ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1724】 麺場 浜虎 (横浜・鶴屋町) 塩ねぎ鶏そば・大盛り


 憂鬱ですね〜・・・。しかし、週末は青空! 休日出勤で1日を棒に振るのが、最近悔しい。なので、超早朝休日出勤に切り替えて、少しでも自由時間を創作せん!とやりくりです。 でもって、どうやら午後の「ラ活」時間を確保しますが、駅から近いところで探すしかないよね〜。ってな気分で、あまり活動的な気分になれませんが、なんかモヤモヤ気分が晴れない中、横浜駅から徒歩範囲の「浜虎」さんへ突撃しました。


  






 効率性を重視した割には・・・・この大行列よ。20人は店外におるやん(泣)。近くの昼営業の居酒屋で一人飲み大泥酔でも決め込もうかと思いましたが、なんだか悔しいので、行列に連結。何もかも、モヤモヤが支配して決断力が無い1日でありました。カップルとか、大学生の4〜5名の集まりなどとに挟まった1名さま状態で、悶々といたしましたが、意外に20分弱で入店を果たしました。食券をあらかじめ買うのを失念していまして、慌てて買ったのが、なぜか「塩ねぎ鶏そば」。本日は、これで心中です。


  











【スープ:スープカラーがまるで「イタリアン・グレー・ハウンド」みたいじゃな・・・】


<グレーな色合い!ベース塩気とトッピングの甘さが交互に押し寄せ>


 これはまた、最近出会ってない傾向の麺顔。白ネギのてんこ盛りが嬉しい限りの「ねぎ星人」な私。しかも、今回は黒ごまがふんだんにまぶされているというところが、白と黒のコントラストかマダラ模様というべきか・・・・実に個性的で面白いです。しかも、背が高いタイプの今風の丼に、麺が大盛りで、ねぎトッピングも山盛りですから、スープがなかなかでてこない。ねぎの山を掘るようにレンゲを使って、スープの味見と相成ります。これまた、なかなか稀にみる色合いで、地味でありつつ、グレーとベージュの中間色のような色合い。植物系の香味油がキラキラしているものの、深い色合いは、醤油?黒ごまのエキス??・・・。







 
 味わいとしては、最初は、甘く感じますね〜。塩ダレがマイルドと感じていたのですが、今思えばトッピングのねぎに絡まった油とねぎの成分の甘み、そして黒ごま風味が色濃く染みていたと思われます。これはこれでまた旨しと思ってどんどん食い続けます。半分ほど平らげたところで、だんだんと本来のスープバランスが顔を覗かせますかな・・・・。


 実は、塩気もきっちりとしているバランス感覚。鶏そばというクリアーで凛としたスープ感を表現するのか、塩が薄くともシャープに響くではありませんか。甘く感じて後から塩気が響く、面白い展開。単純なようで複雑な塩気です。


  







<スッキリ鶏ガラ系でグイグイ飲み干す!もっとくれ〜>


 鶏エキスがさらっとしているから、トッピングや塩気のアクセルがダイレクトに響くのでしょうかね〜。節系などの魚介も配合されてるとは思いますが、ほとんど鶏の出汁感。まさしく「鶏そば」な落ち着きを感じさせます。そういうところ、安心して食える感覚がナイス。コラーゲン感が薄いけど、重くなくサラサラと食えるのが今の年齢には嬉しい感覚。


 そして、なぜか汁が少なく感じる。丼のせいなのか、麺に吸われたか、そもそも少なかったのか・・・。ま、確かに大盛りであったから、腹一杯でオーバーキャパシティにならなくてよかったかもだが、スープ好きとしては、もっとくれ〜とどこか片隅で感じたりしてしまいました。












【麺:うねり方がまるで「アメリカン・コッカー・スパニエル」みたいじゃな・・・】


<典型的なモチモチ太麺仕立て!食べ応えある大盛り>


 実は冒頭で感じたのは、やっちまったか・・・大盛り2玉攻撃だったか?ということ。根が卑しいから、大盛り無料ですと言われるとついつい、「じゃお願いします」と言ってしまうのだよな・・・。ま、いいか。


 典型的な、他加水中太麺。軽いよじれでゴツゴツ、うねうねといった感じではないが、これはストレート麺を茹でる直前で手もみする程度のフィーリングといった感じです。モチモチとした奥歯での歯ごたえが嬉しい感覚。反発というより、「弾力」と感じる太麺ですね〜。また前歯で千切るタイミングでは、プツリ!プツリ!と歯切れ良い中に明るい千切れ感。関西転勤時代に味わったつけ麺は、みなこんな感じだったような記憶の欠片・・・。低加水好きでうけど、こいう多加水定番なのも好きですよ!









<チュルチュルチュルリン!でウェービィーなタッチ!手揉みがイイね>

 手もみの淡いウェービィーが内頬や舌触りに優しくタッチする感覚。また汁をやや吸う感じで、後半はよりたおやかに感じられる全体感。なので啜り上げが意外と負担にならなく、強く啜るとチュルチュルチュルリン!と口元で踊るような滑り心地です。この瞬間に、やはり手もみが功を奏していると思えますね〜。












【具:ねぎと黒ごまがまるで「ダルメシアン」みたいじゃな・・・】


<黒ごまと辛味少ない白ネギ!甘くも感じる>


 ま、冒頭のねぎ攻撃は圧巻かも。こいつを処理しないと後へと進みませんからね〜。オリジンが九条ネギのお国な私でも、こうもお江戸生活が長いと白ネギも好きになってくるもんね。特に、このねぎは甘く感じるのだが、味付けの妙なのかもしれません。黒ごまと合わせるというのもありそうだけど、ラーメントッピングとして大量に出てきたのは記憶にないし新鮮。フレッシュな野菜トッピングが前半から出汁として貢献しているところが、この一杯の特徴か・・・。








<発掘された味玉で後半は嬉しい>


 はっきり言って、味玉があってほんとうに嬉しかった。英世一枚もするこの一杯。思えば大盛りにしてしまったのは、価格対比で取り返そうとでも考えたのかもしれません。で、味玉ないもんだと思っていたところに、一番底に埋もれていたんを発掘。しかも、安っぽくない立派な味玉。


 塩系の一杯ではあったが、味玉は、醤油ダレの深く浸み込んだ一品。白身の薄い部分は完全にタレに支配されているほど、浸透が深い。黄身はカスカスっとした部分と、トロりとした部分が割とキッパリと分かれたような感覚。それでもタレの浸透を感じさせて甘く香ばしい・・・。旨し!


  







<醤油系の鶏チャーシュー、モモの歯応え>


 鶏そばというほど、鶏肉が小ぶりに感じてしまうね。そして塩というより、やや薄くとも醤油系の味わいに感じるのは気のせいか。今回は、塩鶏そばというより、ねぎに支配されて影が薄かったかも。でも、望んで「ねぎ」を注文したわけだから、なんと私は自分勝手か・・・。












 総じまして、「ねぎと大盛り麺のボリュームびっくらぽん!で黒ごまに虎を感じる」一杯。はまとらは、オシャレなイメージではなく、やんちゃ系であったというだけの感想でごめんちゃい。それにしても、こうも仕事が大変だと、年越せるのか本当に心配だぜ・・・。土日出勤でもこうやってラーメン食って憂さ晴らしできるけど、本当に年末日に出てこいとなると、ラーメン屋もしまっておるであろうに・・・・。知らね。今食えるだけ食うしかないね。なので詠います!



   休日に
   ぼやっと出勤
   気だるくて



   さっさと終えて
   食らう大盛り




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!




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