ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1820】 東京味噌らーめん 鶉 (東京・武蔵境) 味噌つけ麺・大盛り


引き続き、また同じ店です。決して前レビ引き続き店内連食ではありません。また、いやがらせでもありません。いいかも!と思える店は、連続してでも訪問して食いたい・・・単にそういう思い。 そして・・・・・何よりこれまでの汁系の味噌がとても良い印象だったし麺も格別だったため、今度は「つけ麺」で試したくなっての訪問です。少し早めに仕事を切り上げて、わざわざやって来た武蔵境。すでにほぼ満席でして、すっかり地域の人気店になっている様子です。それにしても、毎回訪問時には、入店した途端に、眼鏡が真っ白に曇るのだよな・・・。眼鏡を外して券売機に対峙。最近、外すと近眼で遠くが見えんし、かけても老眼で近くが見えにくいし、嫌になってくるね・・・。でもちゃんと大盛りのボタンは外しませんよ。今回は、「味噌つけ麺大盛り」でよろしくお願いいたします。


   







待つ間、その日の仕事を回想しては、思いついたことを忘れないようにとスマホアプリでメモ書き。次第に邪魔くさくなり、鞄からiPad取り出して本格的に打ち込んだりして、とても不気味な様を呈してしまったことをこの場でお詫びしておきます。打ち終えた数十秒ごに、まずはつけダレ、次に麺皿という順番で配膳が完了。いざ、ここからはラヲタモード全開です。












【つけダレ:いい塩梅の濃密味噌味!濃ゆい味わいに丁寧な仕上げ感!】


<マイルドさとシルキーさ残しつつ、ちょっと味噌麹っぽさを仄かにプラス>


 見た目は、汁系デフォルトの「味噌らーめん」をそのまま写したようなつけダレ感覚です。マットな濃い肌色のファンデーションのような質感はキープして、表面に漂う香味油も透明感そのもの。綺麗な味噌系とシンプルに感じるタレに、もやしと人参、そして若干のニラとが入り混じり、トップには揚げごぼうのクランチが降りかかる。まずは麺を浸す前にレンゲでちょっとだけすくって味わってみる。







 確かに、汁系味噌らーめんそのものと味わいでシルキーなバランス感覚はキープ。しかし、そのままゴクゴクと飲み干せる程度に、濃ゆい味わいで、ほのかに「味噌麹」感が前ににじみ出てきたような感覚。決して、味噌の成分がぶわぶわぶわっと粉っぽいエキス感ではなく、濾過されたものがただ単に濃ゆいという感覚かと・・・・。なので味わいがちょうど良い、いい塩梅というやつで濃ゆく、うまし。









<野菜のエキスでいい塩梅の塩気の調整>


 いい塩梅に貢献しているのは、間違いなく野菜の甘み。ワイルドに少し焦げ目ができそうでできてないのもうまいけど、シャキ感を残しつつも、ややしんなりとしているモヤシも麺に馴染みやすく食べやすい。このモヤシのしんなり感からすると、エキスが味噌に滲んでサラサラ感にも貢献しているような感覚。それでこのまったりとした濃ゆい味噌ダレなのだが、味噌ダレそのものにも甘みがあるのだろうと、勝手に推察してます。


 これなら、このままの状態で、レギュラー味噌に加えて、濃厚味噌とうたって汁系のラインナップに加えても良さそう。最後は、スープ割などあるのか?と聞いてみようかと思ったけど、このバランスがよく、タレだけを途中で随分と飲んでしまったので、そのまま平らげてフィニッシュ!












【麺:地肌眩しく、持ち味の柔みキープで締まりあるクッチリ感覚がナイス!】


<引き締まった耳たぶのようで甘噛みしたくなるような弾力>


 実は、つけダレよりこっちの方が興味があった。汁系で柔らか&モチモチっとてた、ピロピロ麺は締められるとどのように風貌が変化するのがとても楽しみだったわけ。大盛りで当然です。麺皿には、綺麗に折りたたまれた配置がなされていて、ビロビロが平行に並んでいる姿が綺麗。これを2〜3本手繰り出して、何もつけずに啜りいただくことに。


 やはり!小麦風味がグルテン状を通して清々しいね〜。モチモチとした柔らかい食感は、冷水で〆られてやや引き締まってますが、本来の持ち味をキープ。例えるなら、冷たい耳たぶ程度の弾力で甘噛みしたくなるような感触でとてもうまい。前歯での千切りでも最初からモチっと反発たてながら、ヌチッ!と短いタップで切れる。そして奥歯では、割と淡くヌチリヌチリと潰れていくようなイメージング。









<ツルツル度合いがさらに増してピロピロ形状が気持ち良い滑り>


 表面の瑞々しさもさることながら、ザルなど敷いていない割には、とてもいい水切り加減。食っていて気持ちいい。ピロピロの形状が口の中で滑る感覚は、内頬や舌触り、そして喉元を駆け抜ける部分でシルエットとして脳裏に残るけど、見た目よりはとてもスムースに駆け抜けていくね〜。意外とモヤシなど引っ掛けずにいくから、箸でわざわざ具を一緒に摘んで口の中へと誘導しつつ、そのスベリの良さを楽しんで食う。












【具:ブロック状にしても弾力柔らかい極上のチャーシュー】


 こちらのお店の売りは、「味噌」と「ピロピロ麺」には違いないけど、もう一つ「チャーシュー」は捨て置けないと思います。で、つけ麺ならどうなるかというと、ブロック状にしてつけダレ内部に投入というスタイル。個人的にはスライス状が楽しいのだが、それは特製にして楽しめということか・・・・。ともあれ、写真サンプルはちょっと表現できていないけど、食事の後半にはゴロゴロとブロック状の肉が、つけダレ器の底から発掘され、麺に負けないくらいにモチモチとした柔らかさを保つロース肉が楽しめます。タレを存分に吸い込んでいるからなのか・・・脂の甘さを少し感じたのだが・・・。ま、形状はどうであれ、旨しには変わりなしといことで。












総じまして、「品と素朴が非常に良いバランスの味噌つけ!ラー女にうってつけ!」と言う極めて主観的な感想でごめんちゃい。何と言ってもしなやかさは、汁系と同様なれど、素朴麺の冷水で引き締まったところなどがとても秀逸で、内に秘められた強さ言うものを感じますよ!これは、普段つけ麺より汁系が好きな私と言えど、つけ麺の魅惑にどハマりですよ。これは、また再訪問が確実です。


そういえば、関係ないですが、最近の仕事でとても偉い方々に会うことが多くなっています。そこでいつも感じるのですが、偉い人ほどとっても人当たりはマイルドで、しかも丁寧なのには、驚かされます。オヤジな部分もあるのですが、言葉遣いは様々であろうと、優しくて、しなやかで、強さを感じるのですな・・・。ま、私など相手にされているのかは微妙なのだけど、優しさってのは、強さがあってこそだよな〜って、しみじみ感じますもん。なんだか、ここの麺を食ってふいに思い出してしまいました。嗚呼、私もこういう麺になりたい。いや、人になりたいと呟く夜でした。なので詠います。



   対峙して
   偉い方ほど
   偉ぶらず



   眩しく感じる
   強さと優しさ



お粗末!と言うことで家族にも感謝にながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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