ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2067】 グラバー亭 (東京・三鷹) 長崎ラーメン 〜これこそ最高の〆一杯!長崎恐るべし!

 平日の激務で疲労困憊。土曜日の出勤を諦めました。こうなったら寝溜めをしようと腹をくくったら起きたら朝10時。家族と遅い朝ごはんを食べてまた寝転んでたら、眠りに落ちてしまいました。二度目に目覚めたら午後2時半。家族は買い物に出掛けてもぬけの殻でした。今日は終わったな・・・と時間潰しにふらふらと地元駅まで出掛けて、本屋を巡ってくつろいでおりました。そうすると来年度のラーメン本が続々と販売されておりまして、どうしても足がむく。自然にパラパラとめくっていたら、急に井之頭五朗のように「腹が減った・・・・」。


 この時間帯はツラいな。落ち着け。俺はただらーめんが食いたいだけなのだ。「中華そば みたか」は昼営業が終わったばかりだし、「らーめん文蔵」は行列覚悟。とにかく文蔵へ行ってみたものの、予想通りの行列展開。しかも・・・・ご店主に赤ちゃんが生まれたそうで、手が回らず「5席」だけで回しているとの丁寧な説明張り紙がある。心の中で「おめでとう」とつぶやくものの、ただ時間は経過してゆくばかり。もしやあの店なら・・・とそこから一番近そうな店「グラバー亭」へ向かったところ、普通に通し営業しているもんだから、躊躇なく飛び込みました。







 この店もなかなか落ち着いた街中華。オヤジ泣かせのいい雰囲気です。店内は年季の入ったような落ち着き感がある。その一方で掃除が行き届いているのが伺えて、すっきりしている。店主が長崎出身なのか、長崎アピールの張り紙も多い。テーブルセットには、「長崎生まれの金蝶ソース」がしっかりある。雰囲気は昼間から、飯食いながらビールやりつつゆっくりできる店。タバコも吸える昭和な食堂感覚で気取りなし。そして、先客4名は全てご同輩かそれ以上のシニアな世代ばかり。シニアと言っても、がっつりとちゃんぽんを食いつつも瓶ビールを軽くあけるというナイスな野郎どもが多いね。中には炒飯も食らってご機嫌さんもおられてグッド!・・・・ここはちゃんぽんがウリなんですが、メニュー表で妙に気なる一品があったので、試しに注文したのが「長崎ラーメン」なるものです。後で長崎県人の友人に確認したところ、そういうご当地麺はないらしく、あくまでこの店オリジナルの一品。最初は、あまり期待してなかったというのが本音でした。しかし、予想を裏切る展開へ。












【新しい発見!長崎塩豚骨風ラーメン・・・実にあっさりでこれはいいぞ!】


 ご店主自ら?の配膳を受けたが、厨房には比較的若い人もおり、しっかり世代継承できているようですね。その麺顔を見るとなぜか不思議な感覚を受けます。長崎と言いつつも「ちゃんぽん」ではないスープのうっすらさ。塩系のようで、しっかりと豚骨の出汁加減が効いている。しかし博多や久留米とは比較にならない「超あっさり」なニュアンスが印象的。しかも一方で紅生薑がクッキリとトッピングされて、九州系ラーメンを思わせる鮮烈な赤色が目を引く。その脇には、赤色と補色関係にある緑色したさやえんどうが、ヴィヴィッド感を高めます。







 味が良い。濃ゆさが昔ながらなポピュラーで、一周回って帰ってきた斬新さすら覚えます。極めてあっさり!飲んだ後の〆には最高で、軽やかな豚の煮出しがたまりません。塩気がうっすらなのにしっかりと利く。豚骨が和出汁化したようでもあり、かと言って煮干とか節系の風合いはないか薄い。引っかかりなくグビグビと飲み干せる軽やかさがいい感じです。







 薄さが良い。豚骨は濃いほどがうまい、食った気がする、と思ってた頃もあったけど、なんだかこの薄さがたまらなく好き。ライト豚骨というカテゴリー以下の軽やかさが、深々とした旨味を醸し出します。530円という価格設定も嬉しいながら、値頃感を確実に感じる質感。最後に紅生薑がジリリと金属的な刺激を与えるところも、ライト感覚に響くではありませんか。これはまいったかも・・・。












【オーディナリーな風味がこれまた心憎い!身の丈に合う旨さとはこのこと!】


 当然、ちゃんぽん麺ではありません。巷のラーメン専門店に引けを取らない質感です。アルデンテを超えたようで加水がやや高めな印象のめん。基本的にストレートめんですが、ところどころボコボコしていて、まるで捩れているかのような見栄えです。







 前歯でちぎるとスパンスパンと容易に切断。アルデンテとは全くの無縁。そのあとはすすり上げるだけで、表層だけが軽い滑りを持ち合わせる。分子構造が崩れているようで糊化が進んだ部分があるのか(ご隠居どの、使い方間違い?言葉遊びに使っています)? ニュルニュルと滑って行く感覚が「なめらか」と脳で処理されて行きます。奥歯ではプレスすると一瞬で潰れる。食いつづける度に、スープの絡み、浸透など感じて麺がどんどん変化してゆくけど、どの段階でもうまいうまいと食い続けるのみです。












【カスっとしつつも塩気と肉味、そして脂の甘みがうっすら滲む】


 ちゃんぽん専門店のように思っていたが、名物なだけで、基本的には街中華。炒飯や餃子、野菜炒めとセットになった定食もラインアップが豊富です。塩ラーメンや味噌ラーメンだってしっかりある。なのでチャーシューもしっかりしたものだ。薄味系で脂の抜けたような仕上がりで、スープに沈めて吸い込ませて食うと美味いタイプ。塩気が薄くても、残った脂の甘みがしっとりと補強。麺を巻き込んで一緒に食らうなんぞに適しているかも。












 総じまして、「これこそ最高の〆一杯!長崎恐るべし!」な印象。これは、知人の長崎出身者に至急確認を入れねばなりません。これがちゃんぽんの陰に隠れたご当地ラーメンだったら本当に驚くけどな〜。ともあれ、地元駅の三鷹で発見したのは嬉しかった。これで「中華そば みたか」と「らーめん文蔵」の時間的穴を埋められるからね・・・。なので詠います!



   すっぽりと
   気が抜け襲う
   空腹感



   のんきな汁麺
   休息気分



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


  



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