ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2117】 東池袋大勝軒 いぶき (東京・光が丘) ラーメン


 西新宿の激安ラーメンを食い続けてきて、次は何を食おうかと考えつつ、ちょいと午前中に練馬方面に所用を済ませて、環八から笹目通りをクルマで流します。信号待ちしてて、「西新宿の次は、東池袋シリーズじゃい!」などと考えつきますが、もう疲れるのでそれは止めとこう。実は、これまで、大勝軒シリーズを二回ほど連続で食い続けて、途中で投げてきたんです。大勝軒を連続制覇するのは相当なエネルギーが必要。たまたま、光が丘あたりで宿題店を思いついて、こちら「東池袋大勝軒 いぶき」さんへ突撃です。


   






 しっかし、ここはいいね〜。マジ地元に愛されているってな感じに溢れていて、常連さんとご店主のほんわかしたやり取りに耳を傾けているだけで、気持ちが朗らかになります。壮年から老齢のお客が多いようでもあり、またご家族連れもおられたり。子供用のメニューも用意されてる。その一方で大勝軒らしいガッツリボリューム対応も忘れてない。狭めでカウンターだけの7席程度のスペースなのに、息苦しくないどころか和む雰囲気。ご子息か?とも思ってしまいそうな若いスタフくんも、とってもハキハキと優しい接客で気持ち良い。この日は、天気も良くて、風もなく光溢れる休日の午後。まさしく戦士の休息にふさわしい一日に、心に沁み入るような一杯をいただきました。


   











【豚骨出汁の伸びやかさ!魚介の軽やかさ!しなやかなライト豚魚感覚!】


 割と長いめの茹で時間を要するため、外待ちの時点でオーダーと清算を済ませて、だた待ちます。なので店内に案内されてからは、非常に流れが良くて、5分程度経った後で配膳が完了。右隣の地元マダムもいい感じですが、しっかりとチャーシューラーメンなんかを頼まれていて、それと同時配膳です。さてその麺顔、トレード・マークのような、見慣れた安心感を誘うに十分な仕上がり感。まさしく東池袋系を意識させます。







 スープをレンゲで一口すする。するとその穏やかぶりにちょっと驚く!ひとことで表すなら「まろやか」。そして「ピントが合っている」味わい。レベルが高いと少し興奮を覚えます。朝飯食い過ぎて少し自分の胃袋が心配だったんだけど、そんなの思い過ごしでした。食欲がムクムクと湧き出てくる。豚骨の出汁が非常に丁寧と思えますし、軽めのカエシがすっきり。そして出過ぎない魚介の甘さが上品とすら思えます。







 単なるライトという雰囲気ではなく、豚骨の旨味自体は濃ゆいと思えます。少しくらいのエグミも個性と思えるもんですが、サラサラとしているのに胃袋にしっかりと満足感を与えるのは、動物系エキスしかできない仕事。魚介の甘さは薄っすらで、何かを打ち消すような素振りなく、動物系とのハーモナイズのみを意識しているような寄り添い感覚。後半ちょっとだけ冒険して一味を少しだけ投入すると、これまたエッジングが際立ってうまし。これなら、辛味白髪ねぎがとてもマッチしそう。【ねぎラーメン】が少し高くて躊躇してしまったけど、次回はそれに決めたいと、すでにこの時点で再訪問を決意しております。












【ややスリムで大勝軒らしいモッツリ多加水ストレート麺】


 麺もいいね〜。もう何回も見てきた大勝軒の個性です。やや黄色くて落ち着いた色合い。加水の高さを十分に意識させ、滑りの良さを想像させる光沢と丸めのボディーが王道の安定感です。そして・・・やや細め?でストレートさが綺麗。これなら、つけめんも期待できそうです。







 多加水ですが全体的に密度感を感じます。なので前歯でちぎるとモチッとしつつも「プツリ」とした弾けを刹那に感じます。そのあとはしなやかに口元と内頬を滑り抜け、奥歯のプレスではモチモチと明るく弾む。それでいて細めの麺が端からクチクチっと潰れていくような整列整然と感じるところもあって、そいういうところが品良く感じます。冷水で締めるともっと際立つ密度感が味わえるんでしょうね・・・。うう、やはり次回は【つけめん】だろうか。茹で上げで200gがペロリと食える。腹八分目で一番気持ちよい食後感覚。







【脂の甘さと醤油ダレの調和がナイス過ぎて泣ける!】


 個人的には、大勝軒ってロースっぽい肉で、ややカスっとした肉が印象に残っているんです。しかしここのは、脂がしっかりと乗っておるバラ肉で、なおかつタレの香ばしさが非常によく染みている。脂身をうましと食わせるタイプでして、これなら酒より白飯のほうが合う。周りのタレも濃ゆいので香ばしい。やはり・・・・次回は隣のマダムと同じで【チャーシューラーメン】にしようかな。







 どうでもいいけど、水菜が異様に薬味の仕事をしていたように思えます。葉と茎の柔らかいところを厳選しているのか、はたまたカットが少し細かいのでサイズ感が良かったのか。質も良くて三つ葉か?と思えるほどに、いい青味を与えて全体を盛り上げておりましたわ!












総じまして、「優しく淡くマイペース、王道のしっとり豚魚」と言うイメージでしょうか? ライト豚魚の大勝軒が、これほど崇高と思えたのは久しぶり。「青は藍より出でて藍よりも青し」。食った後、空の青さを見上げてふとそんなことを思った。後に続くものは魂をしっかり受け継いでいる。仕事って単なるお金儲けではなく、人を幸せにするもの。社会に貢献するもの。世の中お腹が空いているようなことは、いけないのだな・・・なんて、いろいろ考えながら、またハンドルを握り、環八を走りました。・・・歳も食って・・・最近一層理屈っぽくなるな・・・・。なので詠います!



   突き抜ける
   蒼き冬空
   陽が注ぎ



   寒さ忘れる
   陽気と麺哉



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


   


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