ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン874】 ラーメン二郎 赤羽店 (東京・赤羽) 小ラーメン ニンニク抜き・麺カタメ

【きっかけは?:麺友の転勤に際して・・・・・共に思い出の一杯をすするため】

  アタクシの麺ライフに多大な影響を及ぼした麺友「関東らー友(通称)」が、4月に京都へ転勤となります。ま、本社が京都の会社なので、おそらくご自宅のある京都で今後お過ごしになられるかと・・・。長い関東転勤生活お疲れさまでした。ということで、最後に一緒に一杯食うとして何がいい?と伺うと・・・・当然ここと相成り訪問いたしました。奴は、松戸を拠点とした活動をしておりまして、「とみ田」、「兎に角」は常連で先日ご挨拶したそうです。心残りは、これまであった「二郎松戸駅前店」。最近再開しましたが、店主が変わったため、旧店主の作った二郎を食うためです。

  それにしても流石に新規店舗だけあって、綺麗やしまた広いね〜。製麺機も真新しいし、松二郎(ご店主)も松子さんも働きやすそう。店前で修行始めだろうか、スタフさんも1名行列整理で立っておられます。これで松子さんも、調理補助に集中できるというもんやね。それもあってか、関東らー友も松子さんに十分コンタクトを取れたようで、お久しぶりですなどとの会話を楽しんだようす。 さて・・・・・・今回は、週も半ばだしニンニクぶん回すわけにはいかない。なので今回は、「ニンニク抜き・麺カタメ」で軽めにコールを通させていただきました。




【スープ:カネシがサッパリして、穏やかなグルソーの結びつきに親しみを覚えやすい!】

  さて松戸から赤羽に移って・・・・久しぶりにこちらのご店主作成二郎にありつきますが、以前より、笑顔が増えたんじゃない?そんな少し和やかにも思える店内です。客層は若い人多めだけど、サラリーマン比率が高くて個人的な違和感なし!なので寛ぎを覚えながら待つこと8分程度で配膳完了。やっぱり・・・・・ヤサイコールはしとくんだったかなと苦笑。さて・・・・その久しぶりのスープの味わいは?


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「気のせいか・・・・・前よりカネシが伸びやかやん!そいでもって・・・飲みやすいやん!」


1)甘味(旨味):松戸時代より豚骨がスマートに思える微乳化系

  ニンニク抜きとしたものの、スープの旨味が全体的にスマートになった感じがするのがファーストインプレッションです。微乳化な風貌は以前の、松戸駅前店の感覚と同一と思うのですが、豚骨の感じ方がマイルドかと・・・。食べやすい二郎というイメージがあったものの、そのハードルは更に低くなっている「普通にうまいやん!」的な感動がありますねん。豚骨の煮出し方にいちいち、引っ越したからと言って変動はないと思うのだけど、店が変わり、ニンニクも投入しないと、こうも豚骨脂の感じ方が違うかと・・・・・人間の不確実性を強く感じます。


2)塩気:グルタミン酸ソーダの結びつき淡く 、カネシが生きる

  マイルド&スマートと感じ取った一因は・・・・、あまりグルタミン酸ソーダと結びついた塩気が、「ジョッパイ」と思わせるパワフルな余韻が無かったということでしょうか。バリバリのアミノ酸的な塩気主体の旨味成分というより、じんわり化調系な落ち着き感すらありますがな・・・。 その為、見返りとして「カネシの特徴」がやや広がっているかと・・・・。今回に至っては、松戸ではいつもしていたカラメコールをせずに良かったなと感じます。麺と具の固形物を平らげたあとのスープの色合いが、これほどにもカネシブラウンだったのは・・・あまり記憶になものでして。カネシの美味さが生きる直系という理解をしています。


3)風味(香り):ニンニク排除で感じる茹でヤサイの熱気

  二郎で風味を語ることはあまりないと思うのですが、特にニンニクもないため、とくにイメージはなし・・・・。強いて言えば、配膳と同時に、麺の熱気で蒸せたヤサイ達が、青みと水気の入り交じったような香りを感じたかも?? 出汁とか脂とか・・・本当はそちらがメインなのだろうが、二郎フレーバーに心酔してる段になって、それ以外の特徴ある香りを感じ取るのは難しいな・・・。




【麺:平打ち極縮れなど直系イメージなスペックを存分に楽しもう!】

 たまたま座った席が、麺箱のまん前だったから、茹でる前の姿を見てたんだよね・・・・。あの風貌を見ているうちに「カタメ」にしたろと思えたのですわ今回は。さてその印象は・・・、


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「カタメにして・・・本性を現す、二郎直系のワシワシ〜なあらぶる感覚がナイス!」


1)風貌:直系イメージの太縮れであらぶるお姿がナイス!

  総本山が慶応の近くにあって「あらぶる」という表現は適切ではないかな・・・。アタクシ勝手に直系イメージと申しておりますが、アタクシの二郎デビューが、いまの赤羽店主が松戸駅前店時代の一杯でしたから、久しぶりにお目にかかりそれと感じるのは当たり前のことかもしれません。では、何を直系だとアタクシ自身が刷り込まれたかというと、平打ちでハッキリと縮れであること、色合いが灰褐色であり茹で上りで黄色みを帯びること、曲線がハンドメイドを荒くしたデロデロ感であること、そして・・・・・或る程度の歯ごたえがあること。これらが、すべて合いまったときに、「ワシワシ」感と表現させていただいてます。今回は、この店での前例の通り、麺固めでお願いいたしました故、これらの要素がばっちりと合ったということでしょう。見事な平打ちの麺は、自家製麺の跡か縦に筋が弱く入っており、それがまた縮れの見映えを強調しているかのよう。それにエッジがビロビロでして波打っており、それはまた捩れ捩れてクネクネです。


2)感覚:カタメ・チューニングで生きる 「ワシワシ感」を演出する歯ごたえ

  こちらの良いところは、コールを落ち着いてできるということでしょうか。松戸から赤羽に移ってから何とお呼びしてよいか・・・今でも迷う「松子」さんが、近いところまで寄って来てくれて、割と丁寧に伝えるタイミングを与えてくれます。なので、食券置いて「かため」と伝えるが伝わったか心配・・・・という小心者の心配は無用です。また、その日の体調・好み等により「どんなチューニングにするかな・・・」という考える時間が、座席に座っても麺についてはあるわけね・・・・。

  後で聞いたけど、関東のらー友もこの日はかためだったらしい。「かための注文が続くわね・・・」と店主ご夫婦での会話も耳に入ります。さて久しぶりのその感触は、やはりナイスですね〜(笑)。前歯の引っかかりはつるんとしてますが、その後の歯で潰しにかかる作業は「グニリィ〜!」とくるものでして、グミとはまた加圧ベクトルが違うものを感じます。奥歯ですり潰す際に、圧力をかけるにエスカレートする反発はゆるくやや横ズレするようなニュアンス。そして圧力の限界点でグチ!と千切れる・・・・・・。


3)スベリ:縮れた麺の形状がそのままスライドするような・・・、ここも「ワシワシ感」のポイント?

  固めの茹で上げによる強いめのコシが、すすり上げるたびに、そこそこ暴れるようにスベるのが、食していて面白いのです。この面白さとクチに含めてからの咀嚼の歯応えで、総合して「ワシワシ感」というような感覚でおります。スベリの段階で言うと、ここではある程度縮れの形状がそのままスライドするような・・・・スベリ感覚と申しましょうか・・・。コールを普通にはしとりますものの、アブラを十分にカラメ取った地肌がなかなか、ザラツキながらも滑ると言えましょう。 勢いあまってすすると、辺りに汁を撒き散らすけど、どうせ後から付近で自分で掃除するわけやし、また同じジロリアン同士なら横で汁飛び散らしながら食していても理解してくれると思うしね(笑)。


  



【具:豚が旨くて柔らかいと・・・心が弾む!二郎直系人気店には欠かせないポイントです】

1)豚:こんなに旨かった!?ほぐれる感覚!

  二切れというか、2ブロック。この豚については、実に「前より旨いやんけ!」というツッコミをいれたくなりました。実にアブラの少ないロース部分の塊でして、すでに一部に「ほぐれ」が発生しております。なんとなく、スカスカした肉質に、二郎独特のスープが滲んで・・・・染み入るアブラが塩気を含みまた旨し! スープアブラ×肉アブラの構成も捨てがたいけど、スープアブラ×肉繊維の構成も、なかなかですな〜。


2)ヤサイ:松戸時代を彷彿とする

  ヤサイについては、「あ!こんなんやったわ!」と思わずニヤケてしまう。多少クタっている部分が多少の懐かしさを思い起こさせます。アタクシの知っている松戸時代のヤサイは、もう少しヒゲ根っこのついたモヤシが多い印象なのですが、今回のは比較的キャベツも多く、甘みをもって余裕をもって麺と絡めてしょくすることができたと思います。




 総じまして、久しぶりの個人的な二郎の原点・・・・「旧松戸駅前店の味」を、麺友と体験できて良い送り出しができたのでは?と思っとります。店を出て二人して顔を見合わせ、「やっぱり旨かった」とニヤニヤしながら、まだ時間も早かったため・・・・・・またカラオケへ(だって、腹いっぱいだけど、騒いで飲みたいモン)。ちゃんと記憶が飛ぶことなく、その後大人しく帰路につきました。 さて、カラオケ屋の中では、松子さんの久しぶりの厨房姿を見れて良かったという話をぶりかえします。 しばらくご不在だった理由は知りませんが、 とにかくお元気そうでなによりということ。なので詠います!



   赤羽で
   元気で安心
   松子さん


   新たな店内
   笑み若返り?


お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。






 



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