ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2116】 中華そば 光来 (東京・新宿) 中華そば

年末年始を狙った新作映画が立て続けに公開されて、家族サービスな休日の午後。家族を映画館へ放り込んで、しばらくは自由時間を確保です。ま・・・気楽にラーメン食って、本屋行って、ビアホールで飲んで、二時間少々を有意義に過ごさせていただきました。西新宿の激安ラーメンと絡めるだけに、わざわざ新宿TOHOシネマまで来たわけで、家族はなんで映画のために新宿にまで引っ張って来られたか、少々不可思議だったことでしょう。許せ・・・。


 さて以前にも訪問したことのある「中華そば 光来」。西新宿で激安ラーメンと言えば、真っ先にここを連想するラヲタ諸兄も多いはず。そうなんです、ここは旨いのです。適度に旨いし、懐にも優しくてそこそこ「飲める」店なんですよねー。実は平日の夜なんてのは結構混雑しているんです。なので余裕を持って休日に来たのだけど、それでもそこそこ混んでいて、一つだけ空いてた席に滑り込むことができました。







 西新宿のこの狭いエリアに激安ラーメンが集中しているのは、「そば新」訪問の時に気付きました。半径200M程度に・・・激安を『ワンコインでお釣りがくる』と定義するなら、「そば新」「福しん」「菜香菜」「光来」がひしめいています。また、お釣りなしとしたならば、「博多天神」もメンバーに加わる。そんなわけで、実に興味深くて麺ライフの1ページとさせていただいた次第。やはりこの連続シリーズの中では、「光来」で締めくくるのがよろしかろうですね。西新宿で他に見落としがあったら情報ほしいです。東口ならまだちょこっとありそうなんですが・・・。












【さっぱり系なのに味わい深い!価格と質感の嬉しい反比例!】


 この日は厨房はひとりオペレーションのようで、オヤジさん結構大変そう。寡黙そうな方で、そっと食券を高台カウンターに置くと黙って受け取り、せっせと食器洗いへと手早く作業を進めて、その後調理の準備。昼時は回転も早いので客も入れ替わり立ち代りが多い。ほぼ半分の方が「中華そば」を注文されてます。夜は確か酒とつまみと中華そばという「英世未満」のセットメニューがあったはず。まさに麺好き平凡サラリーマンにとっては有難いお店です。







 さて5分程度待ったら早速に配膳が完了。その迫力がすげー・・・。400円のラーメンとは思えぬほどのサービス精神。スープがなみなみ〜っと溢れるほどに張られていて嬉しいではないか! こぼれないように受け取る様が恭しくも思えます。何たってその麺顔が「光ってる!」。光った麺顔がやって来る、まさに「光来」なシチュエーション。美しい油の輪っかがペイズリー文様か、francfrancの文様のようである意味アートです。







 味わいは、食ってる途中・・・いろいろな形容が駆け巡ります。滑らか、しなやか、まろやか、そして・・・サッパリ。カエシが控えめで、濃ゆい味わいが好きな方には物足りないかも。それでも、これは単なる薄味では片付けられない「豊潤さ」があります。鶏豚のコクが素晴らし!400円の代物とは思えぬ質感の高さ。全然安っぽくないのに驚かされるばかりなんですな。







 そして「クラシカル」な味わいである事も大きな特徴。何十年も続く老舗ではなく、中野にある製麺所の出店らしいんだけど、時代に流されない王道の中華そばというプレゼンスを感じる味わいです。動物系を中心とした味わいに親しみあるのは、東京のラーメン
という個性の故なのかは、関西オリジンの私には分かりません。しかし、味わうと「王道」の二文字が深く胸に刻まれる思い。流行りを追い求めて疲れた気分に成ったらここにくればいい・・・そう思ってしまった味わい。もっとも、そうなる前にお金がない時に来てしまいそうになるのが本音なんだが(笑)。







【ちゅるちゅると啜り楽しく、ちょいとモッチリした懐古な多加水麺】


 昔ながらで、心の中のラーメンたる・・・・麺もクラシカルな雰囲気が少しあるね。もっとも、私がラヲタに突如変貌してしまったキッカケは、「極太低加水麺&極濃豚骨魚介」との出会いだったのだが、そんな原点を飛び越えて、もう一つの本来の原点を強くイメージさせてしまう、オーディナリーが極まる逸品。







 柔らかい麺のグルテンを感じる美味さ。ちゅるちゅる滑りこむ感覚の楽しさ。汁を吸い込んだ感じのモッチリした炭水化物の旨味。全てが納得です。カンスイを否定する方がそれなりに多いのだけど、私はその適度なカンスイの雰囲気がなければ、中華めんの楽しみが無くなると実は思っています。グルメではないけれど、B級の極まりが、実に愛しい程に好きすぎて・・・・。なのでこんな活動をしているんでしょうね。麺ライフ万歳。












【バラ肉ロールが美しくも分厚いチャーシュー!】


 トッピングは、少しばかりの青菜。麺の地肌に貼りつくほどにクタッと柔らかなんだけど、こんな青菜の旨さに気づいたのは、関東に就職で出てきたからかもしれません。最後に半分程度残したりしてしまう。メンマは特筆するところがないけど、欠点もない。中庸の素晴らしさを感じる薄味で、ふにゃコリッ!とした感覚がいつもながら嬉しい。ナルトも維持のようにしっかりと投入。そしてゆで卵ハーフ。懐古風なパーツたちに囲まれて、オヤジをこれ以上泣かせてくれるなという感覚。


 そして嬉しいのは、チャーシューの出来具合。バラ肉ロールで糸まきの部分がハッキリと分かるくらい、厚切り野郎だったりします。ほぐれるほどの柔らかさ。脂の旨味。その旨味もほどほど保っていてジューシー。しかも薄味なくせに飽きさせない。大合格ですよ!参ったな・・・・・、今回の西新宿激安シリーズを終えても、また直ぐにでも来たくなってしまうじゃないかいな・・・。












総じまして、「毎日でも通いたい穏やかで、原点感じる中華そば」と言う感覚。相変わらずの質感の高さもさることながら、中華そばの原点を強く再認識させて頂きました。身の程を知ったかと言うか、背伸びをし過ぎないとか、足元の確かさとかね。食いもんに教わることも多いかも。なので詠います!



   週末の
   しっとり落ち着く
   ビル谷間



   静かさ感じる
   麺の啜り音



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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