ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン942】 らぁめん 丸 (東京・田町) 油そば

【コレ食ったわけ:もう難民には晩飯難民にはなりたくない一心じゃな・・・・】

  もう・・・先日の晩飯難民状態は、コリゴリですから・・・アタクシは、今日も終電じゃと思えたこの日、移動途中のこの店に突撃したのであります。なんと言いますか・・・とある諸先輩のレビューに心を惹かれたのもありますしね。何となく油そばだけ外してたさかい、この際食うてみたろと思っただけのお話です。

  さてさて、このお店にようやく待ちがない時間帯に訪問できましたわ(笑)。お昼時などは、絶対休憩時間オーバー覚悟で並んでる客行列ぶりなので、この辺りに勤めているラーメン好きな会社員は、仕事大丈夫なんかい!とか人ごとながら心配にもなります。




【タレ:さらり豚骨が醤油とガーリック&温野菜で甘辛く・・・比較的サッパリと食う】  

  油そばだけは、券売機ではなく口頭で伝えるというルール。なので座席すわって注文するまでの間は、「券売機で食券買い忘れたアホなオッサン」と他客から思われても仕方ないのがここのルール。それだけやったらまだええねんけど、ご店主にまで食券購入を促されたわ(笑)。そんなにアタクシは、・・・・「油そばを注文しそうにないオッサン」に見えたんやろか? 混んでるし、つけ麺ばかりの注文だし、少し待つなと覚悟して・・・・12〜3分少々。配膳の瞬間は、食券まるでサラダボール!ボリューム感楽しめるように肉を持ったサラダみたいな風貌だったのが印象的な、油そば


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「香ばしい甘みでグイグイと食わせる・・・・サッパリスタイルな油そばやがな!」


1)旨味:粘度軽めな魚介醤油がさらりと甘く、フライドガーリックの香ばしさがよく合う!

  汁なし系を食いつつ、汁のみのコメントをひねり出すのは、もはやお店側にとっては迷惑行為なのかも(汗)。毒なコメントなら書かないのがレビュアーの心得!なのでそれを敢えて書くというのは、好意的と思っていただいて結構です!このタレ、思いの他粘度が軽めです。そして魚介が軽く薫るところが甘みと脳で感じ取れます。そのバランスがとても良いので、油そばというコテコテな世界にあって、どこかスマートなイメージが残る魚介豚骨醤油ダレです。しかも・・・・フライドガーリックの余韻で、食い手を惑わせます。ニンニクパワーでするすると食わせようとする魂胆がみえみえでえっせ(笑)!

2)塩分:醤油のエッジングのみ淡い塩分

  このタレで塩分を語るのは難しいな・・・・。殆ど塩だと個性を感じるエッジングはなく、黒子に徹した潔さがわかる反面・・・・、旨さの下支えを感じる・・・・。旨味の下支え→基盤→それはプラットフォームと解すると・・・・そこから、味噌、塩、醤油等・・・・いろいろ個別アプリが走るといったところか。中々、筋のよい塩気と全体感だと思いますぜ!


3)香り他:温キャベツの甘い揺らめきがナイスでヘルシー

  この油そばのいいところは、温キャベツやと思います!水分抜けたくたくたのやつもええねんけど、やはり、軽茹でというか、蒸かし系みたいなというか・・・・葉同士が絡み合い分離していないままの状態が、甘みを一番感じるところですよね?その汁が、ほとばしるたびに、タレの味わいへの貢献より、香り立つ甘みの方が好印象なんですよね〜。タレとキャベツ自体も良く合うし!




【麺:王道のつけ麺風!ややウェービーが相変わらずよくタレにからみますな・・・】

  つけ麺のタレの器が比較的小さいのも関係するけど、よくタレをカラメとり、そして汁を吸い込み、あっという間にタレを始末してしまう麺!と思ってたんやけど、今回は程よいタレの染み込み具合が印象的で、またつけ麺とは違った食感が楽しめてよかったわ。


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「あつもりで、喉につっかえ気味になる特徴が、サッパリタレをええ感じで吸い込んどるさかい、程よい抵抗感になっとるやん!」


1)風貌:タレのからみが旨さをそそる・・・ちょいと優しめな剛麺!

  見るからに・・・・加水が少なめな麺密度高めな風貌を覚えるややウェービー麺ですやん。しかも、正方形の大きめな切り口がうにょうにょ〜と延びるところが旨そうですし、すでにタレに絡んで褐色です。なので底から麺をサルベージした瞬間、その地肌が染まった褐色に、旨味を確信いたします。


2)感覚:ハグハグと一気に食いちぎり、ヌチヌチと噛みしめる・・・・

  そして歯ごたえと言えば・・・、多少あつもり感覚が残っているので、前歯の引っかかり、差し込みが固めテンピュール感な押しつぶしでナイス!少し熱を帯びていてハグハグハグ〜ってな感じで食しつづけます。この間・・・・柔らかい香ばしさを感じながら、奥歯方向へと流動させ、いよいよ奥歯で本格的に歯ごたえと風味を楽しむ! モチモチとは違うやや加水低めのヌチヌチした感覚がいいね!剛麺とは違い「しっかりした麺」という感じ方かな。程よい潰し込みを感じる麺でして、まさに質実と感じ入ります。こりゃ・・・・次回は、ひさしぶりにつけ麺だわ!


3)スベリ他:ザラつきとは言わねど程よい抵抗感!

  程よい加水の低さが表面の抵抗感にもつながるようです。それは、外固ではないけれど、カッツリと感じる地肌が、ぬるつきとも、ざらつきともつかない抵抗感をあたえ、タレの旨味をからめとるかのような抵抗感がええんです。




【具:温キャベツがゴロゴロ入ってるだけに、ヘルシーと思えてしまうね】

1)チャーシュー(深味ほぐれ!)

  少々ほぐれが過ぎているが、醤油の味わいと甘めな風合いが深く滲んだ感覚。それに豚の油が相まって・・・・ご飯にあうあう!まさしく、飯何杯でも食える系です。それに、温キャベツと合わせて食うのもナイス。なんとなく、最初に感じたサラダボール感覚で、何となくチャーシューさえヘルシーに見えて来るやん!

2)温キャベツ
  
  麺釜のデボの中で軽く茹でるのでしょうね。そのため、比較的細かいブロック状にならざるを得ないと予測。しかし、そのサイズ感覚が、この逸品というか丼には合っていたなと思います。葉の部分より芯に近く白い部分がめだったけど、噛む程に甘みがあふれてないす!


3)メンマ(ライトボディ)

  ここではやはり、コリコリボディより、クニャクニャボディの方が全体感としてはマッチするよね!八王子ラーメンによく見られる深い味わいタイプもいいが、使い分けの心得的にはいけてる!と思います。


4)フライドガーリック・薬味ネギ

  何気に・・・・フライドガーリックがええ!単なるニンニクおろしではなく、フライド・・・・というのが、甘み高められた感覚と、汁をすってしなしなになった歯ごたえ感覚が全体にマッチして全体整合へと向かうのです。薬味ネギも万能系ネギでこれまた、計算的には合っています。





 総じまして、今回は少し早めの晩飯として、余裕をもって旨いもん食ったという満足感をゲット!と、言いたいが・・・食ったその足でオフィスに向かうのはまた気が思いもんだ(泣)。ビールも飲めなかったし、何となく気が重くなる・・・・。なので、これ以上嫌気が起きる前にとっとと戻ることにしました。なので詠います!


  久方に
  丸に立ち寄り
  油そば


  尖ったストレス
  徐々に丸まる


 お粗末!といことで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。



 

東京都港区芝5丁目30-5 岩永ビル1F


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