鬼の上司の言うのも必要だと思うのだが、やはり好きにはなれないね・・・・。仕事に厳しいというのは仕方がないのだが、叱るときに愛情があるかないかって、どことなく叱られる人にも分かるものだ。だから、理不尽なと不満が溜まるときと、甘かったなと反省するときと分かれる。
愛情ってのは「言い方」じゃない。聞くに堪えない言葉を浴びせるとかは考える範疇外だけど。つまり、自分に厳しい人でないと叱るにも納得感がでないし、仕事は出来ても人間性として合わないときも納得感がいかない。合わないってのは、身勝手な言い方だけど、強いて言うなら「こっちの人間性を認めてくれない」っていう感じかな。
・・・などと今日は罵声を浴びせられながら、表情は反省してたけどいろいろ考えながら聞いていたので、「ちゃんと聞いているのか!」と怒られて冷や汗かいたわ(笑)。ええい・・・くよくよしてても仕方がない!だいたい昼飯も食いそびれるほど仕事をしとるのやから・・・気分転換に今日も「汁なし系」の一杯を求めて田町駅あたりまで来てしまいました。この時間でこの辺りだと・・・・「らぁめん 丸」ですよ! 今日はビールもつけてしまいましょうよ! くよくよ気分を吹き飛ばすように・・・私は、今夜も月に向かって叫びます!
めさ、旨いがな!ニンニクパンチと想像させながらもめちゃマイルドな塩気でヘルシー気分にさせるやん!旨し!!
【タレ:サラサラ系のニンニク風味が優しく安心感を誘う】
<意外にもヘルシー系な優しい味わい!温野菜の汁と豚肉の甘さが広がるタレ感>
限定10食と書かれると頼まなければ機会損失を感じてしまう。以前にも食したことあるのだが、塩を全面に押し立てていたかどうかが記憶から飛んでおります。汁なしロード爆走中な私としては、分かりきっていようとなかろうと関係ないのですが・・・。配膳されて思い出したのは「小ぶりの丼」。普通の丼ならこうも感じないのだが、半球な計上が余計にこじんまりして見える。大盛りにしておけばよかったと正直思うのは否めない。
などと言っても食らいつくのだが、いやいや〜・・・・以前より増して「ヘルシー」系ですやん!にんにく油そばとくれば、パンチを期待しがちですが、これは私にとっては気持ち良い肩すかし。胃もたれしても食える汁なし系!キャベツの温野菜状態で染み出るエキスが、タレに心地よく浸透していて、非常にあっさりと食える。さりとて、フライドオニオンのクラッシュがニンニクの香ばしい風味と辛さをほんわかと醸し出していて、頼りないということはない。ガッツリ食えるけどヘルシーな汁とその分量。ビール片手に食う分には非常に適切な一杯であります。
<意外に汁が多くてサラサラ系、暴力的な調整は不可>
味わいとしては、塩というからには塩気が立つのだがマイルド。どちらかと言えば少し濃いけどゴクゴクといけるという感覚。豚のエキスの溶け出しも感じるいっぽう、魚介系の塩だれの風味も仄かに感じる中、ニンニクがシャープに駆け抜けるといった感覚。そして、もうひとつ意外だったのは、汁なしと言えど、結構に汁があったところかと・・・。
野菜エキスの賜物か、油そばのギトギトというオイリーな感覚も少なく、さっぱりと、さらさらとしたスープ感が漂う。しかもテーブルセットには、辣油とかお酢といった油そばの定番チューニング調味料がないため、ブラックペッパーで調整をかけるのだが、さらさら系なタレにはむしろこの方が良かったかも。日頃ガッツリと食いたい油そばだが、今宵の油そばはいつも以上にしっとりと食えるという感覚ですな・・・。
【麺:強めの腰つきが汁を吸いこみつつ・・・食べ応え感をアピール】
<非常にしっかりとした噛み応えのやや縮れ太麺で粉感感じる本格派>
さてタレはあっさり系でマイルドである一方、麺は結構ガッツリと食える系です。これは、つけめんと共通でありまして、やや捩れたり縮れたりしている太麺が、実にクッシリとして好印象。麺を食いに来ている!と脳天で感じます。潰し込みが効いているし、また茹で上げもややアルデンテを意識したかしないかの絶妙なタイミング。中心部に仄かに芯を感じ取れて、油そばとしては珍しい粉感もやや感じるでき具合であります。この麺は、つけめんで実力度を認識もしておりますので、安心して食える太麺ですな・・・・。麺に高品質感を感じ入りました。
<ぶるん!と強い腰つきと柔らかい表面のざらつき感が印象的>
強めの腰つきと縮れの形状なため、勢いよく啜り上げるとたちまち麺のしっぽがはねて散らかるので、注意は必要です。タレがやや緩いためか汁の吸いこみは早いほうです。しかしそれ以上に私の食うスピードが速いので、吸い込んだあとのしなやかさまで待てなかった次第。
あとは表面のざらつきが少しだけ感じられて印象的でありました。見た目はつるつるなのですが、シルキーとまでは行かない素朴さが漂う表面の感覚。これは粘度が高い汁だとすごく絡みつくだろうな・・・と予感させます。この点でも、つけめん最適さが伺える実力麺でありました。
【具:温野菜ならいくらでも食いたいわ!!】
<つけ麺のタレに良くマッチしそうで崩れ落ちるようなブロックバラ肉>
割と細切れになったばら肉チャーシューですが、脂の甘味もあって非常に楽しめる逸品。タレの香ばしさというより、煮豚に近いホロホロ感を楽しむ系かと思います。それが甘い醤油系の味わいに塩ダレが合うのです。フライドガーリックが一面に表面に張り付いてしまいますが、崩れ落ちるような柔らかさとカリカリさが入交り、クランチのようなコントラストある歯応えもなかなかいい感じです。肉増ししたいという欲望も涌くが・・・・いやはや、デフォルト800円ですのでそれはやめておきました。
<キャベツの温野菜だけで全体が円やかに染まるという感覚>
さてさて、やはりこの一品の麺顔に象徴されるように、温キャベツがかなりこの一杯のプレゼンスを占めている。「塩にんにく油そば」という多少挑戦的な名称を掲げつつも、実際はやさしく受け入れ度の深いやさしくヘルシーな油そば。ヘルシー全面に押し立てた感じでもなく、適度なヘルシーさが全体として円やかに染まるという感想を得ます。茎の太い部分を噛み入っても、スーーーーーっと刺さりこむし・・・そして健康的に甘い。
総じまして、「気晴らしのニンニクのはずが妙にしなやか!」に思える一杯。まあまあ・・・そうカッカしなさんなと言い含められたような気分であります。
しかしそれもありますが・・・、昼飯抜いたあとの晩飯汁なし系でしたから、しみじみと胃に染みわたりますな〜。今宵も油そばにすくわれた落ちぶれサラリーマン・・・・。なので詠います!
緊急の
会議で昼飯
食いそびれ
染み入るビール
貪る太麺
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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