ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1333】 大勝軒 まるいち 新宿東南口店 (東京・新宿) ら〜めん


 分かっているけど何故だか食べたくなる・・・という中毒性が高いわけでもないのに、この大勝軒系列ってやつは、時々食わずにおれない気がするのよね〜。また逆に、あまり食べたくなくても、時間がなくて飛び込んでみたら、やっぱり旨かったという展開もある。それが大勝軒の不思議なところであります。今回は、どちらかというと後半にあたるかも。夕方の早い時間、ちょっと夜に都合があって腹ごしらえする時間が今しかない!という感じで入店です。

  








【スープ:ライト系の中でもややクリーミィー豚魚!?パウダリー&コラーゲン!】


<定番のシルキー豚魚!ややクリーミィータイプでパウダリー魚介!>


 さてさすが新宿といったところか、店内の音響はラーメン店にしては大きめで、最近の曲はこんなの流行っているのかとお勉強中なところに配膳が完了。ちょっと待たされた感があったけど、茹で時間に文句をいっても仕方が無い。というわけで、空腹感もあって早速スープの味わいだが、やや!定番中の定番のライト系豚魚とは言えども、今回はなんとも、少しクリーミィーじゃない?と思えるほど、濃いめでしっとりとしている感があった・・・。その感覚、フィッシュパウダーの配合が多めといったところと、きめ細かいという感覚が優れているといったところか・・・・。無茶苦茶評判がいいという感覚はない大勝軒なのですが、正直ちょっと見なしたりする。ライトな感じがあまりしないのは、魚介がしっかりしているという点と、やはり豚骨がいい煮出しぶりだといことかと推察している。一般的に言われる「シャバ系」と言われる豚魚がどこか揺らめきがちょっぴり濃いのは、豚のコラーゲン度が高いという証なのではないかと勝手に妄想をしだしている・・・。




<程よいコラーゲン感覚残す豚骨!醤油ダレも仄かに>


 そう、コラーゲン度が高いので、なんだか口の周りがネバネバする部分が少ーーーーしだけある。モミジが投入されているという感覚はないが、ナチュラルな豚コラーゲンが高いようにも感じる。そのため、調子にのってグビグビとスープをこの後平らげたのだが、胃袋がちょっと重かったりしたわけだ。で、弱った胃袋でも飲ませる魔力がある反面、あとから来る反応も手痛いしっぺ返しのように痛いのだわ・・。

 
 そこまで飲ませるのはなぜかと後から回想すると、醤油ダレの風合いがちょっと効いていたのかなとこれも勝手な想像だが思っている。このスープカラーに醤油はないでしょうよ!と思うのだけど、その塩気とか、アミノ酸のまろみとかを回想すると・・・どこか魚介以外にも香ばしいものがあったような気がしてね・・・。年を取り始めると妄想癖が多少つよくなってきたようなので、ええ加減抑えんといかんけど・・・。


 まーいずれにしても、このラクダのパッチ色したスープカラーは、何だかトレードマークのような安定した存在感があるようにも思え、見事に東京ラーメンの王座の一角をしめていると思えてならん・・・。








【麺:ゆったりとしたモチモチ中太麺!スベリもよく、勢いよくすすれる!】


大勝軒のモチモチ度は、もはや基準ですかな^_^ プリプリ楽しい>


 スープのライト系豚魚のニュアンスも、不動の地位を獲得しているのだが、やっぱりこの麺も「あ!大勝軒!」と思えるほどのプレゼンスですな・・・。白めで柔らかい小麦色が眩しく、またやや丸いエッジがより見た目の印象を和らげる。見るからに多加水なのだけど、カンスイの残念な化学反応とは無縁の質実としたきめ細やかさがいい感じです。


 さて実食するとやはりこのモチモチ度を語らんときが済まない。あまたモチモチ麺があるとしても、一種の基準ではないかと言えばオーバーか・・・。潰し込みが高いほどでもないのだけど、柔らかい物腰をたたえるモチモチっとした奥歯の歯ごたえは、何回食べても面白い。モチモチってのが更に上になって・・・プリプリっという自然な反発も感じられますかな・・・。





<太麺できめ細かいコーティング感覚!すべりてハネを撒き散らす>


 今回は、私がはしゃぎ過ぎたようだ・・・。すべりがとてもよく気持ちよかったから、いつものズボボボボボボッボーーーっていう啜り上げをMAXにしてしまった。BGMの音量が大きかったからこれ幸いと思ってみた次第だが、いかん・・・・白いワイシャツにシミが飛びまくりでんがな。いい年して誠にみっともない次第であります。というくらい、スベリがよい。地肌の光沢もしっとりとしている感じで質感高し。これなら、つけ麺にも期待大だな。大勝軒では本当につけ麺を食わなくなったけれど、久しぶりに食ってみたくなってきた(いついこうか・・・)。







【具:しっかりした肉と感じるお得感あるチャーシューがいいね!】


<系列の中ではややジューシーな脂も差し具合>


 この系列ではスカスカとしたスポンジ肉質のが好きなのだけど、今回の肉は、意外と一般受けするいい肉質でありました。背中の肉ですかね・・・・。肉自体には赤身白身がはっきりしているのですが、食うと赤身部分もとてもジューシーに感じられていい感じ。それに分厚さも満足なレベルでして、大きさもいい感じ。チャーシューメンで埋もれて死んでみたい・・・・。歯ごたえは適度にムシャリと食いつくと、繊維にそって裂け出す・・・という感覚。ほろほろ崩れ出すという感覚よりは、ややハード系に傾く。味わいは薄めの塩味系で、醤油ダレの染み込み感覚は低い。どんなスープにも合うだろうなと思えます。





<メンマも定番なるクニャリとした味浸透系でオーソドックス>


 メンマは、あ・・・東京のメンマだなと思える深い色合い。ややクニャリとしたタイプでして、醤油の味わいを感じる。その割には塩気が低く感じるのだが、このスープと入り交じるとなかなか塩分が中和されてさらに食べやすくなる。特徴がないいつものメンマなのですが、メンマラーメンがあまりない関西エリア出身としては、この手のメンマはやはり今でも東京風に感じる。







 総じまして、まいっか〜で入った大勝軒が意外にハマった!というだけのお話。そうそう、2年前再上京した際に、大勝軒に改めてハマり出して続けて突撃したことがあったけど、あれはあれで面白かったな・・・・。またいつか、復活大勝軒シリーズ企画を敢行してみたいな(笑)。やっぱ・・・・時間ねーや・・・。なので詠います!




   思いつく
   ふと衝動に
   かられつつ


   分かっていても
   また食うこの味



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。





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