ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン831】 ラーメン二郎 めじろ台法政大学前店 (東京・めじろ台) ラーメン 小・ニンニク

TOEICの試験が終わったら・・・ジロリアンになってた!】

 年齢がいってから英語の勉強は辛いのであります。別に海外に行くわけでもないのですが・・・社命なのです。アタクシは、確かにラーメン変態でして、ラーメンになら責められてもいいというド変態なのですが(うそです)、それ以前に社畜なのであります(ほんとです)。なのでTOEIC試験が終わった瞬間、社畜な部分が一気に消え去る・・・・と同時に、そこに残るのはラーメンド変態しか残らない! なので気がついたら似非ジロリアンに変貌してしまいました! ええい!この際、思いつくなかで、一番ハードルの高い二郎に行ってやる! ・・・・と意気込んで、こちら「めじろ台法政大学前店」に出没してしまいました。



【そこは・・・ジロリアンの巣窟だった・・・・】

 予定より早く着き過ぎて開店20分前に到着してもうたがな・・・・。やれやれ山間のバス停だから店前で一人シャッターを気取るか・・・・と思っていたら・・・・・店前の暗闇にうごめく人影の集団! さすが大学前(ホンマの前は山やけど)!体育会系?の方が集団で訪れてますがな・・・。ヒヤヒヤしながら順番を数えると14番目。スマホでこの店の座席数をしらべるとちょうど14席。あっぶねーw!行列に連結したときは、まだ薄暗かった。食って店をでるとそこはもう真っ暗だった・・・。本当に山の夕べはすぐにやってくるのですな・・・。



【これまた・・・・シャープなカネシのエッジングにしびれてしもうたがな!旨し!】

 5名づつ制作に入る体制らしく、正確には、開店からロット3周目のぎりぎりやったわけやね。座席についてからも結構待たされたけど、どうも麺の茹で上げが他の店よりも時間かかっている感じがしますな・・・・(でも期待を高めるのでOKやけど)。みんな学生さんばっかりやったけど・・・、コールはそれぞれ特徴あれど、皆さん全員「マシマシ」を複数回述べておられます(驚)。そして出て来たのをみると・・・・アタクシ的には戦意喪失するマウンテン状態。なので、コールは「ニンニクのみ」とさせていただきました。そんな一杯が添付の写真!もう食うしかあるまいて・・・。感想はというと・・・・


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「カネシがキツくて癖があるのかと思っていたら・・・・予想外に二郎なりにスマートやん!」


1)微乳化タイプでカネシでスパッとした塩味
  最初にレンゲですくった瞬間に感じますのは、カネシ感の強さって奴でしょうか。あ、こいつ塩だけやない複雑な塩分エッジを効かせてくれるやっちゃなと期待が高ぶりますがな!そして定番の濁りを確かめると・・・・なかなか乳化の加減がうっすらなライト感覚!微乳化っぽいシルエットを感じさせまする・・・。味わいも予測通りの感覚!個人的には、これなら「カラメ」コールはしなくても十分かなとおも思えるカネシ強い塩分がナイス!それにジョッパさというか、ニンニクのスパーっとしたボディもにじみ出ています。これは、麺とのからみも楽しみになってきますがな・・・。

2)少しアブラ感覚が控えめながらスマート
  表面の層にラード感覚もそれほどない。・・・・というか寸胴からアブラを取り出して、平ザルでこそげ落としたようなアブラダマの浮遊が、ほんの少し気持ち少ないかな・・・・という感覚もありますな。ライト系とまでは行かないので、二郎的なスマートさと呼ばせていただきましょう。適度な豚コクが逆にカネシのニュアンスも助長して伸びやかとすら覚えるその風合い!こってりでない。ライトでもない。その中間のスマート系という曖昧さが良いのだよなぁ〜。

3) 最後は野菜の汁が加わり、ちょうど良いゴクゴク感!
  さて、アタクシの場合、いつも最後に残るのはヤサイなのですが、今回は一味を後半少しかけて順調に頂きました。この際に、ヤサイの汁というか、茹で汁と旨味がスープに数無からず影響を与えるわけです。なので最後のスープは、食べ始め当初のイメージとは随分とちがった感じになります。アブラマシマシなど絶対にしないアタクシなので、今日のスープは丁度ゴクゴクと飲み干せるほどの濃さ!そのまま、完飲させていただきましたわ・・・・(体が心配やが)。

 ※味のまとめ:カネシ先行のきつめの塩気なれど、スマートな印象!アブラの影響も適度でいろんな味わいが伸びやかとすら思えた!




【THE ワシワシMEN!】

 こちらも・・・品川と同じかそれ以上なコシつきを感じましたぜ!なぜだか・・・・つけ麺に期待をよせる出来具合!

「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「 これまでの二郎の中でワイルドでない質実なコシ強さを感じるな・・・・」

1)茹でる前も後も見るからにワシワシ!
  開店直後からご店主が厨房中央で、せっせとこれから茹で上げようとする麺の軽量をせっせとされておられます。その動作と麺の風貌がどうしても待ち時間に目に入ってしまうわけで・・・。その麺の風貌は、茹でる前から「剛麺!」と想像させるに十分でありました。そして、茹で上げデフォルトの麺が目の前に出て来るわけでして・・・・思い切ってすすり上げて、カミカミしようもんなら・・・・・もうそこは、絵に描いたような「ワシワシ」した食べ方になってしまいます。加水は思いのほか少なめのようでして、粉のざらつき感が一切ないのに小麦の感じすら覚えるそのコシつきでございますわ!

2)期待通りのカッツリした歯ごたえがたまらん!
  つまり、その麺のコシつきが、カッツリしているといえばそれまでなのだけど、太さとウネリと縮れなど、それぞれもがイメージと期待にマッチングしている!と思うのよね・・・・。太麺の縮れ具合が元々強く、捩れとウネリが縦横に感じるところが、「カッツリ」した歯ごたえに、プラスアルファな感覚を与えているような感覚になる・・・・。まっすぐな麺でこの歯ごたえだけだったら、こんなに感動しないと思う。

3)ざらついた表面がふやけて滑る!
  表面をよく眺めると、ゴツゴツしていたり、ザラザラしているような突起も見受けられます。されど、茹で上げ絶妙な上に、スープをまとったその感覚は、心地よいスベリを感じます。そんなキレイそうな表現をしてしまうと二郎でなくなってしまうのだけど、とにかく、ふやけていようが適度に滑る楽しさよ!と言いたいだけの話。

 ※麺のまとめ:加水の程度だけでなく、風貌や表面の具合など・・・総合的に一番「ワシワシ!」と感じてしまいましたがな・・・。風味もよく旨し!




【豚の出来具合で・・・・二郎の中の評価が大きく変わる気がするこのごろ】

 端的にいうと・・・・ここも・・・旨かった!やはり、二郎の高ランク店は、豚に外れなしですな・・・・。

1)豚
  二郎系で豚を外すと成立しない。と思えるほど、どこを食っても旨いので・・・レビューに苦しむのでありますが、実は・・・・この豚も、最高に旨かった・・・。ロース系の繊維質あるブロック肉をとても厚くスライスしているのに、さくっと歯が入り筋肉繊維にそってほぐれていく感覚・・・。味付けは、スープよりもカエシが淡目。若干アブラ抜けしているところを、微妙なカネシで締めている感覚がええね!二切れ+アルファはいってました!

2)ヤサイ
  写真以上に見た目はたくさんあります。こちらは、ヤサイマシとヤサイマシマシの区別はあまり感じられなかったが、ヤサイとヤサイマシの差は如実にあった気が致します・・・・。カウンター席が14個あり、そのうち、「ヤサイマシマシ」コールは9割程度!写真はモヤシ主体で映っていますが、キャベツも結構多くて舌に隠れております。ニンニクと一緒にね〜。茹で上げ加減もよろしいでしょう!キャベツの根に近い部位なんか・・・・蒸し野菜かと思う出来具合でしたよ〜♪

 ※具のおさらい:二郎の最高に旨い豚を食って・・・値段との兼ね合いを考えると、他でチャーシュー追加をしたくなるなる・・。それほど、一度ハマると抜けられない旨さ!!!!




 総じまして、写真の見かけ以上にたくさんに感じられる一杯を、周りの若者のたちの旺盛な食欲に触発されて、一気に食ってしまっただけのお話。いやーーーー、若い人の食いっぷりってのは見ていて気持ちよいね!アタクシにもそういう時代があったのだが・・・・。でも、年を重ねても、たまにはこういう系統をガッツリを食えるジジイに成りたい!しかし、いつまでも健康は大切である。そういう葛藤があってこそ、たまに食うと罪を犯したの如くただ落ちてゆくことへの快感を覚えてしまう・・・・。その行き着く先が「旨い!」というただ一言のみ。思うに・・・二郎にハマる人はみなドMである!うそうそ!!!

 とにかく若さに嫉妬しても仕方が無いので詠います!


   旺盛な
   若い胃袋
   満たすとて


   思い刻めよ
   め二郎の味

 (学生さんたち!今の食の感動を忘れんなよ!)

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。




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