ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1377】 中華そば 光来 (東京・西新宿) 中華そば・大盛り

 暦が変わると一気に年の瀬モードですね〜。嗚呼、今年は本当に色々あった・・・。文字通り、こき使われたわけで、一年間で3回も異動をしてしまいました。飛ばされているのか(笑)・・・・(泣)。気分は米国海兵隊。突然指令があって、あそこ行ってやっつけてこい。今度はあっちだ、次はそっちだと・・・。昨年の今頃もこれまでにないしんどさでありましたが、このぶっ飛んだ二年間は一生忘れないだろう。既に来年に思いを馳せるが・・・明るい材料は見当たらない。




 ・・・などと考えながら、夜の西新宿をふらふらと、やるせない思いと空腹感を抱えて歩きました。来年も大変だわ・・・ぱっとはしゃぐ気分にもならんね。こういう時は、癒してくれる昔ながらの中華そばが一番さ!以前通りがかった時に、気になった店へと向かいましたが、それが「光来」さん。何が引っかかったかというと・・・・そりゃ「価格」なわけです。ボーナス前だから特に頭に焼き付けられたのかな(笑)。

  








【スープ:明るいクラシカルあっさり醤油系!塩気も甘く価格以上のゆったり感あり】


<昔ながらの鶏ガラ醤油!タレちょい甘めのニュアンス>


 看板にうたう通り、実に昔ながらの中華そば。お値段も「380円」という良心的な価格であります。大きなチェーン展開なら驚きもしませんが、中野・新宿2店舗のみの店構えで、本当によく頑張っておられますよ・・・。配膳され麺顔を見た瞬間に、「手抜かりなし」と思えます。この時点で大盛り大正解!と心が弾む。



 教科書のようなお醤油ブラウンが柔らかく広がり、表面の鶏系の油膜がゆったりと円い輪をあちこちと形成しキラキラ光る。クラシカルな一杯のようで、どこか明るく元気がでるような雰囲気があります。一口スープを飲むと、やさしい舌触りと感じます。塩気というより甘みのような旨味を感じるような塩気。醤油ダレのまったりさも感じますが、このコクは動物系・・・中でも鶏系のコクがゆったりとしているといった感じです。


 価格の先入観というか・・・侮ってはいけませんな。崇高でビシッとしたようなシャープさもいいもんですが、こういう丸みのある味わいで全体が支配されるというのも実にいい。鶏だけでなく、豚のセンスも感じるし、これはアッサリ系とは言え、食後の満足感を感じる動物系の出汁が想像以上に豊かです。



<あっさりした昆布か煮干いりこの下支えで落ち着く>


 典型的な関東風・・・とりわけ東京を感じる麺顔とスープの味わい。関西オリジンな私の勝手な解釈です。苦みを感じさせず、甘みでさらりと粋に食わせるあっさり魚介。いや・・・魚介という感覚は前面にはなく、本当に下支え感に徹しています。その存在感、まるで昆布だしの如く。動物系の旨味を十分に感じ明るさ感じる中に、全体的な落ち着き感を感じるのは、魚介の仕業かなっていつも食いながら思っている。いろんな方向性がありそれに振り切ったような思い切りのいい味わいも好き。だけど、バランスとかまとめあげをしみじみ感じる味わいも大好き。年を重ねると層なる傾向が強くなるかも。









【麺:普遍的な多加水ストレートなれど、歯応えのバランス感、すべりのしなやかさは中々・・・】


<モチリとした感覚とクシリとした感覚のバランス良い多加水麺>


 麺も旨い。密度感少ない多加水ぷよぷよ量販系でもなく、実に食べ応えを感じさせる密度感があります。基本的に多加水モチモチ感ありつつ、芯を感じさせず、クチリとした歯応えで楽しむタイプ。前歯の切り方もスパスパとするなかに、少しクシリとした感じがある。モチモチ感とクシリ感が程よいバランス感。ちょっとモチモチ度が優勢かも。


 標準的な太さで角麺が膨れ上がったおうな切り口。ストレートな風合いがキレイで旨そう。ところどころ捩れている部分が、また旨さをかき立てます。明るい感じがする醤油系サラサラスープに、この揺ったりとしたモチり麺はすごく相性がよいと思います。逆に魚介強めなスープなら細麺の方が合うのか?ともあれ、スープ、麺とも価格に十分に見合うぞと思える。それにしても、客入りが少ないのだけが気がかりだがね・・・。 




<少し汁を吸ってしなやかなすべり!大盛りのボリュームもグッド!>


 大盛り100円払っても、480円ですからね!ワンコインでおつりが来る。そういえば、最近神楽坂で食った経験もそういう店あったっけ(笑)。大盛りの量も大満足です。1.5玉以上はあったかと思えます。その分、後半は汁を吸い込んでしまうわけですが、残念感はありません。少しばかり汁吸った方が旨いかもと思えるほどに、ゆったりと・・・しなやかな風貌と舌触りが実に映えます。この店は、価格以外にも、メニューが多いのが特徴的でリーズナブル。こうなれば、ジャージャー麺でもイケるかもと期待が高まる。生ビール350円。餃子とビールでのんびりやりながらテレビを眺めるってのもいいね〜。この店はそういう気楽さがある。麺もゆるやかなれば、雰囲気もそうなのだわ・・・。








【具:価格の中で誠意を感じる出来栄えですね】


 まさに昔ながら。ゆで卵のハーフに、ナルト。細メンマに、ホウレンソウ(小松菜でない)。薬味ネギが白ネギなのが関東を感じるし、チャーシューは、バラ肉ロールタイプ。どれも残念な雰囲気が欠片もない。コスパというより、誠意を感じるね・・・・。


 バラ肉は旨いに決まってる。醤油ダレが深ければ、それは脂身と香ばしく結びつき白飯と合う。薄味、もしくは塩ダレであれば、肉自体の旨味がストレートに味わえ、お酒にも合う。こちらのこの一品はちょうどこの中間かな。見方を返れば幅広い対応力。リフトすると自重で崩れるほどに柔らかい。繰り返すが、バラ肉は旨いに決まっている。あっという間に胃袋の中であります。










 総じて、「金欠の時には是非またお世話になりたい」と思える、質実な一杯ですな!


 いや〜、ワンコインラーメンは奥深い!というのは大げさなれど、低価格でしっかりと美味しいラーメンというのはあるものですね。コストパフォーマンスが、とても分かりやすい。低価格ラーメンの安っぽさを払拭してくれた、有名チェーン店にも深く感謝ですけれど、まだまだ探すと、手作り感溢れるワンコインラーメンは、あるものです。ザクザクと・・・掘り起こしてみたいかな(笑)。これから年末に向けて顧客回ってカレンダー配りだし、あちこちでこういう一杯と出会いたい。なのでうたいます!




   多忙でも
   年の瀬迫り
   気もそぞろ


   激動一年
   きっちり納めん



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!







関連ランキング:ラーメン | 新宿西口駅西武新宿駅西新宿駅

毎日を幸せにする ホ・オポノポノ手帳2014

毎日を幸せにする ホ・オポノポノ手帳2014

カフェで流れるラウンジJAZZ BEST20 ベスト・オブ・クリスマスソングス

カフェで流れるラウンジJAZZ BEST20 ベスト・オブ・クリスマスソングス