ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1090】 中華そば みたか (東京・三鷹) ワンタンメン

 「今年のみたか〆(じめ)」・・・そんな言葉が思わず浮かぶ。年内にもう一回、〆としての「みたか」を食っとこうという方が多いようで、今年最後の金曜日の夜は、すごい行列だったらしい。そんな話を、他の常連さんとご店主の会話の中で知ります。やっぱり、ここで一杯食って、今年の気持ちを落ち着けたいのです。

 





【スープ:飽きがこない醤油系、ピッチリ感と野菜エキス】

この味に今年一年どれだけ救われたことか。ごく稀に早く帰れる時は、きまってこの味を求めて一直線に向かったものです。味だけではなく、店の気楽さ、店主をはじめスタフの暖かい笑顔。そういうものをひっくるめての味わいなのです、この醤油味は。


醤油ダレが今日も相変わらずシャープで透明系であります。まさしくピッチリとした感覚。そこに遊びの調味料が緩いエッジングを醸すと、それを一瞬にして優しく包み込む野菜の汁のまろやかさ。根菜系と言うより、葉物系や青ネギの甘みが広がるようでありませんか。このバランス感覚が、まさに飽きのこない味。ただ、味に安堵をおぼえるのみです。








【麺:褐色の蕎麦ライクな風貌に年越しニュアンスをおぼえる】

年越し蕎麦は、昨日の昼ごはんで済ませたつもりだったが、この麺の風貌をみるとこれをもって、それと見たてても不思議感はないね。相変わらずの蕎麦ライクなめんですが、それでもしっかりとラーメンしてます。


ざらつきがナイスでして、スープの浸透を上手に加減してくれます。喉越しが独特なのが、これまたみたかマジックともいうべきで、不思議と病みつきになる。硬めの湯で加減の場合には、これまた独特の抵抗感あるクッシリ感。角ばった切り口も旨そうな演出ぶりですし、麺もまた全く飽きがこない味味わいです。







【具:ここでは一番好きな具材だね〜、ワンタン】

ちゅるりんとした喉越しが、麺とは実にコントラストですね。これだから、シンプルの中に無意識な複雑さがあり、妙に脳みそが混乱するのか。何も考えなくともドハマりな味わいと申せましょう。小豆粒程度の肉餡がまた奥ゆかしさを通り越えて自らの存在を否定しているかのごとき。ああ、ワンタンメンって、音の語呂も滑らかで味わいに直結してますやん。これ好き!







総じまして、素直に感謝を申し述べたいこの一杯であります。アタクシも、この一杯のように、決して派手さはなくとも、この年齢であっても、もっと広く通用するように成長したいし、おごらない人間性でありたい。そんな思いです。なので詠います。



  一年の
  感謝を思う
  麺顔に


  年越し蕎麦に
  見たてしみたか



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

 今年一年、ありがとう!みたかさん!




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