ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2061】 はいむる珈琲店 (東京・武蔵小山) ゆず塩のせ


ビジネスマンって、大きな仕事をするのが思想的でかっこいいんだけど、そんなの絵空事。最近では、地味な中小企業とかのどうしようもない状況からの、一発逆転的とか勧善懲悪なんてのがウケるような感じ。だけど実際は、もっちゃりした重くて鈍いような塊を、いかに収めるかが力量の見せ所。ウチの会社だけなんだろうか……。そんなことないよね。お昼に近い電車での移動中、揺られて眠るサラリーマン諸兄に、何だか「俺だけじゃないよな」なんて共感を覚えて、蛸壺気分を脱したかもしれないなー。そんな感じ少し共感を覚えたところで、やっぱり………立ち寄ってみるかと、武蔵小山駅に降り立ってみた。どうにも、珈琲屋で提供するラーメンが気になってたまらないから。そんな気分で「はいむる珈琲店」へ突撃。移動時間って、いろいろ考えとか気持ちとか、整理できて実は貴重な時間なのかもしれません。


  






などと考えながら訪問すると、いかにも規模をしない商売と言うような、こじんまりした店舗。細かいところまで目が行き届く安心感と、ガラス張りの明るさ、そして小さくてもゆったりめにテーブル配置されているので、ホント和むのにもってこいな店の雰囲気です。ランチタイム限定のラーメンは、かき氷とスイートドリンクと一緒くたにメニュー配置なされてる。こういうところにも自由度が感じられて、ホッと一息入れるには、もってこいのお店です。入店時は、先客3名。あと客入れると6名で寂しくもなし。ただ男客は私を入れて2名と言うことで、女性メインな客構成。らーめん食べた後に、カフェオレなどでまったりする女子もまた可愛いと言う風景です。












【透き通りと穏やかさが滲む、鶏と塩ダレの融合感!柚子はほんのり爽やか】


珈琲屋なのにスープの出汁が香ると言う違和感を覚えつつ、ゆっくりと配膳が完了します。ちゃんとお盆にペッパーミルと、揚げネギ薬味をそえてちょこんと乗って、それはやってきます。その麺顔がまた美しいー。しっとりめな飴色のような塩スープは、透明のようでまた霞んでいるようです。トッピングも、カイワレの青、サツマイモの黄色、酸味と甘さが期待!プチトマトの赤!と配色も配置もグッド。木製レンゲも雰囲気にぴったりです。







味わうと、第一印象としては円やかこの上なし。淡い魚介が和出汁の丸みでふんわりしているし、塩気と旨味が区別つかない一体感がいいです。そこに鶏系のさっぱりしたコクがゆったりと泳ぐように、口の中、舌の上で広がりを見せます。しかし、淡麗鶏系には違いないが、実は結構しっかりした動物感と香りを持ち合わせていると感じます。特に香りは厨房の奥での調理中でも、スープストックから座席まで届く感じ。強烈ではなくほのかに届くのが、軽いようでもあり、しっかり感あり、という印象です。







香りは、鶏だけに限らずです。メニュー名にもありますが、柚子皮のフレッシュというか、ナチュラルというか、酸味と苦味のバランスが良いですね。特に味にも影響するのが柚子のいいところ。皮を摩り下ろしたんでしょうが、パラパラと綺麗に散らばってます。また摩り下ろすと言うより、極細に刻んだというか、粗めのおろし器で削ぎ下ろしたのか、ちょっと大きめなところも好印象。さらに決定的なのは、揚げネギ。これで香りがいきなり肉厚感アップするし、味も風味も色めき立つといった感覚。ネギの焦げも甘味と受け止めてしまう。もともとネギ星人な私ですから、多少この薬味に贔屓目になってもご容赦いただきたい。












【全粒粉いりの多加水な麺!ほのかな捩れで啜るの最高!】


麺がまた風流なんですよね。全粒粉入りで少し褐色めいています。配合量も少し多めに感じる。それが多加水ニュアンスで、非常にツルツルと気持ちよく駆け抜けてゆくのが、実にいい感じ。基本的にストレート麺なんですが、微妙な捩れやボコッとした部分もあって、ナチュラル感を高めているようでもあります。







歯切れもスパスパっとした前歯の感覚もよし。奥歯でのプレスしてクチリと、淡白に潰れこむニュアンスもこれまたいい感じ。大盛り対応はしていないのか、確認はし忘れました。消化が良さそうですね。












【珈琲店センスを感じる気の利いたトッピングがマッチしている】


盛り付けは、スウィーツでは重要なテクニックとセンスのようで、何気に綺麗な色バランスを感じます。まず一番目を引くのは、チャーシューでも味玉でもなく、サツマイモですね〜。そのまま薄めにスライスしたのを軽くオーブンで焼いたような仕上がり感覚。外側が少しスープで湿りながらもパリパリとした歯ごたえ。そこに中の芋感がほくっとしていて、これはこれでとても楽しい。黄色と軽く焦げたところが美味いよねー。







またチャーシューは鶏。もも肉かな……。うっすらと上品な味付けで、これでライスをばくばく食おうと言う感覚にはならないが、じっくりと味わいたい衝動にかられる上質感はいいねー。また、ハーフ味玉も黄身が全体的に、緩い芋羊羹のようにカスっとしていて、やや湿った風合い。こういうの、スープが濁ったりしなくて私個人的にはストライクです。







あと、何気に飾りのようなプチトマトは、出汁に溶けて酸味をプラスしていい感じだし、海苔も見た目よりも肉厚。カイワレのシャキシャキ感は、スープの淡麗感覚にマッチするし、色合い以上の仕事ぶりを感じました。












総じまして、「どっちが本業?と疑いを隠せない質感!」と言う完成度の高さに気が集中してしまった一杯かと。武蔵小山からちょっとは歩くけど、訪問する価値はありました。なにやらかき氷はちょっと有名?名物?らしく、女子がそのあと注文したような……。小さい店なので、表で入ろうかどうしようか迷ってる方々がおられましたので、長居は無粋だなと早々に退店しましたが、ピークアウトの時間帯に再訪問したいなー。次は醤油をいただくつもり。なので詠います!



ランチして
気軽にお茶する
和やかさ



侮るなかれ
質実ラーメン



お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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