ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1901】 煮干しつけ麺 宮元 (東京・蒲田) 特製極上煮干しそば


 個人的に5月からいろいろ更に忙しくなることが判明いたしましてショックの色を隠せず。おまけに歯が痛い・・・・・。それに、一燈初の独立店舗の開店日となれば、心穏やかではございません。今日は早朝から仕事をフルスロットルで頑張り最低限やるべきことは終えた。午後から更に歯が痛くなってきたのでこれ以上仕事にならん。と諦めて申し訳ないが上司に許可を得て午後休暇とさせてもらいました。ところが、中々緊急ですぐに予約取れるところが無いのよ。仕事して時間潰すという発想は全くなし!少々痛みを我慢してでも、「煮干しつけ麺 宮元」へ突撃しますぜ!と駆け付けた次第。何たるラヲタ魂・・・・。半分ラ活に集中できなかったのはご愛嬌ということで。


  










【店:宮元さんの威勢良さが痛快ですね】


 予想以上の行列であります。結局1時間半以上は並んだというアホなことをしてしまいました。それにしても、私以外にも相当ネクタイ姿がいたが、同じような午後休暇なのかとても不思議。営業外回りついでなんでしょうかね(笑)。などと考えていましたが、なかなかラ活界のちょいと知られた人たちの存在が、行列の中に見て取れます。食○ログや、R○Bのハンドルネームで呼び合う方や、おやおや超有名ブロガーもすぐ前に並んでおられる!恐らくニアミスしてるネット上の知人たちがうようよとおられたことでしょう。今日は、ちょっとしたラ活界のお祭りの日でありましたね。 それにしても、宮元さんの元気の良さは痛快で気持ち良いね〜。個人的には、蒲田に開店してくれてアクセスがしやすくなったので、とても嬉しい!おそらく、これからどんどん通うこととなりますから、今後ともよろしくです。


  










【スープ:意外にしっかりとした動物感の旨味も滲み、煮干し柔らかく食べ易い一杯!】


 ほぼつけ麺のオーダーが多いなか、汁系は少数派のようですが隣のつけ麺を見てみるとこれまた極濃厚のようです。タレが麺に絡むわ絡むわでつけダレ減り過ぎてピンチみたい。デフォルトでも相当濃いだろうなと覚悟を決めて待ち受けましたが、配膳の一杯はなかなかオーディナリーな魚介醤油感。少し醤油の色合いも強いなか、煮干し風味と動物系のエキスが漂う感覚が旨そう。ご祝儀気分で特製にしたのもあって、ド派手な麺顔です。スープをレンゲで透かしてみれば、中々穏やかなスッキリさが伺える柔らかい色合い。堪らずひと啜り!これがまた、歯痛もすっかり忘れるほどの衝撃!







   醤油のカエシ感も仄かながら、豚鶏の穏やかさ主体の極上煮干し感がとても食べやすくてナイス!薬味の玉ねぎもシャリシャリしてて食い応えあるスープ!


 うーん・・・やはり旨い!実はもっと煮干しのニボニボが前に出てくるのかと思いきや、仄かな上質感を漂わせつつも、動物系の旨味とのマッチングが流石!これなら、煮干し苦手でも一般の方でもスルスルと煮干しエキスを吸収することができます。マイルド感がアップしている。それでも甘ったるくなく、醤油ダレの香ばしさと、玉ねぎの汁のさっぱりさが調和している。食べ進めていくうちに、麺の風合いもスープに移り、これまたコクが深まるといった様相です。これは・・・絶対に飲み干すが、この上の濃厚だったらどんな味風景になるのかが、更に楽しみになってきた!食ってる途中から、次の訪問のことを考えるアホな私です。











【麺:シルキーなモノゴシ、かつクツクツ感覚も楽しめるキレイなストレート細麺】


 これもまた、一燈らしい大変旨い麺ですね〜。綺麗な白地かかったきめ細やかさが、半濁スープにあるとより映える。カタメとアルデンテ越えの中間くらいの茹で上げで、粉の風味もほどよく感じ取れ、クツクツ、プツプツとした前歯の切れ味がリズミカルでまた楽しくてならない上に、奥歯のプレスでは順に千切れていく感覚がまたたまらん・・・。







   細麺も幾度も食ってきたけど、これは官能的に歯応えとスベリが両立する旨さじゃな・・・・


 とにかうスープによく纏うし、その割にはスープを吸い込み過ぎることもなく、最後まで粉の風味を感じ取れるようでナイス!また、メンマが極細なタイプで、よくこいつと麺が絡むのだけど、所々歯応えのアクセントとなってこれまた楽しい。玉ねぎの微塵もひっかけて来たなら更によし。細麺っていろいろ周囲を巻き込んで食っても旨いのね・・・・。












【具:二種部位の食べ比べ!歯応えも味わい深く】


二種チャーシューが、また基本に忠実と申しましょうか、オールド・ニューと言いいましょうか、豚のロースとバラを古風に感じさせるような調理で、一周回って新鮮さを覚えます。しっかりと外かたの感じがする周囲の部分が香ばしく、固いのではなく身のしまったようなナチュラルな歯ごたえ。滲み出るバラ肉の脂の甘さ、ロース肉の繊維質の旨味、それらがあっさりとした醤油系のタレが染み込んで、酒でも飯でも何でも合うと思わせる風合いがナイス。さすが特製だけあってふた切れづつといった充実ぶりです。






また味玉もテッパン級に安定したうまさで、しっとりとタレが滲んでうまし。白身もフルフルとしていたし、黄身は固めの半熟のようなジェル状と言うか、緩い芋羊羹のような状態。ここに少しスープを滲ませるとまた格段に旨くなります。まさに特性極上!


  










 総じまして、「蒲田に煮干し超新星!」てな感覚でしばらく続くでしょうね、この混雑ぶりは。直ぐにでも再訪問を企画したいところですが、もう少し落ち着いた頃に、今度は濃厚なやつなんぞを順番に試していきたい気分です。しかし・・・もっと本当は旨いと感じ取れたはず。痛みには慣れてきたのだがはやり所々ずきずきしながら食ったので集中できんかったわ・・・。ごめんちゃい。このあと結局、奥歯をモヒカン見たいに削って、キャップかぶせて仮対応。しばらく、極太低加水のクッシリ麺は食えないしみたい〜(普段から食ってないか)。ま、あと一日でまた休みだし、頑張りますか・・・・・。なので詠います!





   午後休み
   初夏の陽気を
   背で浴びて



   待つ甲斐ありの
   極上煮干し




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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