ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1441】 江戸川橋大勝軒 (東京・江戸川橋) ばそカレー


 先週は、一人で偉い方々に難しい話をお願いに回る・・・ということを粛々と遂行しておりました。数年前の立場からは想像もできないのですが、10分で了解を取り付けて来なければならないというのは、少しばかり気合いは入りましたよ。VIPは本当に時間が取れないと痛感したし、非常に短い時間だからこそ、相手も冒頭ですべてを判断してしまうので苦労しました。まあ・・・とても格好良くという風にはいかなかったけど、なんとかあとお一人というところまではたどり着けた。ここで気を抜いてはならないと兜の緒を引き締める思いです。


 説明とお願いをつづけているうちに、一つだけ感じたことがある。それはやはり最後は「自分の言葉で話さなければならない」ということ。


 一般的に、説明資料や伝えたいことのまとめは、当然前提としてしっかりやること。しかし、それだけでは限度があります。これまでも、レベルは違ってもそいうことを切り抜けてきた自負はあったのです。ところが、今回は気合いという感情的なことでなく、自分の言葉で語りかけることの重要性に気づいたのです。どんな立派な資料と台本が出来上がっていて、どれほど上手に遂行できるかということに力点を置きすぎると、逆に日々よくきかされてるセールストークと受け取られてしまうかも・・・。今回は上手に説明ができているぞと思いながら進めていても、どうも相手の納得を勝ち取れない・・・そんな曲面があったりしたのです。なぜか・・・・。


 上手だけの説明は、迫力がつたわらない危険性があると今では考えています。偉い方ほど、真実とか核心のようなものを早い段階でつかもうとしてくるので、それにそぐわない説明がどれほど上手でも意味が無い。それどころか邪魔に思うかもしれないのかもと思うのです。とあるVIPに説明しているときに、「ところは君自身はこれをどう思うのかね」と問われたときに、準備した資料とか台本の流れなどとは関係ないことを話している自分がいました。詳しくは書けませんが、私は自分のたどたどしい口調で、現場実務目線でこれが必要不可欠であることを述べておりました。そこからは、自然と場の雰囲気がかわりまして、相手のVIPが本当に聞く態度を取ってくれたのです。


 相手は、自分の本気度を単に試していただけのことかもしれません。でも、その仕事を自分のこととして語れないやつに、その仕事に信用は置けないのでしょう。自分自身の言葉で語る。それは、いかに自分のこととして物事をどれだけ考えているかということの裏返しなのかもしれなかったという次第です。






 ・・・・などと先週を振り返る中を、外出ついでに少し遅れた昼飯を食うために少し歩きました。場所は、江戸川橋。この界隈には2軒ばかり気になる汁なし系の店がありまして。そのうち、大勝軒の汁なし系で、その求道者としては外してはならない店がある。江戸川橋大勝軒がそれです。ラーメンならずともカレーにも変態度が高い私。記憶のMAXとしては1.3キロのボークカレーを30分で食ったこともがある。それは20年も前のことだが、今では絶対できないわ・・・・。

  





 訪問時、ピークアウトな時間帯でもそこそこの客入りでカウンターの端に滑り込むことができました。ほぼ常連さんで埋め尽くされていると見えて、カウンターを挟んでご店主とお客との会話に耳を傾けて時を過ごすのも安らぎを覚えます。若者もご年配も、そこそこな大盛りをガッツリと食っているのを傍目でみているが、気持ちよい食べっぷりとはこのことだわと考えている頃、私のものが配膳されます。おお!これこれ!!まさしくカレーの汁なし系!というかカレーうどんのラーメン版/大勝軒版といういかにもな麺顔に顔がほころびます。そして堪らず一口啜り上げるが・・・・テッパンとも思える麺とカレーのコラボレーションの高鳴りに、今回も心の中で叫ぶばかりです。 



 うお!めさめさ旨いがな!!この日常感と親近感を感じるカレー風味に、思わず胃袋がブラックホールになりまんがな!!旨し!!!!











【タレ:安心して食える食堂レストランな風合いカレー!等身大の安心さが実に嬉しい】


<まさに大盛りライスカレー感覚!小細工なしの大衆カレー>


 券売機のボタンの並びも、カレーライスと同等な扱い。仲良く左下端に「カレーライス」と共に仲良く並んでる。店の外観からは、強いカレーアピール度合いが伺えますが、いたってこちらのカレーはちょいといい感じの大衆レストランのそれであります。ルーと呼ぶべきか、タレと呼ぶべきか・・・、餡掛けスープとも言えなくもない。緩めのカレールーの垂らし具合が、カレーライスの顔を連想させます。


 味わいとしては、家庭料理の辛口という感覚で、各種スパイスのそれぞれの風味の重なり合いというより、「カレー味」とう辛さと甘さのエッジング。ポークカレーにちょいとウスターソースが絡んで、ちょっぴり専用スパイスが隠し味ってな馴染みある味わいです。うん・・・・安心して食えるカレーの王道!外しが少ないカレーとは言え、理屈なくがつがつと食欲をそそるスイッチがONに入ります。悔しいが、ライスでも試してみたいという・・・麺を求道するものとしては誘惑にかられる。・・・・などと誘惑を感じるほどに、白飯ベストな定番テッパンなカレーソース。


 汁なし系たるアイデンティティはないわけではなく、トッピングとの絡みで感じ取ることができる。キムチの味の存在感。これが福神漬けだったら完璧にライスカレーにイメージが一気に引きずられるところだが、ここで踏みとどまることができそう。一味系のピリリ味が、辛さのカオスを感じさせまして、麺との貼り付き感が旨しでありますな・・・。





<挽肉のそぼろあん感覚にスペシャリティを感じる>


 挽肉の素材感がいいね〜。そぼろな感覚が汁の歯応えも演出するし、麺に貼り付いた感覚も面白い。そして、スープに一番肉のエキス感を与えるパーツのように感じます。タレを食う感覚は、汁なし系いろいろあれど、このなんとなくキーマの空想もできたりして、一番楽しめるのではないでしょうか。そして、タレを餡のように感じさせるし・・・あるとなしでは、エンタテインメント性に大きく開きがでてくるかも。ともあれ、この挽肉があるおかげで最後まで気持ちよく感触できたことは、認めざるを得ませんかな・・・。






【麺:王道の大勝軒系の定番風合いを・・・・パスタ感覚で食う】


<系列王道の中太多加水ストレート!>


 東池袋系のつけ麺で、これまで幾度となくお目にかかって来た麺。それそのものですな。多加水系でプリプリっとした明るい弾力を感じさせつつ、前歯のアタリはプツリと気持ちよいピッチで切れ込む感覚。太さは汁系では太麺と分類される中太麺。タレに絡ませる前は、奇麗な小麦の風合いを感じさせる煌めきを持ち合わせます。


 カレーに混ぜ合わせると一気にカレーの色合いをまとわせますが、地肌感が透けて見える。所々挽肉を貼り付かせ、そして鮮烈に赤い一味の欠片もほくろの如く旨さの色気を感じさせる。何と言うか・・・・カレーセクシーなお姿がたまりませんな。





<ますます餡掛けパスタなスベリだね>


 なんとなく・・・・ボロネーゼみたいなスベリだね(笑)。箸ではなく、フォークとスプーンで食してみたいかも。と感じて店内を見渡すととてもやはりそれは似つかわしくないね・・・。マンジャーレしてこそ完成するその滑り感。通常の汁なし系では感じることのできないほどのまとわりつく度合いの濃厚さよ。タレが染み込むとか、麺がタレを吸い込むといういつものフィーリングが薄く、咀嚼での味の一体感が、最近食っている汁なし系とはちょっと別物のような気にもさせます。まさに・・・スベリはラーメンというより、パスタ系に近いかな。









【具:定番と斬新さ・・・そして日常な味わいにうれし泣きする】


<これも系列王道の大判ロースなチャーシュー>


 東京に出て来てラー活をするようになって感じたのは、この系列で肉は外したこと無いなということ。脂の甘みで食うというバラ肉系の旨さも好きなのだが、この大ぶりなサイズ感で肉厚感もほどほどあり、肉質がスポンジのような歯応えが主体の肩ロース肉。汁系であったらスープをほどよく染み込ませて、肉の味わいと合わせて食うと旨いタイプです。そして周囲の醤油ダレが浸透した味わいが嬉しいのでして、白飯にも合う。


 カレールーに大降りな肉が投入されているような絵柄自体が、そもそもミスマッチのようで楽しい。噛むとグニリとした中に解れる柔らかさがあり、最後には淡い反発を感じる。ううむ、この歯応え・・・・家具を保護するゲル系の緩衝剤を何となく連想してしまった。そんなのかじったことないのに・・・。






<あるだけで嬉しい!ウィンナーとキムチ>


 カレーにキムチってのがいい!一味の味わいは、麺に貼り付くきピリリと爽快気分にさせる一方で、白菜の根の部分はカレーに混じりカレー味と一緒に食うと「爽快に甘い」感じになる。味わいに一休み感を与えましてなかなかグッドでした。また、どういうわけか、ウインナーが一本投入されており、これがまた童心にかえるほどに嬉しくさせる。しかも、なかなかボイルされた直後的なパツっとしたジューシーさほんのりと感じさてくれて、単品として食っても旨かったりする。









 総じまして、「なんとなくまた食べたくなる大勝軒と感じた汁なし系、カレー系であります。この系列の中では亜流なメニューでありますが、麺と肉に直系の魂みたいなもんを感じましたし・・・・・。


 それにしても、カレーはついつい食い過ぎる。無限大で食えるような錯覚に陥る。。訪問時、腹ぺこだったから大盛りにしようと思たがその券売機のボタンが「大盛り(700g)」とあったもので怯んでしまったが、デフォで300g以上はあったのではなかろうか。調子にのらなくて、良かった、良かった・・・・・。なので詠います!



   腹減りて
   急に欲する
   カレー味


   箸が止まらず
   腹はちきれん



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!







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