ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1840】 せい家 阿佐ヶ谷店 (東京・阿佐ヶ谷) 味噌らーめん


 春が近ずいているのに、まだまだ風が冷たいね〜。特にこの夜はそう感じる。月半ばも過ぎようとすると、懐具合もお寒い状況に追い込まれる・・・。こういう場合は、大体行くところが決まっているのでして、中央線だと、みたか@三鷹、光来@新宿、丸幸@武蔵境、幸楽苑@中野。そして、三鷹と阿佐ヶ谷にある「せい家」。実は、昼間のラ活で家系を食い逃したので、今回は最初から「せい家」と決めておりました。なんだけど、せい家@阿佐ヶ谷まで来て、店内POPに妙に惹かれて、ついつい「味噌らーめん」をオーダーしてしまう。滅多に味噌食わんのに、不思議なことをしてしまう。500円で味噌らーめん。













【店:キレイなお姉さんも、オヤジサラリーマンもみんな「せい家」で生ビール】


 まあファミレスよりも安いからね〜、ついつい頼んでしまう生ビール。ちょっと体調が悪いのか寒すぎて今回だけは遠慮しましたが、先ずみなさんの生ビールの注文率は高い! そして若い方多いのだけど女性比率も意外に多い。20台後半みたいなキレイ系のビジネスウーマンも、スーツ姿でらーめん屋で一人でビール!実にカッコええやん!とってもショートヘアーがお似合いです。


  











【スープ:しっかりコク円やか豚骨に、味噌・豆板醤がしっとり溶け込む】


 まあ、らーめん屋でコイバナを妄想すると変態に思われそうなので自重しますが、そう言えば、リアルにらーめん屋で恋愛成就した男がいたことを思い出します。今月が挙式だったっけ。ハッピーウエディング!あなたは、ラヲタの鏡です。ある意味、ラーメン王。二次会行けなくてスビバセン。・・・・などと考えていたら、男臭いスタフから配膳完了し、その麺顔は味噌らーめん。







 家系の味噌・・・と言う「バリバリ豚骨の味噌」と言う期待感からは、なんとなく肩透かしを覚えますが、いやいやなかなか、一般に思い描くような味噌らー。誠実さすら思えてなりません。これは真摯に味わうしかない。じっくりと味わいますと、ワイルド感抑えめで円やかな仕上げがとても好印象です。ベースが家系のスープですからね〜、そりゃ豚骨ベースがしっかりしていることうけあいです。そこに味噌ペーストが溶かれただけでもなんだか旨そうに思えます。味噌は定番の合わせ味噌っぽい感じですが、味噌ペーストという感覚より多少のザラツキがあって、想像以上に個性を発揮していました。麹の風合いがどうのこうのとまではいかないけれど、塩気に味噌の個性を強く感じます。そして少しばかりの豆板醤が泣かせます。テーブルセットにもあるのですが、このほんのりと溶けているデフォルト加減が、味噌の塩気に深みを増す感じ・・・。こいつのおかげでコスパがぐんと上がります。








 ここから、テーブルセットを活用し「豆板醤増し」か「生姜まし」「ニンニクまし」かで悩む・・・・・。本当は「ニンニクまし」で行きたかったけど、翌日早朝から会議なので、ここは「生姜まし」とさせていただきました。豆板醤の辛味と、生姜のフレッシュな苦みと、熱で鼻孔を突き抜ける香りが、また趣向が変わって食欲を再び呼び覚ましますね〜。












【麺:定番の中太やや加水低めで、クッシリ歯応え!食べ応えあり】


 何も告げなければ「太麺・普通茹で」の提供。本当は「カタメ」を言いそびれただけだったのですが、これが中々期待通りの茹で上げコントロールでした。やや平打ちで表面はつるつるとして、やや捩れるようなそのフォルム。前歯を押し当てて力を入れるとクシリと、しっかりめなグルテンの反発を感じます。そのまま押し込むとテンピュールの断末魔のように淡く千切れる感覚。奥歯ではヌチヌチとした力強さを感じて、濃厚なスープを受け止める実力度を強く感じます。いや・・・これはコスパ感じる納得感! 箸が滑ってつかみにくいところはレンゲを使って、ハネが飛ばないようにして食い続けます。スベリもよく、太麺ののど越しがそのままシルエットとして楽しめる感覚がまたいい・・・。












【具:ワンコインとは思えぬ、ゴージャス☆チャーシュー!】


 家系じゃないので海苔とホウレンソウは排除でしたが、モヤシとチャーシューがまた中々の出来栄えで、500円にしては深く納得のいくものでした。特にこのロース肉は分厚く、醤油ダレが周囲に染み込んでいて柔らかくてナイス!これなら白飯が何杯でも食えそうに思えます。







 そしてモヤシもメンマも中々の盛りです。シャキシャキ、バリバリと麺の合間に食いつくす快感がまた堪りません!味玉はハーフですが周囲は少しタレの塩気が効いていて、中の黄身はトロリとしてて、これだけでも白飯に合いそうなきがするほどです。













 
 総じまして、「無季節感じる家系の、しっかり&風流なる冬の麺」と言う感覚で、全体としてしっかりと思い描く味噌ラーメンが出てきて、大満足の夜でした。そろそろ厚手のコートから、薄手のハーフコートにと変えたばかりで、真冬のような冷たい突風だもんな〜。淡麗系大好きな私でも、こってり系で暖まりたくもなります。財布も寒くなりそうなら、ちょくちょくと寄らせてもらいますよ、このブランド。なので詠います!



   襟立てる
   桜恋しや
   弥生月



   最後の寒さ
   味噌でなだめて



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!







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