ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2105】 口福 西早稲田店 (東京・西早稲田) 辛シビ石焼麻婆豆腐ハーフつけ麺&ライス 〜麻婆スキ泣かせのニューハーフ!麺と飯の両刀使い!

まあ、これほど集中的に「麻婆麺」のみを食い続けてきて、個人的に行き着いたところが「石焼麻婆」という世界かな〜という流れ。しかしその一方で、「麻婆麺」と「麻婆飯」という選択の葛藤が徐々に高まったのは確かにあった。ラヲタの意地がなかったら正直言って、どちらを食べ続けてたか、正直よく分からん。まあそこで「石焼麻婆」に最近はターゲットを絞ってラ活しているわけですが、通勤経路で比較的近いところを条件に探してみると、見つかったところが「口福 西早稲田店」。私の好きな「用心棒Ⅱ」のすぐ近くにある店だった。


   



訪問してみると、結構若い人たちで賑わっている。さすが早稲田が近いと感じるけど、よくよく話し声を聞いてみると、中国の方が集まっていつもの一杯という感じ。フランクに食って、飲んで、よくしゃべっているという雰囲気。ああ、やっぱり中華と言うのはこういうものだよな〜と、こちらも和むようです。そんな気の緩みか、晩飯時間も遅いというのに、気がつかずにランチメニューを注文してしまった私。それが何の躊躇もなくオーダーが通ってしまって、配膳されたのが「辛シビ石焼麻婆豆腐ハーフつけ麺&ライス」というメニュー。スープまでついて750円。しかも、ライスおかわり自由という太っ腹なメニュー。これは、コスパが高かったという印象ですよ。


   





【本格麻婆の辛痺れのニュアンス!麺も飯も飲み込むドロドロ感】


麻婆だけ先に配膳されます。すんごくグツグツいっていて、使い古された言い方なれど、それはまるで溶岩のようです。辛さと痺れの段階も選べるようですが、オーダーの際、何も問われることなく、店員は立ち去ってしまったので、デフォルトの味わいで楽しみます。





レンゲでなくスプーンを刺してすくってみます。うおお、凄い粘度。トロミが強いと「粘度」というワードが浮かんでしまいます。その粘りの中に、柔らかい挽肉や、豆腐のフルフル感、そして豆板醤の唐辛子系辛味が混じる旨さなり。辛シビ感覚が、舌に張り付くような、絡みつくようなで、なかなか味わう滞在時間が長いのが嬉しい。





豆腐は、食えば食うほど細く粉砕するけど、これもつけダレにの粘りに負けて、絹漉し豆腐が崩壊するという感覚。麻婆つけダレと、崩れ豆腐が食えば食うほど一体化が進む。かと思うと、隙間から辣油系の味わいが滑り込んできてむせる。それを乗り越えて、咀嚼して飲み込もうとすると、次は山椒などのスパイスのザラつきが臼歯に乗っかり、ガリガリと音を立てる。ここでまた、本格麻婆の実力を思い知ることになります。全体的には、豆板醤がグイグイと味を先導するという味構図。その点では、セオリー通りにキッチリと仕上げられた感があって、個人的にはとても好感が持てます。





【意外にしっかりしたコシのある平打ちストレート麺!つけダレに負けない!】


さらっと思い付くところは3点。まず、メニュー写真で見た印象よりとてもいい印象。てっきりイエローな定番的中華麺が出てくるものと思っていたのが、実にしっかりと食べ応えある麺ではないか!。やや太めでしっかりとアルデンテ感を残している。冷水でしっかりと〆られたようで、麺の風味を麻婆にじゃまされても感じ取れる。前歯でのクシリとした切る感覚。奥歯でプレスするとクッシリとした強い低反発。スベリは麻婆餡で感じ取れなかったが、ネットリとしたスベリは餡の影響だろうね。





次に印象的なのは、量。ハーフ&ハーフとはいえ、少々すくな過ぎないか? 予想外に美味かったのでちょっと残念賞。あっという間に食い終えて寂しい。あとはご飯に期待を寄せるのみだ。





そして最後は、宿命というやつで、麺が冷たいのでつけダレを冷やしてしまうと言う点だ。あのグツグツ感は何だったのかと、最初は思ってしまう。かき混ぜれば、石焼に接している部分が湧き上がるけど、最初は戸惑う。原因は、つけダレの粘度の高さ。要するにタレが対流しにくいのです。なので麺で温度が下がったところがいつまでも表層に残るという顛末。掻きまわせば済むけど、1ステップ味わう工程が増える。ただそれだけ。




【ライスを投入!どっちが主役か、麺と飯!?】


もう一度、メニューをよく読んでみよう。「ハーフつけ麺」&「ライス」であります。麺は少なくて正解なわけで、ライスはハーフではありません。茶碗にしっかり盛られたライスだが、最も昼ならライスおかわり自由であります。実は、ライスが主役だったかもしれません。




それなのに、麺メインな気分で、最後はつけ麺ライクに、つけダレの中にライスを全投入してしまいました。これはこれで美味かったけど、ライスの上に、すくった麻婆餡をかけて食うほうが美味かったかもしれない。これこそ後の祭り。しかし、熱い石焼の温度をライスが吸収するので、そんなに外れでもない食べ方だったような気もするが………。ちなみにセットのスープは、どうしたんだ!?ってくらい冷めていたのが気にかかる・・・・。







総じまして、「麻婆スキ泣かせのニューハーフ!麺と飯の両刀使い!」と言う誠になまめかし〜旨さの一品。サイゼリアでハンバーグとライス食った程度の金額で、この満足いくレベル感。恐るべしです。やっぱやるな、高田馬場界隈。帰り道、刀削麺専門店で、また新たな麻婆麺を発見してしまったけれど、それは600円。うーん、安いぞ!旨そうだぞ!どのメニューも! 早稲田の学生羨ましいー。オレも受験したかったよー。なので詠います!



  週末に
  恋し焦がれて
  麻婆麺



  ハフハフ食らう
  石に焦がれて



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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