ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1737】 再来軒 (東京・用賀) 塩ワンタンメン


代休と言うのもする事がなくて、平日昼間のテレビも面白くなく、かと言って仕事のメールをチュックするのも意味がない行動だし・・・。結局、渋谷まで出かけてぶらつくことにしたのだが、やっぱり、一杯行っとくしかないですな。平日昼間でも名店人気店に並んで食う気力もなし。こんな時は、大衆系ほのぼのラーメンに限ります。てなことで、長いこと放置していたお店にようやく訪問する気になりました。そんな流れで、「再来軒@用賀」さん。そうそう、伸びた髪もこの際、さっぱりと切っておきましょうと、散髪ついでに引っ掛けて参りました。当然、注文は、塩ワンタンメン!




訪問時、正午前。客入り7割程度で、流行っています。と言うかほぼ常連さんばかり。今日は何しようかな〜っという空気感がムンムンです。女性お二人のオペレーション。女将さんも細腕で中華鍋がガンガンと音を立てながら揺すぶられています。ちょっと後ろ姿がかっこいい。中華屋と言うよりは、ラーメン専門店なんですが、道具や店内は年季が漲っています。しかし、女性オペの店らしく清潔感も見え隠れ? 予定通りに塩ワンタンメンを注文しますが、なんと700円。さすが、固定費を回収しきったコスト力を感じますな。













【スープ:女将の人柄が映し込まれたような、穏やかで和やか、やさしい塩スープ】


<なんとハートフルな鶏塩清湯!塩気の軽やかさ!>


 配膳の瞬間から、冷えた心が温まる思いとはこのこと。女将さんの温かさというか人情を映したかのような優しさが溢れ出てるではありませんか!見栄え完璧!!ハンドメイド感がしっかり伝わりますし、何気に計算されたトッピングの配置は、どこか芸術的と感じます。固ゆで玉子が、これほど求められる麺顔は珍しいかもしれません。




 汁がまた庶民的な感覚で完璧ですな〜。ブランド丸鶏をふんだんにというのも結構ですが、地道な鶏ガラ煮出しがとても丁寧な仕事ぶりを感じさせます。鶏コクがとても豊かで冷えた体を芯から温めるには十分な、濃度と温度感です。とてもすっきりしているのですが、「鶏そば」のような淡麗さよりも、ちょいとしっとりとした味わいを感じさせるタイプ。霞のようなほのかな濁りもあるかないか。魚介は感じませんでしたが、落ち着いた仕上がりです。塩気は、いわゆる「いい塩梅」というやつで、存在感を示しながらも引き際がわかっているという感覚。つまり丸い。やさしい塩味でいい感じなのです。







 しかし塩気というか、辛さでこちらの売りは「ラージャー玉」なる辛味噌みたいなものを追加購入し、後半にスープに解くようにして食べること。それもよかったのだけど、あまりにも味変するのがもったいなくて、今回はやめておきました。店内は常連さんで埋め尽くされ、半分弱が塩ワンタンメンだったような。そのまた半分くらいは、ラージャー玉を追加注文しておられました。次回の宿題を見つけてしまった・・・。別メニュー「豆乳ワンタンメン」というのにも強く惹かれますがね。



<青ネギは映えるような黄緑めいた鶏油!色気も軽やかで心地良し!>


 やさしいだけではない、色気も少し感じさせます。それは鶏油。なかなかいいバランス感で配合されておりまして、後半にかけてはグググ〜っと食欲のキープを感じます。しかも、青ネギの微塵と入り混じり、どこかしら風味を映しているのがまたいい。関東にしては珍しい青ネギの微塵が大量に投入されております。麺顔の3分の1は、ネギか?と思えるほど。このネギの青い色合いが、鶏油のイエローに入り混じると、ライムグリーンのようになり、鶏油もいつもとは違った風味と雰囲気を醸し出します。このあたりが、色気あるなかでも凛としている部分でして、すっきり感をキープするところでしょうね。野菜のナチュラルな甘みも色気と混じって貢献しているか・・・・。









【麺:少しレトロで、ナチュラルな歯ごたえとスベり、気取らない味わいがここにある】


<昭和の風情を感じる、軽捩れある角麺ストレート麺は、もっつりと、しなやか歯ごたえ>


 昔、よく食べた思いのある風貌。少し黄色味かかったのがまたスープに調和してうまそうに見えます。基本的にはストレート麺なのですが、程よく所々に捩れを生じさせているフォルム。どことなく昭和のノスタルジーすら感じるその見栄えでしょうか。角麺がややふくれっ面したような形状で、口当たりは滑らか。多加水のような雰囲気なので、モチモチ期待で前歯を差し込むと、わりとテンピュール感があって低反発。グルテンの弾力とあいまって「モッツリ」とした切れ味です。全体的にはしなやかに感じるので、硬いとか潰し込みが効いているという感覚は少なし。前半では奥歯のプレスでは、ヌチヌチっとしたグルテンの風合いアピールの弾力を感じさせます。








<ちゅるちゅると滑るようにスベり抜ける感覚もどこかレトロで一級定番>


 軽〜く表面に透明の層を感じさせるかも。なのでモッツリとしているわりには、ちゅるちゅるちゅるりん!っと軽快に口元を駆け抜けていきます。そこに軽い捩れが少しばかりアピールした舌触りとなり、スープの持ち上げもあって中々汁の持ち上げを感じさせます。どこが・・・と言われると説明つかないけど、少しレトロちっくな風合いが、定番品なりの安心感へとつながる。食っていて気が楽というやつですね〜。









【具:程よさ、コンパクトなまとまり、全体バランスがとてもいい感じ!これで700円は安いかも!】


<ちょいと控えめ、少しだけアピール・・・・そんな肉餡の滑らかワンタン>


 ワンタンが、程よい小さめサイズ。6つ投入されていたという記憶。ワンタンのヒレにあたる部分が十分に汁を吸い込んで、ちゅるりん!と高速に喉奥へと滑りぬけていくのも軽快。餡はそこそこ肉々しい部分もあって、合挽きがシンプルな塩気とあいまってジューシー。大きさがちょうどいい感じかも。耳たぶよりも小さめで、多少大きめの粒タイプ。レンゲのくぼみに2つなんとか載るかといったサイズで、一口でつるっと食うにはベストサイズかも。


  






<脂の抜け具合がよろしいバラ肉!青ネギまみれでこれまた旨し!>


 豚バラのロール?のような肉で、スープに貢献したか脂のぬけ具合がちょうどよく、塩スープを逆輸入してジューシーさを復活させる味わい。ここに肉本来の味わいと塩気が結びつき旨し!です。また、大量の青ネギ微塵が肉に張り付き、また風味をますかも。少し小さめであったけど、問題ない。


 あと味玉の固ゆでも和むね〜。見慣れ食べ慣れてきたからかもしれないけど、これがないとワンタンメンが始まらないような気になってきました。メンマも定番で薄味系フレッシュタイプ。柔らかくもありコリコリ、クニュリとした歯ごたえがよろしく、揃って一方向に綺麗に並べ立てられているのも麺顔を引き締める具材ですね。









 総じまして、「女将の笑顔が映える優しい塩味いっぱいのワンタンメン!」という、そのまんまなまとめで、ごめんちゃい。ともかく、わざわざ食いに来て良かったと思えるのはその人情みたいなもんに触れられたからか。だんだんと店が混んできても、「またお願いしますね」と優しく厨房から見送ってくれると、またたまらなく来たくなる。うんうん、こういうことよね〜、ラ活していて楽しいのは。まるで自分の気持ちまで、柔らかくなるよう・・・。なので詠います!



   ハートフル
   町中華
   やさしさよ


   優しき女将で
   細腕繁盛



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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