一体となった味わいが、じわじわと染みる感じ。年を取ってくると、こういうのが好きにだんだんとなってしまう〜。旨味の海に身を任せるまま………なすがまま也。












【ほんのりクツクツ歯応えの美しいストレート角麺!】


煮干しスープも良いのだが、麺も好みでありました。多加水の中の低め、中加水の多め、そんなニュアンスの角麺。ストレートがとても美しい細麺で、捩れがほとんどない。箸でリフトしようとすると、綺麗に麺が整列をする。中心部分には淡い芯を形成していて、前歯で千切るその動作が、クツクツっとやや乾いた弾力を与えて快感。奥歯ででプレスすると端から順にブチブチブチーーーーと潰れて消える。もうクツクツブチブチの無限ループをただ続けるのみです。







地肌は言わずもがなツルツルスベスベー。口当たりから内頬のタッチ、そして舌触りから喉越し。食道の浅い部分を落ちてゆくシルエット感覚に至るまで、実にスムース! どこの製麺所か確認出来ずでした。だって聞くの恥ずかしいから……。












【きっちり定番的に仕上がったバラ肉あっさり!】


脂肪、肉、脂肪、肉、脂肪、肉……………綺麗なストライプ。スイムレーンを形成するバラ肉チャーシューです。薄味。そこそこ脂が抜けていて、しかも薄味。肉と脂の核となる旨味の残存を、スープに一旦沈めてから味わうのがうまし! これは、焼酎に合うはず! この日はまだ酒はビールのみ提供ということで、次回に持ち越し。この教科書にしたいかくらいの定番ぶりに、遊び心の少なさを覚えるけど、そこがまた実直で、愛おしく思わせるかも。オレは意外に肉フェチなのかもしれない………。












総じまして、「教科書通りにキチッとした煮干し外れなし!」と言う感覚でしょうか! まだまだ開店したばかりといった落ち着き感はないかもしれませんが、オープン当初の一杯としては合格点な一杯かも。濃厚煮干しも控えておりますから、順番に試してみたいと思います。それにしても、高円寺は意外とラーメン激戦区。煮干しも中野で競争激化ですから、そこのところ少し心配がよぎります。しかし、頑張ってほしいもんです。定点観測をしばらく続けようかと思いますので、応援よろしくです。中央線沿線だとどうしても贔屓してしまうことご容赦を。なので詠います!



風寒し
見上げる空の
突き抜ける



煮干し魂
輝け銀星



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!