ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1999】 ラーメン二郎 環七一之江店 (東京・一之江) 汁なしラーメン・ニンニク・ヤサイ・カラメ


  早く帰って家族と一緒に外食でもするか…。 しかしこう言う日に限って、家族は友達の家でお呼ばれなのでして無念。いや本当の話なのよこれが…。しかしですな、思いっきりニンニク臭くして帰宅しても、文句を言われないかも!と鑑みると妙な野心が芽生えます。ニヤリ…やはり二郎を決め込むわ! ならば、時間もあることだし、久しぶりに神保町で行列に並ぶのも悪くない。でも・・・・暑い!暑すぎる!! やっぱり汁なし食いたいし! てなことで、やっぱり予定調和というやつで、以前食ったことある同じものを食いに、わざわざ一之江まで突撃! 全く…アホは死ななきゃ治りません。


  





 こんな調子でたどり着いた一之江駅。そして快晴なる陽のまだ高い夕方と夜の合間の時間帯。ホームに降り立った瞬間から、暑い壁のような熱風を全身に受ける中、潮の匂いをかすかに感じますね。やはり海に近い街なんでしょうか。駅前は環七しか見えないのですが、彼方にはやはり東京湾の存在を感じます。環七自体が、東京湾の潮風コリドール。そんな一角に、ラーメン二郎の黄色い看板が、細長く青空に突き刺さるようにそびえます。


  











【穏やかな雰囲気が包む直系・・・女性も通う?!】


 店の前まで来ると直感的に感じる「臨時休業!! 」 一瞬怯みますが、店内に西日が射すのを遮るために、シャッターが下ろされているようです。入り口は解放されていて、真夏の気温なのに冷房という文明の利器は無縁のようです。しかし、生暖かいけれど風は店内に入っていくし、出迎えるスタフくんの笑顔と迎え入れが、妙に心地よいではありませんか。汁なしラーメンの食券を高台の上に置いて、隙間の空いた座席にゆったりと座ります。


  





 それにしても、客層に彩りを感じるな〜〜。たった一組のカップルが先客におられて、若い女性が小ラーメンにしっかりとコールをしている。ニンニク少なめでカラメ。なかなかやりますね! 長々とした呪文をコールされたら引きそうですが、こも程度ならむしろかっこいい! しかしそれが私にとってはプレッシャーになったりして〓rz。 ヤサイ少なめとか、やっぱり麺少なめに変更してもらえますかとは、言いにくいじゃないですか。 ちっぽけな男の意地もあり、「ヤサイ(増し)・カラメ・ニンニク(増し)」とさせていただきました。胃弱で基本的にへたれな私では、これが限界…。












【タレのカネシは角丸く、するするとライトな味わいが実に良いね〜!】


 「カラメ」とさせていただきましたが、これは何もお隣の女性に対抗心を燃やしてコールしたわけではありません。実は以前にも同じメニュー頂いとるもんで、かすかに記憶が蘇ります。確か食べやすかった二郎というイメージ。パンチを今回は効かせた次第ですが、これはアタリでした! もともと比較的まろやかな味わいですが、カラメだとどこか締まった味わいに感じます。タレのカネシはそこそこ丸めに感じるのですが、厚みというより「スマート」な感覚。化調の加減にも影響するのでしょうが、濃ゆめにしたものの、ライトな感覚の良さは損なわれないイメージです。







 これは豚骨出汁がスマートなのか、カネシがスマートな効き目なのか、そこんとこは不明。だけども、ベースの脂感は低めなので、脂の比較的なライト感が、カネシの余韻をダイレクトに響かせているかも。非乳化系な豚骨出汁が、非常にカネシの伸びやかさを引き立てます。そこにニンニクのシャープなジリジリ感が響きますから、食っている方としては、ズトンとガッツリ食うタレというより、どこかしら、ライトな余韻で食わすタレという感覚もありなむ・・・・。言わば、華やかな二郎? ヘビーユーザーでない私にとってはフィーリングが合います。












【ややモチリとした感覚残す、弱い捩れの平打ち形!滑らかな滑りも保つ麺!】


 麺の色合いからは、やっぱり二郎に来た!という安心と興奮を感じる茶褐色の何ともいえない色合い。捩れが生じているものの、それほど強くなく全体的にはスマートに見える平打ちタイプです。こちら、食券を出すタイミングで「麺カタメ」仕様ができるのですね・・・知らんかった。カタメ対応が出来るということは、デフォルトは柔らかいかも・・・と予感してしまいます。







 実際は、なかなか物腰もしっかりしたタイプでありつつ、滑らかさもある、とてもオーディナリーな風合い。剛麺とも柔麺ともつかない中性てきな風合い。それでいてヌチリヌチリとカタメの低反発あるグルテンは、いい感じです。汁なしと言えども、多少汁が多目で後半は吸い込みがあるようです。最後の4分の1ではかなりチュルチュルとすすり上げられるほどの、軽い口当たりと抵抗力の低さを感じるのど越しに変化します。












【脂身少なく薄味なブロック肉を、タレに浸してペッパーで食う!】


 J経験があまりあるほうとは言えないものの、なかなか赤身主体のいい感覚。フィレのごとくの脂肪の少なさが印象的です。カネシの風合いも低めで肉の風合いが確か。どちらかといえば薄味な調理でして、タレに浸してまずパクつくと柔らかく繊維質がほぐれるように千切れます。これならいくつでも食えそう!(とは行っても豚ダブルで10個も食えないけど)。多少小ぶりな見栄えな気もしますが、肉厚なので残念感は全くありません。また、後半にはブラックペッパーを振って効かせるのも手ですね。お隣の常連と思しき男性は、冒頭からかなりのブラックペッパーを振り掛けるという挙動。全体がごま塩っぽくなった見栄えでも、この淡白な具の味わいなら調和しそうです。













【キャベ率高めで、ほんのりクタリめなヤサイが、とても全体調和!】


 これは、比較的キャベツの占める割合も高くて好印象!もやしもいいけど、キャベツはやはり甘みが全然豊富ですし嬉しい限りです。またもやしともども、茹で上げの状態としては、シャキシャキからやや峠を越えたような感覚。これも麺とのバランス上ナイスな感じ。ただ後半はヤサイの汁が染み出やすいこともあって、タレがやや薄まるようなこともあるかな〜なんていうことです。でも、ヤサイはほんのりとクタった方が甘さが引き立つのかも。そんなこと考えるとベストに思えてくるね・・・・。












 総じまして、「等身大で気負うことなく食える、マイ二郎!」と言った感覚で、ここならヘタレな私でもマシマシ等の呪文を発することができそうです(本当か?)。それに、店主さんとスタフくんの息合ってる「ゆったりさ」もいい感じだし。こう言うところが、女性の二郎進出を助けているのかもしれません。カップルで来るときは、いろいろ二郎うんちくを語りたいのもわかるが、男性はしっかりと周りの客に聞かれているのもお忘れなく・・・。それにしても、数年前には無かった光景なんだよな〜〜。いい傾向かも。なので詠います!




   気だるくて
   どこか潮風
   感じつつ



   今日は早めに
   ゆったりガッツリ





お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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