ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2111】 そば新 新宿小滝橋通り店 (東京・新宿) 煮干しラーメン

 諸兄のこの店のレビューを拝読し、まさか……立ち食い蕎麦屋のラーメンが、それほど旨いの? と正直感じてしまった次第。それをスルーできずに、脳裏の隅っこにあってくすぶっていたわけです。これを来年まで引きずりたくなかったので、とある平日のヘロヘロのよるに途中下車。西新宿で疑心暗鬼が、拭い去れないまま、無機質なパネルタッチ券売機で食券を購入。そのまま立ち食いスポットに立つ私です。完璧に立ち食い蕎麦屋。ラーメン注文する客は私以外にいないのに、それが間違って配膳されそうになり、「ラーメンなんかじゃねえよ!」と他客に怒られながらも、私のところに配膳が完了しました。配膳でも馬鹿にされたようなラーメン。ちょっとかわいそうな気にもなりましたが、いやいや〜どうしてどうして〜〜、侮ってはいけませんでした。アベノミクスに取り残されたような時代錯誤の低価格ラーメンは、いかにも西新宿らしいと言えばそうかもしれません。


   











【軽やか煮干し!ちょっと驚くニボ感がシャープですっきり!】


 スープ多め、と言うのか水没していると言うのか。麺顔は下げモードなんですが、スープを灌漑せんとレンゲで飲み干そうとすると、これがいきなり煮干しの香ばしさが、ものすごく広がるではありませんか! ナイス!!心の中で膝打ち連発。ちょとびっくり。軽やかな香ばしさが、ピキーーーンと響き渡るといった感覚。これを薄っぺらいと言いたくないね。軽やかさがむしろシャープさと受け止めても良いニボニボフィーリング。この時点で、レンゲが止まらんです。







 しかも、スープがいい感じでアッツアツ!湯気が相当漂うわけで、iPhoneカメラのレンズが曇って曇って撮影に苦労するほど。また、さすが、立ち食いとはいえ蕎麦屋だから醤油のカエシがいいバランス。甘くないけど塩っぱくもない。中庸という言葉が褒め言葉に感じるねえ〜。淡く豚のエキスも溶けているんだろうけど、スッキリ魚介出汁と割り切っても良い仕上がり感。これで380円は値ごろ感以上に感じます。













【立ち食いらしい量販テイスト・・・値ごろ感キープ?】


 しかし、麺はさすがに量産流通系のニュアンスだけど、それは仕方ないかなと合点が行く品質。練り水の個性を感じるイエローツルツル光沢麺。角ばった形状で、麺密度の低さが伺えます。また加水が多めなのだけど、モチモチ感は少なく、スパスパっと文字どおりに容易く切れる。奥歯でもクチクチと容易に潰れる。私の、歯の悪い年老いたオヤジでも食える感覚。







 でも、スープの感動を台無しにすることもなく、与えられた仕事はこなしたという感想ありで、スープを吸いこんでしなやかさを増します。朝ラーメンとしては絶品かもしれません。













【低価格でもトッピング三兄弟は外さない努力!】


 それでも意地と言うのか、チャーシュー、メンマ、ナルトは、そこそこ頑張った感じがあります。昔のラーメンはこの程度の具材だったもんです。海苔も心意気と言ったところか。関西ではネギでボリュームアップするところを、関東流儀の海苔トッピングというのが、380円としては嬉しいところです。












 総じまして、「安さとロケーションと味わいが、疑心暗鬼を吹き飛ばす痛快な煮干し!」と言うそのままの感想でごめんちゃい!値ごろ感を味わってもらいたい一杯。スープの味わいが、すべての評価を決めてしまった感はあるけど、それでいいじゃない………そんな一杯。改めて、いろんな麺ライフがあるもんだとしみじみ思う、西新宿での年末の夜でした。なので詠います!



   外回り
   年の瀬多忙で
   飛び込んだ



   深く落ち着く
   立ち食い煮干し



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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