ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1661】 らーめん文蔵 (東京・三鷹) らーめん

 日曜日は朝から大雨。たまには家でゆっくりとしたいと思いますが、やることねーーー。そこで、日頃混んでて鬱陶しい散髪へでも行こうと考えました。なぜって、大雨だったら客少なくて空いていると思ったから。それが見事的中で、さっさとカットが進み、ものの15分で完了してしまいます。ああ、またやることなくなったな・・・・。








 場所が三鷹だったので、ここはいつもの通り、「中華そば みたか」へ行きましょう!と向かったところ休業。それでは近隣でいつも行列で入りづらい「文蔵」さんへと向かいます。さすがにこの雨では行列は無しだが、店内の最後の空席に滑り込むという盛況ぶりはかわらず。この店では最近「油そば」ばかり食い続けているような記憶だったので、ここは基本に帰って「らーめん」とさせていただきましょう。












【スープ:魚介の香ばしさと甘さ+豚骨コクの甘さ・・・・そこに醤油ダレの塩分がピッチリ決まる】


 思えば、大雨とか大雪など、すごい天候のときを狙って訪問することが多いこの店。改めて考えれば、そんな天候でもきっちりと営業を続けるという姿勢が、実に真面目と申しましょうか、頭が下がる思いです。この、らーめんのスープも真面目そのもの。奇を衒うこと無く、我が道を行く定番なるライト豚魚ですね〜。


 魚介の香ばしさがライト感の中に響きますが、ニボっとした苦みは排除系な作り込み。その一方で、ナチュラルな魚介甘みが溢れます。魚介が効いた香味油のは、その粉成分が浮かび、丼の淵に貼り付く様に質感をより感じます。加えて、豚骨の出汁。非常にライトな豚骨旨味でさらっとしたあっさり感には、動物系由来の甘みが染み渡っているような感覚です。








 そこに、塩気がキッチリと効いている!塩というより、醤油ダレのカエシが効いているというべきか?単なる塩味というよりも、塩気自体にも味気があるようなエッジング。甘いコクの中に、バランスよく塩気が効いたバランス感。これは、何回食っても飽きませんね〜。





 






【麺:定番の中太ストレートのモチモチ麺!丸い切り口でよりスベリも滑らか!】


 この麺もなかなか一徹です。定番なるモチモチ麺。密度感もほどほど感じますが、加水は多め。表面の光沢からしてスベリの良さは折り紙付き。前歯での千切りもプツリプツリと着込みよくリズミカル。束になってプレスすると、モチモチ感の後に、クニクニっとした肉厚な弾力を感じます。もともとが丸い麺ですからね〜、啜り上げの抵抗感が低いため、高速に滑ります。滑らかさは、この界隈では随一かもしれません。












【具:カタメのスポンジの如しのチャーシュー!白飯にも合いそう】


 こちらは、味玉が深く染み込むタイプで旨いのは分かっているが、今回は、チャーシュー一本にのめり込み!これも相変わらずです。まるでスポンジのような柔らかさで、隙間にはスープを溜め込みます。噛んで高まった旨味を放出するという感覚。脂身よりも赤身の旨さの良さをアピールする逸品ですよね。前から思っていたのですが、ツッピング追加にチャーシューがない。自ずと、特製にあたる「得」らーめん・つけめん・油そばを注文するしかなくなる訳だが、ここはおしなべて全体的に価格が安い。まことに、ラーメン一本の両親的な店ですね・・・・。


  











 総じまして、三鷹の定番豚魚とくればここ!」としか言いようが無い名店の逸品です。いつぞやは、「またおま系」として豚骨が揶揄された時期もありますが、その中でも堂々と渡り合っている一杯。やはり今回も旨かったりする。これからも何回も来ることになりましょうが、よろしくお願いします。そういえば、台風の後にまた台風などと聞きますし、再訪問は近いかも?なので詠います!



   大雨で
   動けぬ週末
   狙い目也



   散髪拉麺
   一気に片付け



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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