ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2097】 らぁ麺 やまぐち 辣式 (東京・東陽町) 特麻婆まぜそば


 いかんなーー、ずーっと、麻婆系に魅せられておりまして、どこで食うかと悩んでいると、自然に足が向いた東陽町です。わざわざ、遠く離れていても外出直帰で、東西線一本で行けるやん!と思いつくともう行動に移している。そんあ自分のケツの軽さが嫌になります。仕事は遅いが、ラ活は機動的なオレ。 そんな感じで早めに着いた晩飯タイムでした。しかしなんと、店の前に着くとまさかこんなに混んでるとは、思いつきませんでした。しかも客層バラバラ。ラヲタのオーラ皆無で、主婦層やら学生、中にはチャリこいてやってきた女子校正らしき方や、家族連れ等、すごいことに。恐るべし、「やまぐち」ブランド力! しかし回転が速いので並ぶのが全く苦痛ではなかったりする。


   






 それにしても、ここの女性スタフのハキハキ丁寧な対応が気持ち良いね!そして、店内の暗めの雰囲気も、JazzyなBGMもいい感じ!辛いまぜそばが推しなんだけど、意外と塩らぁ麺も注文が多く、両極端のメニュー構成も戦略がマッチしているようです。やるな〜!^_^ こういう店、もう一軒、高円寺あたりに出店してくれんかな(個人的な願い)。


   











【辣式と言うからには遠慮が少ないシャープな辣油の辛さ!加えて本格的に攻める山椒痺れ!さらにパクチー!】


 スタフ姉さんの通る声で気持ち良く配膳〜!「麻婆は少しお時間いただきますが」と丁重に断りを入れた割には早いやん!新手のツンデレ攻撃か、それはそれでいいもんだが。などとアホなことを連想しますが、ひとくち味わうとそんな妄想めいたもんは、一気に吹き飛んでしまいます! しっかりした辛さやん!これは痛快と言うのに近い。







 辣式と言うからには、確かに澄んでシャープな辣油の味わいが響くのです。しかも食べる辣油に近いような旨味も感じられる。全く想像なんだが甲殻類の旨味さえ感じいるような、コクと旨味のある辛さかな〜〜。詳細不明。ここで1段目のギアが入ります。








 次に押し寄せて来るのが、頼りになる援護と言うか山椒の痺れ。結構ジリジリ来る。レベル的には個人的に問題ないですが、体は無意識に反応して、鼻の頭に薄っすらと汗が浮かびます。辣油の旨辛さと、山椒の香ばし痺れが掛け算となって、旨さが一段と立地的に盛り上がって感じられるー。ここでニ段目のギアがガッチリ入る。







 ここから一気にトップギア。まずはクセモノの「パクチー」の存在。好き嫌いありましょうが、私は大好き!ここで何やら国境を超えたような苦味と香味の拡大を感じて、旨さがスケールアップする次第。とどめが温泉卵。こいつは、辛旨さをマイルドにする抑制効果と言うものではなく(あまり辛さは変化しない)、旨味のコーティングというか、定着めいた役割をするみたいな役割を感じます。いちいち味わいの構成にがツボにハマり、一心不乱にあっという間に食い終えてしまったー。隣客に今日もまた、食い終えるスピードに驚かれてしまう。














【太めに見えるがとてもしなやかでモチモチな多加水ストレート麺!】


 麻婆の辣式なタレは、かなりアクセルきかせたものでしたが、麺の方はコントラストというべきか、とても分かりやすい多加水の中太ストレート麺です。なので粘りある麻婆タレとよく絡みつくことこのうえない感じ。多少ひき肉を貼り付けても全体的にぬるぬるっと滑る余韻が楽しくてなりません。








 太く見えるけど思いの外しなやかでして、あまり暴れないでまとまる全体フォルム。なのでハネなどあまり気にしなくても良さそう。ぷりぷりもちもちな明るい弾力感が先行する歯ごたえだけども、それなりの密度感もあって、熟成度も辣式なタレを通り抜けて香ったりする。つけ麺向けよりもしなやか度が高いみたいな印象で、タレとの相性は抜群なものを感じます。前歯のプツプツ切れ込む感覚も心地よいし、奥歯のプレスの際に分かりやすい跳ね返すような弾力もあり、ラーメン食べ歩かない人がこれ好き!と惹きつける麺ではないでしょうかね。いろいろ好みはあると思うけど。












【スライス&ブロックの上品なバラ肉をタレにつけて食う楽しさ】


 大きなバラ肉を部位でカットを分けているような印象。背骨に近い部位はブロックなのか? 腹に近い部位がスライスなのか?これは個人的な想像の域なので、真偽不明であしからず。ともあれ、どちらも「しっとり」というワードがぴったりくるような柔らかさがいいね。タレの浸透はそこそこですが、しっかりと熟成度も感じるしそれに薄味。肉本来的な旨さをストレートで感じる一品。一気に混ぜ返してしまったけど、これは、麻婆タレをつけながら、少しづついただくとより旨いかも。まあ、酒のアテとしての空想話だけど。脂と肉質のバランスもよく、またパクチーと絡んでもなかなか面白い味わいで酒が進む感じ。















 総じまして、「痛快辛さのアジアンハイセンスまぜそば!」と言う感想でしょうか。汁なし担々麺好きな方なら、この旨さすぐにハマると思いますよ! 麻婆といえば豆腐入りの挽肉餡かけを連想しますが、時にはこう言う麻婆もいかがかしらん!家族で来ても使えそうで、パパはまぜそば。ママとこどもは、塩らぁ麺。それぞれ夫婦はシェアしあうなどね・・・。オレもそういうラ活があってもいいはずなのだが。・・・気分的に暗くなってしまった(汗)。なので詠います!



   足早に
   夜飯狙いか
   一角に



   集まる庶民を
   麻痺する麻婆



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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