ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1714】 阿夫利 恵比寿店(東京・恵比寿) 柚子辣湯麺(塩) まろ味


 ちょっとばかりイライラっとした会議や業務が続いて、崇高に落ち着いた一杯を食って気を鎮めようとしたら、自然と「久しぶりに阿夫利行ってみるか」と心に火がつきます。でも今回は、なんとなく、「真空麺」とかかわり麺を食ってみたいなと考えていて、いざ店の券売機の前に立ったら、「塩」「醤油」以外に「柚子辛」をまだ食っていなかったのに気がついてしまいました。今回は、突然メニュー変更。


  


  










【スープ:見た目は真っ赤な溶岩でも、辛さ控えめで、ジューシーさっぱり酸味が印象的】


<辛味は肩すかし、酸味はジューシーポン酢系でサッパリ食わせる>


 配膳の瞬間は、久しぶりにGAPに驚きました!券売機にあったボタンの上に貼ってあった写真は、いささか赤みを帯びたようなスープ感。しかし、目の前にあるそれは、溶岩のような真っ赤な趣ではありませんか!!見ているだけで、お尻が痛くなる・・・。酢辣湯気分でチョイスしたのが裏目にでてしまったかと、プチ後悔気分でマイナススタートでまずは啜り上げます。







 しっかし、これが見た目以上に辛くない? 辣油と一味で鬼のように赤みをはらむのですが、味わいとしてはヒリヒリ感はとても低い!これは個人的には好都合。しかし、辛味が塩気なのか、香辛料からくるのかといえば、当然香辛料であり、塩らーめん食っている気分は、あまりないですな・・・。また、驚きはそれだけではありません。酸味のトリックにまた予想を覆されます。ほのかな柚子風味かと思いきや、しっかりとしたポン酢のようなフルーティーな酸味。柚子の汁がふんだんに入っているので、酢のようなツンとくるとんがりはありませんので、するするナチュラルにすすれる酸味です。しかし、かなり辛味以上にポン酢のような酸味を感じるので、さっぱりと食えるのだが、頭の中が混乱している・・・。








<もはや、鶏ガラなのか鶏油濃いめなのか、塩味なのか>


 もはや塩ラーを食っている気分が失せているだが、ベースの鶏ガラも染まってしまった感があります。わざわざ、塩をチョイスして、まろ味という選択肢を店員さんに聞かれて伝えるのだが、そのチューニングがどこに生かされているのかがわからん(苦笑)。ちょっと今回は、戸惑いすぎたのもあってよ〜わからん・・・・。


 あ、でもね・・・誤解なきように言いますが、普通にうまいです。うまいけど、塩ラー気分でちょっとすっぱ辛いものを予想していただけに、頭が混乱する。そして・・・980円というハイクラスなデフォルト価格に戸惑う私でして、肝っ玉の小ささがもろに出ているだけです。あしからず。











【麺:いつの間に変わったのやら・・・全粒粉入り風流麺】


<淡麗でしなやかな風合いに変化?>


 麺が変わっているのか!!しかも、一味でよくわからんが、全粒混じりの風流麺に変わっておるではありませんか!パツパツ細麺という感覚は消えて、少ししっとりとしてしなやかな風合いと歯ごたえが印象的。だったら・・・・普通の塩で淡麗チューニングの中で味わいたかった。そういう変化もこの辛い酸っぱい感満載のスープが邪魔しているようで、個人的にはシクってしまった印象。うまいのだけど、イメージに合わなかっただけ。くどいけど、否定はしていません。








<張り付く一味のザラツキを楽しむ>


 滑らかな風貌としなやかな腰つきが、ダイレクトに楽しめたのだろうけど、一味と白ごまがはりついてざらっとした一部分がどうも気になってしまった次第。こういうときは、そのザラツキを楽しみたい。







【具:スープが変わると定番が定番でなくなる肉と味玉】


<炙りチャーシューも赤に染まる!見た目だけ韓国焼肉


 いつもの炙りチャーシューが、白ごまが混じって貼り着き真っ赤に染まるとどこか韓国料理のような風貌ですね。肉はスープの変化があっても、旨さキープ度合いは一定でした。片面炙りのこのバラ肉は、鉄板の旨さ。デフォルトでも炭火焼きの手間も惜しまないところが、いつものお味ということで安心感を与えます。







<味玉も染まって、旨いが調子狂うかも>


 デフォルトで半玉のっているところをいつもなら褒めるところだが、完全に一味とか辣油とかに味が混じってしまって、塩ダレのほのかな染み込み具合とか、黄身のまろ味などが完璧に染まった味わいですね〜。辛いの好きで狙って食うのと、そうでないととでは、モチベーションも違ってくるのか・・・・。すんません、個人的に調子狂っただけです。












 総じまして、「淡麗系のびっくらぽんの辛酸系の一杯!崇高な酢辣湯オマージュな一杯?」というそのままの印象。まあ、ちょっと変わったものしたいとか、羽目を外したかったけど、二郎に挑戦する気力も、中本を食らう体力もなかっただけに、「塩ラーメン縛り」で楽しめたという一点では少しありがたかった一杯。しかし、それだけに「麺が変わっていた」ことには少しばかり驚きを隠せず、だったらデフォで食いたかったという後悔がありましたかな・・・・。次回はデフォで!なので詠います!




   成り行きで
   真っ赤に燃える
   塩スープ



   ヒーハー叫び
   気分を発散





 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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