ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2147】 利尻昆布ラーメン くろおび (東京・大門) ラーメン・塩


 業務改革の仕事に絡まってしまって、最近妙なことになってしまいまいした。見込まれたと言うより、私しか駒がなかったというのが実態なのでしょう。そもそも今の立場もそんなもんでありまして、まあ何であれ尽力するのみであると極力冷静に取り組もうと思っています。


 そんなこんなで先日、チームのキックオフというのをやったんだけど、これが中々まとまりがつかなくて一苦労。与えられたテーマがこれまた曖昧で、私も事務局に意見をしたのだが、とにかくやって見てからでも振り返りは遅くないと思いスタートを切ります。そもそも「なぜこれをやるのか」という活動の意味を、自分達で早急に見つけなければならない。今回のチームは自薦と他薦入り混じった混成なのもあって、モチベーションも違いが見られる。「こういうことを検討したかったんだ!」という思惑もバラバラでして、船頭としては「どちらに進むべきか」というコンセンサスを作るのにとっても労力が要るということだね。


 そんな私は、実は元々・・・人の話を長いこと集中して聞けない飽きっぽい性格。言葉の意味を咀嚼して、頭の中で構想立てて論理で整理するのが苦手(汗)。だからいつも、図にしてメモる。学生のころ授業中にノートを取るのが苦手だったし(小学校のころは黒板写すだけだったか、よくほめられたのだが)。今回の打ち合わせも、私の汚い手書きイメージをホワイトボードに描き、修正と補足を付けくわえ、議事メモ化してまとめたけど・・・・・、コンサル本とか、マーケティング手法とか、そういうツールを使うことを身につけないと回らなくなるなと、冒頭からガツン!と頭を叩かれたような心境でありました。さてさて・・・・船出はしたけど、どうなることやら、どこに辿りつけるのやら・・・・







 ・・・などと考えながら、今回は浜松町クライアントに会いに行ったものだから、わざわざ昼飯抜いて要件を済ませ、大門まで歩きます。「確か地図ではこの辺りだったよな………」と一度通り過ぎたりして………。手書きの看板が目に留まらず、上ばかり見て歩いてたもんだから、まさか「蕎麦一心たすけ」の看板がかかった店とは思いもよりませんでした。田町の「たすけ」と関係あったのか? あっちもあれはあれで好きなんだけど。閉店の入れ替えかと思うと少し複雑な気持ち。







 店はカウンターと小さいテーブルがあるんだけど、そこそこの小さめのスペース。そこになぜかこのタイミングでは、厨房とフロアでスタフ5人体制。先客がちょうどはけたところに入店したから、5対1で大注目された気分で、ちと恥ずかしかったりしましたf^_^;。それでも新店舗らしいキリリとした緊張感と、スタフ感の連携もあって悪い気はしませんな。今回は、おとなしくデフォルトのラーメン。利尻昆布を推しているので、それをダイレクトに味わえそうな「塩」でお願いいたしました。













【昆布系の上品な仕上がり感の中に、ゆったりとして複雑なパンチ感を受け止めます】


 事前の下調べでは、かなりの淡麗系という厳かさをイメージしておりましたが、配膳されたそれは、そこそこの動物エキス感あり。魚介系の明るい甘みを醸し出す味わい。そして甘みとも旨味とも塩気とも、区別がつきにくいカエシのエッジング。これがまた絶妙バランスで、ゴクゴク飲み干せる芳醇な出汁と言うファーストインプレッションです。色合いも見ようによっては、落ち着いた黄金色。透明感もありつつエキス感が霞みを与えていると思われます。







 それだけではない、鶏のすっきりした出汁がキレイに仕上がってますよ。この明るい甘みには、きっと鶏エキスが含まれているはず。でもね〜しっとり落ち着く様な部分は豚肉の優しさなんて感じいったりしてしまう。このあたりから、味のボディ感をじわじわと感じてくる次第で、後から後から効いてくる。こう言うパンチもあるのだと、しみじみ感じてしまいます。








 そして忘れてはならない真打ちは、利尻昆布。今回はこのエキスを感じたくて、わざわざ醤油じゃなく塩にしたのでした。これ正解だったかも。昆布由来のサラサラしていながらも奥ゆかしい出汁の濃ゆさが、なんとも上品であります。表だつというより味のプラットフォームというか、すべてのエキスが華やぐといった感じ。そこに野菜のエキスも混じるから、実に会う! 一体感がスバラシ。どこかしら香味的な野菜の存在を感じたりしますが、気づかない程度に生姜でも入るのか?。












【極細で美しいストレート!色白で粉風味感覚もダイレクトに伝わるよう!】


 この麺がまた泣かせるほど上品で良い! 極細と言っても良いのではないでしょうか? 細い中にも、角麺が少しばかり膨れっ面した様な柔らかな風貌。それがまた印象的。それにも増して、色白な色合いがますます上品に思え、スベスベな地肌感がとてもシルキー。口当たりも軽く、舌触りから喉越しにかける啜り上げもなかなかによろしいです。








 加水は中から多へやや傾斜か、と言った感じで汁を少し吸うタイプ。それでも粉の風合いが見事で、ふわふわ〜と鼻腔をくすぐるから嬉しくなってくる。前歯で千切るのも小気味好く柔らかめのクツクツっとした弾力感。奥歯のプレスでは、ぶちぶちと潰れ切り刻まれる様なする潰し感覚で、一層のグルテンの風味とでんぷんの甘味を感じることができます。細つけ麺にても意外に通用するかも(いや、どうかな……)。












【薄味のようでしっかりとした肉味!しかも香ばしさが食欲そそりまくりの肉!】

 スープに目が行きがちだけど、いやはや…このチャーシューの見事さは一体どういうことだ。見た目以上に肉厚なカット! そして見た目以上の香ばしさが嬉しすぎる。まるで炙りの様な香ばしい味わいで、箸が止まらない〜。割り箸自体もなんだか木の香りがしそうなほど、実にちゃんとしたものでして、これで香ばしいチャーシューを食うとこれまた堪らんのだわ〜。薄味つけでもしっかりと肉の旨味とも脂の甘味も感じて芳醇。レアチャーシュー花盛りなご時世にあって、こう言う王道かつ定番な高級感も、実に良いのではないですか!












 総じまして「端麗系味わい!塩ダレの深さがじわじわ効くボディーブローなパンチ系」とも申しておきましょう。この味わい、好きです。元々、淡麗系なのが好きな体質なので、多少の依怙贔屓間は、ご容赦いただきたい次第。新橋の光鱗堂とも少し違った塩淡麗系。この界隈に縁があれば、週一でも通いたくなるなー。昆布を中心としたエキス感に浸りたい時は、ここオススメであります。それにしても、早く看板ができるといいねf^_^;。なので詠います!



   重ね着し
   じわり滲んだ
   額汗



   昆布の甘みは
   じわりと広がり



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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