ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1624】 ラーメン大至 (東京・お茶の水) ラーメン+生ビールジョッキ(マルエフ)

※一週間前の話・・・・


 実はこれまで何度も食っているが、いつも、個人的には区切りとか記念になるタイミングでこの店に来ることが多く、最近では意識してそうしているかも。崖っぷちの時とか、達成感溢れるときとか、喜怒哀楽がピークに達しているときほど、ここに足を運んできましたよ・・・。で、今回は何って?? 勤務地変更。プチ転勤なわけで、都落ちします・・・。なので最後の引っ越し荷物を詰め込んだその後で、一人まっすぐこちらに来たとさ・・・。街角に沈む夕陽を見ながら、もうこんな時間で大至に来ることも、難しくなるなとしみじみ思います。







 思えばこの一杯も私のソウルフードなのです。もはや、この店ではいろいろ他にメニューがあるものの、「ラーメン」しか食わなくなってしまった。他への興味がない訳ではなく、それほどこの定番の「ラーメン」に惚れ込んでしまった次第。おそらくこれからも、これしか食わんとすら思えます。そんな一番のお気に入りと共に、この店ならではのビール「マルエフ」とあわせてオーダーさせていただきました。


  







 万感の思いを込めて、まずはビールを一口!あっと言う間に、一口目でジョッキが半分・・・・。


  











【スープ:王道の鶏ガラ醤油スープに・・・節他、香味がじんわりと溶け込む安心感】


<穏やかな鶏ガラスープに醤油ダレのまろ味!もはや王道の味わい>


 もはや王道の味わいとしか言いようがないスープ感覚。とっても基本的な味の構成、鶏ガラと醤油ダレという感覚で、タレの合間に若干の節等の魚介のニュアンスが広がる。そこに鶏系の甘さが豊かな香味油がやんわりとコーティングされ、定番でクラシカルな味わいが確立していますよね。特にいつもと変わらない味付けだけど、体調の変化もあってか、醤油ダレと香味油のボディに厚みが感じられ、少しばかり艶っぽかったりすることも、時々有ります。 






<生姜のじんわり度抑えめで香味油増しのバランス感覚>


 その艶っぽい味わいとバランスをとっているのが、ほのかな生姜の感覚でありまして、その生姜ニュアンスは今回は少し陰を潜めたような気がしました。生姜醤油系の、あのジリジリとした味わいとは無縁です。微かに、隠し味程度の生姜の味わい。塩気のエッジングの片隅にチラリと覗く程度のものです。その他葱とか香味野菜系のエキスも何気に香るような気がするのだが・・・。


  











【麺:少し密度感感じさせる多加水ストレート麺が好き!】


<芯はなくともしっかりとクッシリ感じさせる多加水ストレート細麺>

 
 この麺も好きです。教科書のような、標準的な細麺ストレートのフォルムでして、捩れ度が少ないのでとても流麗に目に映ります。細すぎず、太すぎずの太さ。そして見るからに多加水。しかし、もっちもちというような派手な弾力感ではなく、密度感を感じてクシリと感じさせる部分もある。別に芯を主張するでもなく、全体的なしなりと弾力感で、特に奥歯感ではクッシリと感じる逸品です。日頃、加水が低めなのが好きな私でも、こんな感じの多加水っぽい感覚はとても好きなのです。







<滑らかと言うより、艶やかなスベリ感覚>


 多加水と言えば地肌の艶やかさがまず頭に浮かぶけど、まさにその通りの麺。しかも、やや汁を吸い込んだところが旨い。麺はスープと共に食うものだなと、当たりまえなことを再認識します。スープを貼り付かせて持ち上げタイプがつけ蕎麦だとしたら、ラーメンは、スープをしっとりと染み込ませてグルテンの旨味と共に食する・・・・といった感覚か?? うーん、ちょっと違うか・・・・。表現不足。










【具:クラシカルな空気感にきらりと光るミスマッチ感がいいね!・・・レアチャーシュー】


<レアチャーシューが何気に入っているところが、ネオ・クラシック>


 極めて大衆的で日常的な麺顔に、ミスマッチなほどにコンテンポラリーな「レア」チャーシュー。ここに、この一杯のプレゼンスが確立する気がしますね。その領域は、まさに「ネオ・クラシック」ということかと。


 私なんかは、大切なもの、好きなものは後に回してゆっくりと食いたい性格なのです。これを放置すると熱が通ってレアでなくなるから、いつも頭を痛める。大抵の場合、具のトッピングを座布団にして、海苔を座布団カバー代わりにし、その上にレアチャーシューを載せて、スープ熱から避難させる。それが「オレ流レアチャーシューの食べ方」。


 このレアチャーシューってやつは、つけダレの淡い味わいと、肉本来の持ち味の引き出し方が実に芸術的ですよね。これは飯より酒に合う肉でしゅよ!マルエフ(生ビール)は、既に飲み干しているが、刺身や生ハムに負けずとも劣らぬ・・・肉らしい淡麗かつ芳醇な味わいは、マイベストな肉味であります。







<当たり前のような定番メンマがなぜか嬉しい>


 あとはいつもの3兄弟がいてくれればいい。いるだけでいい・・・・。海苔、玉子、メンマ。そんなに突飛な高級感なくても、日頃慣れ親しんだ味わいで舌鼓を打つのが、日常の楽しみかた。粛々とメンマを噛みしめて、ありがたみを知るといった感覚。








 総じまして、「日常の安寧さと有り難さを感じさせる一杯」ですな・・・私にとって。いろいろこれからもあると思うけど、気持ちが昂るときにはまた寄らせてもらいます。なので詠います。



   辛い時
   嬉しい時や
   疲れ時



   いつも食ってる
   大至のラーメン




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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