ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2059】 中華食堂 かどや (川崎・武蔵小杉) ラーメン

 「かどや」。大阪市西区の有名店ではありません。川崎の武蔵小杉にある、居心地の良い街中華屋です。ガラス張りの明るい中華屋ですが、地元のサラリーマンやオジサン・オバサン連中が幸せそうに食事をされているのがガラス越しに見て取れます。とてもいい雰囲気だったので、吸い込まれるように入店してしまいました。最近、街中華にすっかり魅了されている次第。つい先日なら、ここから近い「麺や でこ」に入り浸っていたのに、私の腹もずいぶん身勝手です。


 さて入店すると食事がちょうど終わったばかりのマダムとすれ違い。お店は落ち着いた老壮年夫婦とその娘さんという家族経営なのかという感じ。マダムが帰り際、「とってもきれいになりましたわね〜、また来ます」だって。古い店が再開発でビル・マンションに立て替えられて、今に至るのかな・・・。街中華のそういう再生法もあるんだなとぼんやりと感じたりした。











【深いコク!しっかりした塩気が気持ちよいノスタルジーでハードな醤油味】


 配膳の瞬間は、意外にしっかりした醤油ブラウンの濃ゆさで期待が高まります!近くの「でこ」の醤油も好きですが、あちらはクリアーなキレが印象的。ですが、こちらはしっとりした濁りが映えるような印象。崇高系と大衆系という違いや、今と昔みたいな立ち居地の違いがうかがえます。実際に味わってみると、こちらもなかなか旨みの濃さを感じる。鶏よりも豚のコクを感じてちょっとばかりクセっぽいところが、街中華のラーメンたる醍醐味と感じます。次第にスープを味わい続けるとこれが段々こっちがクセになってくるから面白い。







 きっと塩気がしっかりと決まっているので味が締まるような感想です。醤油ダレのエッジングとカブるので味の一体感あり。胡椒を振ろうか迷ったんだけど、ペッパーミルでゴリゴリ摺り込む街中華ってのもイメージが薄いので今回はパス。デフォルトのままで最後まで完飲です。きっとあとから喉が渇くだろうな〜という予測もしたのですが、そうでもなかった。なんとなくですが、新福菜館の塩気を思い出した(醤油感は別だけど)。チャーハンに合うスープだと思ったからなんでしょうね。思わず隣客のチャーハンが旨そうに見えてしまった・・・。














【使い古された言い方だけど・・・ツルシコっとした馴染みのある歯ごたえ感】


 街中華のよくある中華麺という感覚なんだけど、安っぽさのない良いフィーリング。しかも懐かしさも感じされるスペックですね〜。多加水細ちぢれなですが、スパスパと前歯で切れ込むあたりに風合いが感じられる。若干ボソッとしたソバ感覚が、濃ゆい醤油味にマッチしていて奥歯ではシコっとした感覚でつぶれる。スープと炭水化物の旨いところが一体感ありです。


 またズボボボボボボーっとすすり上げるのに適している縮れっぷりと細さでして、勢いつけると口元のすべる感覚が楽しい!もうほとんど飲み込んでいるのではないかと思える早い食いっぷりで、また周囲のお客の注目を集めたかもしれない(笑)。とにかく中華麺に良いイメージ通りで啜っていて快感と思える一品。












【昔ながらの深い染み込み感じるメンマにあっさりチャーシュー!可愛いサイズ感】


 具は、コストコンシャスを感じさせますね。チャーシューは薄味で標準的な厚みなのですが、ハーフカットの可愛いサイズ。スープに沈めて汁を吸わせて一口で消化する。海苔とメンマはシンボリックな存在ですが、メンマはちょっとこだわりを感じます。醤油味が深く滲むタイプで、関西オリジンの私からすると関東のメンマだな〜と思わせる一品。しかし食うと塩気がナイスバランスで、ビールが進む仕上がり。この過ぎないサービス感が、街中華の引き際の良さなのかもしれません。











 総じまして、「小杉エリアらしい街中華の再開発展系な一杯!」という風で、まだまだ地道に安定した活躍が期待できるイメージです。明るい店内はなんとなく入りやすいし、清潔感ある街中華ってのもいいもんだ。次回はラーメンセットか、調理麺をいただくつもり。また気になる店を見つけてしまって、武蔵小杉では悩むな・・・。なので詠います!



   飯時の
   秋空高く
   風そよぐ



   醤油の香り
   思うひととき



 お粗末ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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