ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1204】 三田製麺所 中野店 (東京・中野) つけ麺・並


 たしか「中華そば」があったような記憶があり、深夜にも関わらず訪問。つけ麺専門店で、あえて中華そばを求めるその心は、ひとつは、夜遅いため駅近くでは、ここしか営業中を思いつかなかったこと。そしてもう一つは、年齢ゆえに、夜遅く重いものを食うのを避けたいがため。ところが入店してメニューのどこを見ても中華そばがない。「つけ麺だけですか?」と伺うとその通りですとの返答だったので、素直にしたがいます。量は並盛りで抑えましたが、この系列で大盛り400gまで同一料金であることを思うと、ちょっと損した気持ちにもなる。なんかイヤシい性格ですな(笑)。









【つけダレ:そのままゴクゴクいけてしまいそうな・・・濃厚豚魚】


<チェーン展開らしからぬ安定感ある濃厚豚魚>


 開発され尽くしたこの分野「濃厚豚骨魚介」のチェーン店。今や大阪にも進出を果たしているという急成長ぶりには、目をみはります。豚魚ブームも後半にでてきたブランドとしては、すごい頑張っていると思います。それもそのはず、素直に先入観なしに食ってみて・・・・「普通に旨いやん!」と思えますもん。



 たしか「中華そば」があったような記憶があり、深夜にも関わらず訪問。つけ麺専門店で、あえて中華そばを求めるその心は、ひとつは、夜遅いため駅近くでは、ここしか営業中を思いつかなかったこと。そしてもう一つは、年齢ゆえに、夜遅く重いものを食うのを避けたいがため。ところが入店してメニューのどこを見ても中華そばがない。「つけ麺だけですか?」と伺うとその通りですとの返答だったので、素直にしたがいます。量は並盛りで抑えましたが、この系列で大盛り400gまで同一料金であることを思うと、ちょっと損した気持ちにもなる。なんかイヤシい性格ですな(笑)。




<フィッシュパウダー一辺倒でないところがいいね>


 ともかく粉っぽい魚介でないところが実にいい!豚エキスのしっかりとした味わいに、醤油ダレのごときの塩気のエッジングが基本。そこに豚のエキスが自然と甘みをそえ、加えて魚介が柔らかくも淡い甘さを添えている感覚。薬味の葱も感じるほどに、魚介の味わいでパンチを効かすという一辺倒な攻撃でないところがいい。バランスを感じる豚魚の濃厚さと言えましょう。








【麺:やはり太麺低加水が・・・豚魚つけ麺には合いますね!方程式!】


<太麺低加水のストレートも量販的とは思えんほどに>

 やはり、麺がチェーン店らしからぬ旨さがあると思います。実にしっかりとしたコシがあり、いわゆる低加水系なクッシリとした味わいがあります。つけダレを付けずに、そのまま食っても、旨しと思える。粉のフィーリングがとてもよく、固めのグルテンが実に奥歯のすり潰しにおいて、クッシリと食わせる。一方で前歯の千切りは、スパスパ感の後にサックリと沈み込む感覚がある。とにかく、見映えと感触は実に良い。ここでも大型店舗との色眼鏡を外さざるを得ない。





<水切りと接客が良い>


 大勢の客がひっきりなしに出入りしながも、水切りと接客は、非常に好印象であることは、間違いない。特に・・・・水切りの完璧さは秀逸。やや乾いてあとから地肌が貼り付くようなところもなく、するすると食わせながら、水っぽさは一切なし。そして、接客は、いかにもアルバイトさんたちばかりだが、どなたも声のはりが良く、気持ちがよい。雑然としていないところが、急成長させる何かを感じさせます。







【具:よくある具の顔々・・・でも飽きない!普通に旨しな定番品】


<デフォルトのブロックチャーシューも納得感>


 つけ麺を食うたびに、何度でも言うけど・・・「ブロックタイプよりは、一枚肉が好き」なのであります。どうもその一因は、見映えにあるように感じています。ブロックだと、つけダレに最初から浸かっているので、肉のアピール感が麺顔からは薄いこと。そして、つけダレに投入されとるということは、つけダレのかさましのような気がして・・・。どこまでもイヤシいやつやねんワシって・・・。


 されど、当たりが良かったか、大きめのブロックであり、しかもそれに文句を敢えていうほどもなく、普通に、一定以上に旨しと思える味わいとほぐれ感がありました。分量もほどほどあったかと。





<材木を意識したメンマか>


 太め、厚めにカットされたタイプですが、身長は低めという感覚。敢えて前歯を突き立てて噛むと、シャクリという柔らかい中に凛とした歯応えがありました。繊維質が、歯のスキマに入りやすいようなタイプでもなく、割と木目こまやかな印象。つけダレよりも淡目の味わいであります。これも一定の評価できますな。



<中華そばに思いをはせる・・・スープ割>


 鰹の淡い出汁で溶くタイプか・・・・、店員さんに告げて、厨房で継ぎ足してくれるタイプ。そのままストレートでも飲み干せそうなマイルドつけダレでしたが、やはり、スープ割りにすると、安らぎますな・・・・。ああ、やっぱり、中華そばのほうに思いが走るな・・・。









 総じまして、若者行き交い、新しい街並で賑わう中野の、新しい定番なる一杯。かなり中央線沿線の東寄りエリアは、ラーメン開拓したと自負しておりますものの、まだまだ中野には宿題店がありまして、いつまでたっても飽きない待ち。胃袋と体は、既に・・・・かなり・・・・オッサンな私なれど、ラーメン店の中では、そのイキイキさでは若者には負けませんよ(笑)。なので詠います!



  夜遅く
  大盛り飛び交う
  つけ麺屋


  丈夫な胃腸
  若さ羨む



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!





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