【アタクシにとっての用心棒と食う】
アタクシにとっての用心棒・・・・「関東らー友」氏と約1ケ月ぶりに一緒に出撃いたしました。 氏も異動に備えた仕事の後始末やら、引き継ぎやら、それになにやら資格の試験などもあったようで、ここんところ本当にお疲れ様のようです。なので、カラオケ接待でもしてあげようとの計画をしまして、その前の気合入れで、用心棒! お向かいの行列を尻目に、サクッと入店すると、先客1名のみでした。しかし、そこからゾクゾクと入店してきて一気に満席です。アタクシ達って福の神?
それにしても、本当に失礼に誤解してた。 お向かいの行列くずれで用心棒訪問というパターンが多いと思っていたのですが、用心棒ファンというコアなお客にも多数支えられてるのね! 二郎ではあまり見かけない「ニンニクぬき」コールが、半分以上の方がされてます。これがお昼だったらそう感じないのですが〜。 などと客層の分析をするのは職業病というやつですかね。 頭の中の流れで、用心棒ファンのプロファイリングでもしてみっか!と思いかけたところに・・・・配膳が完了です。早っ!まだ奴とあんまりしゃべってないやんけ・・・。
【こってりド乳化なインスパイアですがな】
「はい、4番さん、ノーマルお待たせしました!」と配膳されたそれは、スープが丁度伺い知れんほどの野菜量。 適当にヤサイをやっつけてからのスープ実食です。そして味見♪その印象は・・・・、
「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「乳化タイプなのは明白なんやけど、乳化の加減が、突き抜けとるがな・・・・」
1)乳化タイプを通り越して「味噌汁」級ド乳化でんがな!
まず、レンゲですくった見た瞬間に、「これは、乳化を通り越した・・・・ド乳化!」と、脳裏にビットが立ちますな。 いやはや、コッテリ度合いの気合は十二分に感じられるのですが、ラードの層など微塵も感じられず、脂分が完全にスープ内に撹拌され、化学合成物と100%結びついているのか! まさに・・・・・見た目は、「味噌汁」級の乳化と申しておきましょう。 そう言えば・・・・、思い出したが、本号でも、奴(関東らー友)と一緒に食ったはず。 用心棒本号での奴の苦悩ぶりが、つい昨日のよう・・・・。
2)カエシと調味料的塩味の結びつきが・・・・ええやん!
何というかですな〜・・・・、二郎とはまた違った塩味やなという感覚ですね。 二郎チックな「ジョッパい」塩さとは違い、また・・・がんこ一条流のような「シャープ」な塩ともまた違うっちゅ〜か・・・。 アタクシの稚拙な脳味噌から絞りだしますと・・・・・出汁が濃いときの塩辛さとでも申しましょうか・・・。 いくらかの醤油塩分と化学の旨味成分、それらと塩化ナトリウムが結び付いたのか、「出汁」感がただよう塩さ・・・。それが乳化の加減で角がまるく感じられる塩味!(・・・・もはや自己破堤、自分で何を言っているのかわからん)。
3)そやけど・・・濃過ぎへんのがやるん!
そうそう、後で喉が渇くでぇ〜と前フリある余韻でもないのですよね・・・・。どちらかというと、本号よりもマイルドに感じられたかもという濃度さでおます。豚骨の成分だけの生成トロみ加減。それを、ニンニク利かせて辛さギアチェンジを一段うえにかまし、そしてフルスロットルのごとく、喉をゴキュゴキュいわせながら、ひと飲み、ふた飲みと味わいますと・・・・・誠に悦に入りますな。
※味のまとめ:コッテリタイプの乳化系豚骨醤油スープ!なれどしつこくないところがまたマイルド感たっぷり!
【クッシリとしたコシ、重みを感じる食べ応え】
一方の麺もまた、質実さを感じる中にもワイルド感もありますね〜。ヤサイの重たい布団のしたから引きずりだして、お姿と、味わいなどを堪能します。それは、こんな感じかな・・・・、
「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「またまた・・・・お向かいとは、極端に違う麺でんな! どっちも好きやけど!」
1)お向かいにある二郎よりも・・・ワシワシ麺
たまたま(笑)、お向かいの二郎と比較してしまうのですが、わりとカッツリとした麺でして、太麺で縮れタイプ。 浅草開花楼の面箱が厨房の中にまるだしです。いかにも開花楼って感じ方もしますね〜。縮れとヨジレも強めなアレンジをしているようでして、二郎でよく見られる「デロ〜」とした見映えとは少し違う凛とした感じもあります。 なので、いわゆる「ワシワシと感じながらやっつける」気分が、この麺なら良く味わえるのではないかなと思います。
2)麺の密度がなかなかなのであります
固さ・・・・いわゆるコシも、適当に感じられます。 多加水系のモチモチ感はなく、中加水ならではの粉感感じないていどの、クニリとした中心部をわずかにのこす感覚です。食べている後半には、完全に芯が無くなるていどの存在です。なので、潰し込みがきついな〜とまでの感覚はないものの、二郎の麺に比べると、適度に密度感を感じるといったところでしょうか・・・。なかなか全体的にも食べ応えありましたよ〜。
3)意外に木目が細かい地肌感?適度に滑りますが・・・
その密度に比例するかのように、その地肌も、二郎j本流に比べるとなめらかな感じもいたしまして、インスパイアの中でも「木目が細かい」とちょっぴり感じるのですが・・・。ヌメるという感覚はあまりなくて、つるっと塊がまるごと滑り落ちていくような喉越しが、たまらんのですが!
※麺のまとめ:開花楼らしい、縮れ太麺が印象的! インスパイアの中では質実さが伺える一方、その縮れもワイルド!
【デフォルトでヤサイが多いのでちょうどええねん!】
前述したように・・・・ヤサイコールしなくても、なかなかのヤサイ量で、アタクシのレベルにとっては大満足
1)豚
どこの肉だかいつも分からんのですが、アバラ肉を縛ったよく見かけるタイプ。インスパイアならではの、2センチ程度の厚みを感じるやつです。肉も温度を考えて調理されておられまして、提供前には、麺の茹でがまのそばで配膳まえまで網で温めているのを確認いたしました。 柔らかさも絶品ですし、醤油の感じがあまりしない、旨しな豚でございました。
2)ヤサイ
ほとんど・・・モヤシの印象しかないのですがね(笑)。キャベツともやしを、別に茹でているのか??不明。 アタクシとしては、このくらいの山盛りが美味しく食せる限界でして、好印象です。されど、もやしのシャキシャキ感がやや少なく、またそれがインスパイアならゆるせるところなのですが・・・。(結構もやしをこぼしてしまったが・・・)
※具のまとめ:ヤサイ(もやし)のデフォルト量が非常にナイス! 多くもなく、少なくもなく、丁度よい山盛り〜♪
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総じまして、千里眼といい、用心棒といい・・・・3文字縛りのインスパイアって、旨いやんと単純に思っただけの話です。あ!また思い出しましたが・・・・・千里眼も奴(関東らー友)と一緒に突撃したのでした。 やはり、インスパイア好きと一緒に食うとそのあとの話も弾むし格別やね〜。 あ!またまた思い出した!! 豚喜もやつに引っ張られて一緒に突撃したのやったわ・・。(3文字縛り・・・関係ないやん)。 思えば、奴と食うと胃袋がいつもはち切れそうだったな。
・・・・などという思い出と寂しさを、昇華させるために神田のカラオケ屋に二人で向かうのでありました。なので詠います(歌う?)。
相棒は
困ったときにの
用心棒
食の知識で
鬼に金棒